我が闘争

堀江 貴文
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あらすじ・内容紹介

2015年

目の前のままならないこと、納得できないこと、許せないことと闘い続けてきた著者が、自分の半生を正直に語りつくす。早すぎる自叙伝。

この本を推薦している人 (1人)

岡田 斗司夫

「あらゆる自伝には共通するパターンがあって、まず幼少期、2つ目満たされない何か、きっかけ、チャレンジ、挫折、新たなる希望——episode 6みたいな感じであなた向きも書いて、それで終わるってこれが1セットになっている。ホリエモンのこの本で言うと、幼少期は親の仲が悪い、満たされない何かは九州の片田舎に住んでいて頭だけが良かった、東京旅行で両親が地下鉄に乗れずに山手線でぐるぐる回って『なんで地下鉄も乗れないんだ』と思ったエピソードが前半のクライマックス。 結局これはホリエモンというのは、貧乏とかが辛いんじゃなくて『大人に思い通りにされるのが嫌』なんですよ。そして大人の思い通りにされないように踏ん張ってきた結果、逮捕されてしまって、ライブドア事件で刑務所に放り込まれて自由を2年間奪われるってクライマックス、というふうにできてる。自由を奪われたことがトラウマのコアなのでもう、東京に行けば自由になる、金を持てば自由になる、いろんな企業を買収すればやりたいことが増えていくって話だったはずだったんだ。 後半は『あの時本当はどうだったのか』の話。なんで球団買収したのか、なんでライブドア事件は起こったのか、なんで国会議員なろうと思ったのか。すごい具体的で面白い。 ホリエモンは死ぬことをすごい怖がる。小学校の頃『人間はいつか死ぬ、俺もいつか死ぬんだ』って何日も何日も悩んで、今もいまだに年に何回か怖くて怖くてしょうがなくなる。でも怖くなかった時が大学の留年〜会社立ち上げの2年間だけ。だから『俺は忙しいということが命の薬になる、目の前のことに集中する』というのが彼にとって恐怖から逃げる方法。生きるか死ぬかという切羽詰まった世界に生きてるから『わが闘争』というタイトル。彼にとって人生はずっと戦いであって、戦い続けないと死んじゃう、死ぬ恐怖に自分が負けてしまうから。 この世界にホリエモンは必要なのか——いた方が世界が面白いと俺は思う。自伝を読んで、自分はこの世界に必要だろうかと感じてしまうのが切ない。」

– 出典: YouTube『岡田斗司夫ゼミ』我が闘争 解説(00:00〜)