池井戸 潤

Jun Ikeido
作家 直木賞作家 経済小説作家 江戸川乱歩賞作家

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学文学部・経済学部卒業。三菱銀行を経てコンサルタント・作家として独立。1998年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。2011年『下町ロケット』で第145回直木賞を受賞。『半沢直樹』シリーズ、『下町ロケット』、『陸王』など、銀行員時代の経験を活かした経済小説で日本経済界を熱狂させ、ドラマ化作品も大ヒット。

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トム・ソーヤーの冒険

池井戸潤の原初的読書体験となった児童文学の名作

マーク・トウェインによる1876年発表の少年冒険小説。アメリカ南部ミシシッピ川沿いの町を舞台にしたトムとハックの活躍。

池井戸 潤 2012年

「『トム・ソーヤーの冒険』を買ってくれたんです。それも箱に入っていましたね。その時の自分より少し年齢が上の設定だったのでなかなか読めなかったんですが、4年か5年の時に読んだらすごくよかった。そんなつもりじゃなかったのにおばさんに誤解されて、トムが泣きながら歩いていく場面は子どもながらに「分かる分かる」という共感がありました。この2冊が原初的な読書体験です。」

– 出典: WEB本の雑誌「作家の読書道」第132回 池井戸潤インタビュー(2012年12月)

赤頭巾ちゃん気をつけて

池井戸が「おおーっと思った」と語る庄司薫の代表作

庄司薫による1969年芥川賞受賞作。「薫くんシリーズ」赤黒白青4部作の第1作。東大紛争の時代を背景に、東京の高校生・薫くんの心情を瑞々しく描いた青春小説。

池井戸 潤 2012年

「庄司薫の『赤頭巾ちゃん気をつけて』を読んで「おおーっ」と思って。同時に星新一、筒井康隆も読み漁りました。古典文学なども読まないわけではなかったけれど、国内のエンタメ作家の小説が多かったですね。」

– 出典: WEB本の雑誌「作家の読書道」第132回 池井戸潤インタビュー(2012年12月)

さよなら快傑黒頭巾

池井戸が中学時代に読破した庄司薫「赤黒白青」四部作

庄司薫「薫くんシリーズ」赤黒白青4部作の第2作。1969年発表。

池井戸 潤 2012年

「『さよなら怪傑黒頭巾』『白鳥の歌なんか聞えない』『ぼくの大好きな青髭』という赤黒白青の四部作も読んだし、本名の福田章二の名で中央公論新人賞を受賞したデビュー作の『喪失』も読みました。同時に星新一、筒井康隆も読み漁りました。」

– 出典: WEB本の雑誌「作家の読書道」第132回 池井戸潤インタビュー(2012年12月)

白鳥の歌なんか聞こえない

池井戸が中学時代に読破した庄司薫「赤黒白青」四部作

庄司薫「薫くんシリーズ」赤黒白青4部作の第3作。1971年発表。

池井戸 潤 2012年

「『さよなら怪傑黒頭巾』『白鳥の歌なんか聞えない』『ぼくの大好きな青髭』という赤黒白青の四部作も読んだし、本名の福田章二の名で中央公論新人賞を受賞したデビュー作の『喪失』も読みました。」

– 出典: WEB本の雑誌「作家の読書道」第132回 池井戸潤インタビュー(2012年12月)

ぼくの大好きな青髭

池井戸が中学時代に読破した庄司薫「赤黒白青」四部作

庄司薫「薫くんシリーズ」赤黒白青4部作の完結編。1977年発表。

池井戸 潤 2012年

「『さよなら怪傑黒頭巾』『白鳥の歌なんか聞えない』『ぼくの大好きな青髭』という赤黒白青の四部作も読んだし、本名の福田章二の名で中央公論新人賞を受賞したデビュー作の『喪失』も読みました。」

– 出典: WEB本の雑誌「作家の読書道」第132回 池井戸潤インタビュー(2012年12月)

戻り川心中

池井戸が高校時代に読んだ耽美ミステリーの傑作

連城三紀彦による1980年刊行の連作短編集。表題作で1981年第34回日本推理作家協会賞短編部門受賞。耽美と謎が織り重なる和の名作。

池井戸 潤 2012年

「耽美的なものというと連城三紀彦さんが直木賞を受賞した『恋文』や『戻り川心中』なども読みました。」

– 出典: WEB本の雑誌「作家の読書道」第132回 池井戸潤インタビュー(2012年12月)

砲艦ホットスパー

池井戸が「相当読んでいる」海洋冒険シリーズ第3巻

イギリスの海軍士官ホーンブロワーの活躍を描いた海洋冒険小説シリーズの第3巻(ハヤカワ文庫NV)。

池井戸 潤 2012年

「セシル・スコット・フォレスターの「ホーンブロワー」シリーズ。これはイギリスの海軍士官の候補生ホーンブロワーが挫折しながらも成長していくという、血湧き肉躍る海洋冒険シリーズです。今日持ってきたのは第三巻の『砲艦ホットスパー』。ここでホーンブロワーははじめて小さな砲艦を任されて、小さいながらに大活躍するんです。このシリーズは相当読んでいます。」

– 出典: WEB本の雑誌「作家の読書道」第132回 池井戸潤インタビュー(2012年12月)

夏服を着た女たち

池井戸が「この作風にすごく憧れた」と語るニューヨーカー作家の短編集

アメリカ短編小説の名手アーウィン・ショーの代表的短編集。表題作や「八〇ヤード独走」など、都会的でハードボイルドな短編を収録。

池井戸 潤 2012年

「アーウィン・ショーの『ビザンチウムの夜』。『ザ・ニューヨーカー』という文芸系の雑誌に都会的な小説を書いていた作家たちを"ニューヨーカー"と呼ぶんですが、その最たる人がアーウィン・ショー。『夏服を着た女たち』という短編集に収録されている「八〇ヤード独走」なども有名ですが、僕はこの長編が好きでした。とくに小泉喜美子さんの訳が素晴らしい。」

– 出典: WEB本の雑誌「作家の読書道」第132回 池井戸潤インタビュー(2012年12月)

池井戸 潤の著書

池井戸 潤 本人が著者の本(国立国会図書館サーチより)