古都

川端 康成
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あらすじ・内容紹介

2022年

京都の呉服問屋の娘である千重子は、幼馴染の大学生、真一と平安神宮へ花見に出かける。夕暮れ時、彼女はある秘密を明かすが、真一は本気にしなかった。やがて夏の祇園祭の夜、千重子は自分とそっくりな娘と出会う。あなたは、いったい誰?運命の歯車が回り始めた...。京都の伝統ある行事や街並み、移ろう季節を背景に、日本人の魂の底に潜む原風景を流麗に描く。ノーベル文学賞対象作品。

この本を推薦している人 (1人)

宇賀 なつみ

「全然毛色が変わりますね。多分中学高校生ぐらいで読んだんですかね。川端康成とかいわゆる文豪と言われる人、教科書にも出てくるような人の作品って難しそうっていうか堅苦しいっていうか、なんか読みたくないなってむしろ思っていたんですけど、これきっかけで本当に食わず嫌いしなくなりました。当時まだ私京都って中学の修学旅行で1回行ったぐらいだと思うんですよ。ほとんど馴染みはなくて、でもやっぱり憧れはあって、これを読むと物理的な場所、距離も超えられるし時代も超えられるんだなっていう、自分が知らない世界に入っていけるんだっていう感覚をすごく覚えた。」

– 出典: 本曜日 #003 東京宇賀なつみ書店(04:28〜)