三びきのやぎのがらがらどん
マーシャ・ブラウンによる1957年発表の絵本。瀬田貞二による日本語版。
「幼稚園では…横に細長い絵本が家にいっぱいあって、それが好きだったことを覚えています。覚えているのは『はじめてのおつかい』、『しょうぼうじどうしゃじぷた』…『ぐりとぐら』…『ねないこだれだ』『三びきのやぎのがらがらどん』。」
– 出典: WEB本の雑誌「作家の読書道」第219回 今村翔吾インタビュー(2020年7月)1984年京都府生まれ。元ダンス講師。2017年『火喰鳥 羽州ぼろ鳶組』でデビュー。2018年『童の神』で第10回角川春樹小説賞を受賞、第160回直木賞候補に。2020年『八本目の槍』で第41回吉川英治文学新人賞、2022年『塞王の楯』で第166回直木賞を受賞。代表作に『くらまし屋稼業』『じんかん』など。新たな時代小説の旗手として注目される。
マーシャ・ブラウンによる1957年発表の絵本。瀬田貞二による日本語版。
「幼稚園では…横に細長い絵本が家にいっぱいあって、それが好きだったことを覚えています。覚えているのは『はじめてのおつかい』、『しょうぼうじどうしゃじぷた』…『ぐりとぐら』…『ねないこだれだ』『三びきのやぎのがらがらどん』。」
– 出典: WEB本の雑誌「作家の読書道」第219回 今村翔吾インタビュー(2020年7月)せなけいこによる1969年発表のロングセラー絵本。
「せなけいこ先生の『ねないこだれだ』とか、福音館書店の絵本は印象に残っています。」
– 出典: WEB本の雑誌「作家の読書道」第219回 今村翔吾インタビュー(2020年7月)池波正太郎による1974〜1982年連載の歴史長編。真田一族の戦国末期を描く。
「池波正太郎さんやったら、時代小説にあまり読んだことない人に薦めるなら長くないほうがいいのかもしれないけれど、やっぱり一番好きだし思い出深いのは『真田太平記』になんのかなあ。」
– 出典: WEB本の雑誌「作家の読書道」第219回 今村翔吾インタビュー(2020年7月)池波正太郎によるエッセイ集。男としてのたしなみ・所作を語った名著。
「池波先生没後10年特集とかでも「むしろそれまで書いちゃいけないと思う」みたいなことが先生の言葉として書かれてあって、僕は池波先生の言うことを守ってきていますから「なるほど40歳、50歳にならない俺は書いちゃあかんねんな」って思っていました。」
– 出典: WEB本の雑誌「作家の読書道」第219回 今村翔吾インタビュー(2020年7月)池波正太郎による1971年発表の歴史人物論。
「中学生の頃に、ほとんどの先生がもうお亡くなりになっていると気づいて「ああ、『鬼平犯科帳』の続きがもう出ない」「未完なのか」となって、無謀にも「まあ、自分が続き書きゃあいいか」というか「書いてみたいな」と思ったんでしょうね。」
– 出典: WEB本の雑誌「作家の読書道」第219回 今村翔吾インタビュー(2020年7月)司馬遼太郎による1962〜1964年連載の歴史長編。新選組副長・土方歳三の生涯。
「司馬遼太郎さんやったら、これもやっぱり『燃えよ剣』。ちょうど映画にもなるしね。『風の武士』も好きやけどな。」
– 出典: WEB本の雑誌「作家の読書道」第219回 今村翔吾インタビュー(2020年7月)司馬遼太郎による1961年連載開始の歴史長編。
「司馬遼太郎さんやったら、これもやっぱり『燃えよ剣』。ちょうど映画にもなるしね。『風の武士』も好きやけどな。」
– 出典: WEB本の雑誌「作家の読書道」第219回 今村翔吾インタビュー(2020年7月)司馬遼太郎による1968年発表の歴史長編。土佐の戦国大名・長宗我部元親の生涯。
「図鑑的なものを読んでいたら詳しくなって予備知識ができました。たとえば司馬先生の『夏草の賦』を読んで「長曾我部元親書いてんねや」って思ったらその関連の図鑑的なものを読んで、また小説に戻って、その往復。資料的なものと小説的なものと往復して僕の歴史の知識は培われていきました。」
– 出典: WEB本の雑誌「作家の読書道」第219回 今村翔吾インタビュー(2020年7月)海音寺潮五郎による戦国末期の武将列伝。
