「ハインライン作の軍事SF。物語の最初の部分に主人公がもうすぐ高校卒業する、その中で『道徳哲学』の時間というのがある——これは『宇宙の戦士』以来の造語。最後の授業で学生たちが自由に質問する中、ある女性徒から『暴力は何も解決しないと母から言われましたって』と言われる。これに対して道徳哲学のデュボワ先生(元軍人)は『暴力は歴史上最も多くのことに決着をつけてきた』と語る。解決するとは言ってない、決着というのが暴力によって歴史上最も多くのことを決着つけてきた。これに反対するのは最悪の希望的観測に過ぎない、この事実から目を背けようとする民族種族はその命と自由という高い代償を支払わされる。 僕がこの小説を初めて読んだのが高校生ぐらいで、ちょうどその主人公と同じくらいの年齢だったんですけれどもすごいショックだった。暴力でしか解決しないとは言ってない、暴力によって歴史上だいたいのことは決着がついてきた、このことから目を背けるな。話し合いでも金でも合理的な解決でも『解決』はない、決着があるだけ。 訓練でズイム軍曹(黒人の鬼軍曹)と兵隊ヘンドリックスのやりとり。『なんで戦闘訓練するんですか、相手が水爆を持ってたらしょうがないじゃないですか』に対して、ズイムは『なぜ戦うのか、誰と戦うのかを決めるのは政治家、どのように戦うのかを決めるのは将軍。俺たち兵隊は「イエッサー」
– 出典: YouTube『岡田斗司夫ゼミ』宇宙の戦士 解説(00:00〜)