ドクター・スリープ

スティーヴン・キング(白石朗 訳)
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あらすじ・内容紹介

2015年

冬季閉鎖中のリゾートホテルの管理人一家を、ホテルに巣食う悪霊たちが襲う。その恐怖と惨劇をおそるべき筆力で描ききった20世紀史に残るホラーの金字塔『シャイニング』。あれから36年、巨匠キングは「その後の物語」を書く。超能力“かがやき”を持つ少年ダニーは、どんな人生を歩んだのか?そして大人になった彼を、宿命は新たなる惨劇へと導くのだ。迫る邪悪と、彼と似た能力を持つ少女の誕生―誰も予想しなかった名作の続編が幕を開ける!

この本を推薦している人 (1人)

岡田 斗司夫

「シャイニングの続編。シャイニング、みんな読んでないでしょ。映画を見た人はすごく多いんだけど、原作読んだ人がほとんどいないんですよ。キャリーも同じ、スタンドバイミーも、グリーンマイルも、遠雷の空に——スティーヴン・キングって本当に才能で、こんなに映画で多いのに案外読まれてない。なんでこの人もっと読まれないのかな? キング小説には必ず『善と悪』という概念が出てくる。最後に必ず善は勝つけど、勝つときには代償を要求する——最も大事なものが犠牲になる、何かを失わなければいけない。これは日本人に不得意な概念。日本のホラーは呪怨もリングも善悪の戦いじゃなくて、貞子は『可哀想だから恨みの世界に閉じ込められた』、お岩さんも『そんな目にあったから』と同情する余地。日本では『神』はキリスト教の神じゃなくて『祟り神』。豊作も不作も、お稲荷さんも狐の妖怪も全部『神』として祀る。 キングはキリスト教的世界観で書く。シャイニングの続編であるドクター・スリープは、子供時代に父親に追いかけられた男の子・ダニーが中年男になった話。すごいドキドキドキドキする話を作ってる。」

– 出典: YouTube『岡田斗司夫ゼミ』ドクター・スリープ 解説(00:00〜)