「海音寺潮五郎さんは難しいな。短篇集でもどれが表題作になってどう編まれているかで違うからなあ。あ、資料的な部分と小説的な部分の中間みたいな、列伝ものがいいかもしれん。『悪人列伝』とか『武将列伝』とか。歴史をそういうくくりで学んでいくにはいいんじゃないかな。」
– 出典: WEB本の雑誌「作家の読書道」第219回 今村翔吾インタビュー(2020年7月)山本周五郎による1954〜1958年連載の歴史長編。仙台藩のお家騒動「伊達騒動」を描く。
「山本周五郎さんはやっぱ、メジャーやけど『樅の木は残った』でしょう。あれ読んどきゃいい。ただ、短篇集でも、女の人が読んで楽しめるような、強い女の人が出てくるのが多いからお薦めです。」
– 出典: WEB本の雑誌「作家の読書道」第219回 今村翔吾インタビュー(2020年7月)藤沢周平による1988年発表の市井剣客短篇集。山田洋次監督が映画化した名作。
「藤沢先生の『たそがれ清兵衛』とか『武士の一分』の原作の「盲目剣谺返し」(『隠し剣秋風抄』収録)とか、山田洋次監督が映像化しているものは、入り口として結構入りやすいと思ってます。というのも、藤沢先生の本は、ものによっては江戸時代の知識がないと分かりづらいものもあるから。」
– 出典: WEB本の雑誌「作家の読書道」第219回 今村翔吾インタビュー(2020年7月)藤沢周平による隠し剣シリーズ第二弾の短篇集。「盲目剣谺返し」は山田洋次監督『武士の一分』の原作。
「『たそがれ清兵衛』とか『武士の一分』の原作の「盲目剣谺返し」(『隠し剣秋風抄』収録)とか、山田洋次監督が映像化しているものは、入り口として結構入りやすいと思ってます。」
– 出典: WEB本の雑誌「作家の読書道」第219回 今村翔吾インタビュー(2020年7月)吉川英治による1939〜1943年連載の三国志小説の決定版。
「まあ『宮本武蔵』っていう人が多いと思うけれど、僕がいちばん影響を受けているのは『三国志』かな、やっぱり。影響を受けているというか、いちばん好きというか。あれ、書きすぎて堂々と間違っているんですよ。死んだ人が復活しているって有名な話なんです(笑)。校閲も見逃してんねんけど、それでも面白いってすごくない? それと、僕が持っている『三国志』が旧字体なので、読むのにすっごく苦労して。「これ、なんて字?」って分からないまま読み続けて、途中で「あ、これ"体"なんや」って分かって読めるようになっていったから、思い入れがある。よく「漢字が読めへんから」という人もいるけれど、気にせずばんばん読んでいったらいいと思う。」
– 出典: WEB本の雑誌「作家の読書道」第219回 今村翔吾インタビュー(2020年7月)吉川英治による1935〜1939年連載の長編小説。
「まあ『宮本武蔵』っていう人が多いと思うけれど、僕がいちばん影響を受けているのは『三国志』かな、やっぱり。影響を受けているというか、いちばん好きというか。」
– 出典: WEB本の雑誌「作家の読書道」第219回 今村翔吾インタビュー(2020年7月)浅田次郎による1998年発表の歴史長編。新撰組の隊士・吉村貫一郎を描く。
「浅田次郎さんは『壬生義士伝』か『一路』かなあ。慣れへん人やったら『一路』がいいんちゃうかな。おもろいから。」
– 出典: WEB本の雑誌「作家の読書道」第219回 今村翔吾インタビュー(2020年7月)浅田次郎による2013年発表の歴史長編。参勤交代を描いた感動の物語。
「浅田次郎さんは『壬生義士伝』か『一路』かなあ。慣れへん人やったら『一路』がいいんちゃうかな。おもろいから。」
– 出典: WEB本の雑誌「作家の読書道」第219回 今村翔吾インタビュー(2020年7月)北方謙三による1990年発表の歴史長編。第3回柴田錬三郎賞受賞作。
「北方ワールドを体験したければ『破軍の星』か『武王の門』か迷うけど、『破軍の星』にいっとこう。柴田錬三郎賞作品やし。」
– 出典: WEB本の雑誌「作家の読書道」第219回 今村翔吾インタビュー(2020年7月)北方謙三による南北朝時代を題材にした歴史長編。
「北方ワールドを体験したければ『破軍の星』か『武王の門』か迷うけど、『破軍の星』にいっとこう。柴田錬三郎賞作品やし。」
– 出典: WEB本の雑誌「作家の読書道」第219回 今村翔吾インタビュー(2020年7月)今村 翔吾 本人が著者の本(国立国会図書館サーチより)