「著者のアンデシュ・ハンセンはスウェーデンの精神科医。スウェーデンというのは精神医療大国で、今この十何年で先進国にかかる人が劇的に増えてる、2倍以上に増えてる。国民の9人に1人が抗うつ剤の治療を受けてる——かなりの異常事態。 本のタイトルからすると『またスマホのせいにするんだろう』と思っちゃうんですけど、割と決めつけてない。世界中で大規模な社会実験が行われていて、そのデータがどんどん出てきている。3つにまとめると:(1) スマホはドラッグである、依存性があり鬱・不安・能力低下・睡眠障害を引き起こす。(2) IT企業はそれを利用している、自分達の子供からスマホを遠ざけている人もいる、現代の人間が持っている最後の資産である『時間と集中』を奪おうとしている。(3) SNSは承認欲求ではなく『生存本能』だ——食欲や睡眠欲よりも一段深いところにあるので、食事や睡眠を削ってのめり込むのは当たり前、理性ではコントロールできない。 これに対するホリエモンの反論が『スマホに対応したニュータイプになればいいだけ』だっていうので、これは個人の問題で使いこなせば問題なし、というのもよく言ってるやつ。」
– 出典: YouTube『岡田斗司夫ゼミ』スマホ脳 解説(24:40〜)