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有名人がおすすめする哲学・思想書

オードリー・タン、加藤シゲアキ、三宅香帆ら現代の思想家・作家が「世界の見方が変わる」とおすすめした哲学・思想書。

79冊収録 · 本人発言の出典リンク付き
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★ 3人推薦

嫌われる勇気 自己啓発の源流「アドラー」の教え

岸見 一郎/古賀 史健 · ダイヤモンド社

アドラー心理学を青年と哲人の対話形式で解説した、シリーズ累計500万部超のベストセラー。

「こんな風に生きられたら素敵なのにな」という究極の憧れが、この本には詰まっています。」

– 出典: 東京都書店商業組合「#木曜日は本曜日」公式(梶裕貴 人生を変えた10冊)

「古賀史健さんの本は何と言っても『嫌われる勇気』で、それはもちろん名著です。」

– 出典: X @KeiTanaka_Radio 投稿(noteまとめ)
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★ 3人推薦

老子

老子 (蜂屋邦夫 訳) · 岩波書店

中国古代の思想家・老子による道家思想の古典。タンが5歳から読み続け、デジタル民主主義の思想的基盤とする一冊。

「私は5歳の時に老子を読んだ。『道徳経』が私に教えてくれたのは、人間とは思考が通り抜けるための空間にすぎないということだった。(原文: I read Lao Tzu when I was 5. The Tao Te Ching showed me that people are merely spaces through which thoughts may pass through.)」

– 出典: Conversations with Tyler #106 (Tyler Cowen) インタビュー

「『道徳経』は深い、本当に深い本だ。ゆっくり読み、ときには1日1節だけ読むこともある。(原文: Tao Te Ching is a deep, deep book. I read it slowly, sometimes one verse a day.)」

– 出典: Naval's Recommended Reading 公式リスト
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★ 2人推薦

Letters from a Stoic

Seneca · Penguin Classics

Seneca's letters to his friend Lucilius — practical Stoic advice on grief, wealth, power, religion, and life. The starting point for understanding Seneca.

「マルクス・アウレリウス以後、私のお気に入りのうちの一冊。マルクスは主に自分のために書いたが、セネカは他者に助言する責任があった——ネロの教師として、ひどい男のひどい衝動を抑える役目を負っていた。悲しみ、富、権力、宗教、人生についての彼のアドバイスは、必要なときに必ずそこにある。セネカの『手紙』が始めるのに最適。」

– 出典: ryanholiday.net/the-reading-list (Ryan Holiday's primary recommendation list with personal commentary)

「セネカの『道徳書簡集』は、私が誰にもよりも多くプレゼントしてきた本だ。(原文: Seneca's Letters from a Stoic is the book I've given as a gift more than any other.)」

– 出典: tim.blog ストア哲学記事
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★ 2人推薦

Meditations

Marcus Aurelius (Gregory Hays trans.) · Modern Library

Roman Emperor Marcus Aurelius's private journal. 2,000 years old and still the definitive text on self-discipline.

「私にとって、これは史上最も偉大な本のひとつであるだけでなく、唯一無二の本。想像してほしい——世界で最も力を持った男が、よりよく、より公正に、誘惑に流されず、より賢く生きるよう自分自身を戒めた私的な思考の記録。自己規律、個人倫理、謙虚さ、自己実現、強さに関する決定的なテキスト。これを読んで深く変わらないなら、それはアウレリウスが言うように『光を伝えないものは自らの闇を作る』からだろう。Hays訳を絶対に読むべき。」

– 出典: jamesclear.com/best-books/nonfiction (James Clear's primary all-time top 10 nonfiction list)

「私にとって、これは史上最も偉大な本のひとつであるだけでなく、唯一無二の本。想像してほしい——世界で最も力を持った男が、よりよく、より公正に、誘惑に流されず、より賢く生きるよう自分自身を戒めた私的な思考の記録。自己規律、個人倫理、謙虚さ、自己実現、強さに関する決定的なテキスト。これを読んで深く変わらないなら、それはアウレリウスが言うように『光を伝えないものは自らの闇を作る』からだろう。Hays訳を絶対に読むべき。」

– 出典: ryanholiday.net/the-reading-list (Ryan Holiday's primary recommendation list with personal commentary)
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★ 2人推薦

やりとげる力

スティーヴン・プレスフィールド · 筑摩書房

On the inner battle every creator faces: 'Resistance.' Why we don't do the work we know we should. A short, fierce manual for anyone fighting their own creative procrastination.

「なれるかもしれない人物像、達成しうる仕事、本来あるべき自己——そのビジョンを経験したことはあるか?書かない作家、描かない画家、起業しない起業家のあなたなら、『抵抗(Resistance)』が何かわかるはずだ。この本はそれについての本。読め。」

– 出典: sive.rs/book/WarOfArt (Derek's book notes, 10/10, read 2012-01-05)

「『The War of Art』は、すべての創作志望者にとっての必読書リストに入る。私も贈り物として常に贈り続けている。(原文: The War of Art is on every aspiring creator's must-read list. I gift it constantly.)」

– 出典: tim.blog Steven Pressfield 出演回
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★ 2人推薦

ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来 上

ユヴァル・ノア・ハラリ(柴田裕之 訳) · 河出書房新社

『サピエンス全史』ハラリの続編。人類が飢餓・疫病・戦争という3つの害悪を克服した後、不死・幸福追求・神への進化という新たな目標に向かう21世紀の未来予想。

2人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫 山田 進太郎

「人類はずっとずっと昔からひたすら3つの害悪と戦っていた。3つの害悪というのは、飢えると、伝染病と、戦争。宗教も科学も国家や政治も家族や恋愛も、すべてこの3つの害悪と闘うため、生き延びるためのシステム・ツールだった。 しかし人類はこの3つの害悪を滅ぼしてしまいつつある。飢餓を克服した人類——古代中国や中世のインドでは干ばつが起きると当たり前のように人口の1割が死んだ。1692年から94年あたりにヨーロッパで飢餓、フランスでは人口の15%・280万人が餓死、エストニアは20%、フィンランドは30%が餓死。今や肥満人口(21億)は栄養不良人口(8億)の倍以上。飢餓の時代は実は終わってる。 疫病—…」

– 出典: YouTube『岡田斗司夫ゼミ』ホモ・デウス テクノロジーとサピエン 解説(00:00〜)

「やがてテクノロジーが途方もない豊かさをもたらし、そうした無用の大衆がたとえまったく努力をしなくても、おそらく食べ物や支援を受けられるようになるだろう。だが、彼らには何をやらせて満足させておけばいいのか? 人は何かする必要がある。することがないと、頭がおかしくなる。彼らは一日中、何をすればいいのか? 薬物とコンピューターゲームというのが一つの答えかもしれない。必要とされない人々は、3Dのバーチャルリアリティの世界でしだいに多くの時間を費やすようになるかもしれない。…夢の国で人工的な経験を貪って日々を送る無用の怠け者たちの、どこがそれほど神聖だというのか?」

– 出典: suadd blog(2018年ベスト本 第1位, 山田進太郎)
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★ 2人推薦

世界は贈与でできている 資本主義の「すきま」を埋める倫理学

近内 悠太 · ニューズピックス

若手哲学者・近内悠太による2020年刊の倫理学書。「贈与」概念で世界を読み解く。

2人推薦 推薦者: 岸田 奈美 前澤 友作

「あなたも贈与に気づけるようになると、世界ががらりと変わります」

– 出典: 本曜日 #007 東京岸田奈美書店(YouTube動画)

「買ってみた。ちなみにお金配りも贈与です。」

– 出典: 前澤友作 @yousuck2020(X, 2020年10月14日)
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★ 2人推薦

禅マインド ビギナーズ・マインド

鈴木 俊隆

アメリカに禅を広めた曹洞宗僧侶・鈴木俊隆の禅入門講話集。ジョブズが青春時代に夢中になり生涯影響を受けた一冊。

「(Walter Isaacson『Steve Jobs』(2011) 第3章 Reed Collegeの記述)」

– 出典: Inc. Magazine「14 Books That Influenced Steve Jobs」

「(Jordan Peterson 講義シリーズ「Maps of Meaning」内で言及)」

– 出典: Jordan Peterson 講義
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★ 2人推薦

肩をすくめるアトラス

アイン・ランド

アメリカで聖書に次いで人生に影響を与えたとされる思想書。社会主義に侵食される近未来アメリカで、富を生む資本家(アトラス)が肩をすくめ離脱する姿を描く長編小説。

「ジョブズには色々なアイデアがあって、人生の指針となるような本を何冊か読んでいたに違いない。『肩をすくめるアトラス』もその一つで、若い頃言及していた。(原文: He had a lot of ideas. He must have read some books that really were his guide in life... Atlas Shrugged might have been one of them that he mentioned back then.)」

– 出典: スティーブ・ウォズニアック (アップル共同創業者) インタビュー (2011年8月、ジョブズCEO退任時)

「聖書に次いでアメリカ人が人生で最も影響を受けた本というふうに言われている。アメリカで超ベストセラーで、本を読める人つまりアメリカの知識人のバイブルとも言われているSF小説。近未来のアメリカは半分社会主義みたいなものの流れを受けていて、おかげでアメリカの金持ちたちがどんどん共産主義・社会主義の波を受けて仕事がやりにくくなってくる。結果的にアメリカの富豪資本家たち、誇りを持って点を支えていたアトラスたちが『もういいや』と言って肩をすくめだした。そうすると世界がゆっくりと滅亡に向かっていくっていうディストピア小説。日本人はこの本の存在を聞いたこともないんですけどほとんど。だけどアメリカの知識人はほぼ…」

– 出典: YouTube『岡田斗司夫ゼミ』アイン・ランド『肩をすくめるアトラス』解説(08:21〜)
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★ 2人推薦

自省録

マルクス・アウレーリウス(神谷 美恵子 訳) · 岩波書店(岩波文庫)

ローマ皇帝にしてストア派哲人マルクス・アウレリウスが自分自身に向けて書き続けた省察録。岩波文庫(神谷美恵子訳)。

「『自省録』は何度も読み返している古典だ。ストア哲学は私の生き方の指針となっている。(原文: Meditations is a classic that I keep returning to. Stoicism is the philosophy I live by.)」

– 出典: Naval's Recommended Reading 公式リスト

「Meditations - great read (cc @naval).(マルクス・アウレリウスの『瞑想録(自省録)』──素晴らしい読書だ)」

– 出典: Sam Altman (@sama) X 投稿(2014年3月22日)
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21 Lessons 21世紀の人類のための21の思考

ユヴァル・ノア・ハラリ(柴田裕之 訳) · 河出書房新社

ハラリ三部作の現代編。AI・ポストトゥルース・気候変動・移民・教育・宗教など21世紀の論点を21章で論じる。

推薦者: 山田 進太郎

「私たちがしだいにAIに頼り、決定を下してもらうようになると、この人生観に何が起こるのか? 現時点では、私たちはネットフリックスを信頼して映画を推薦してもらい、グーグルマップを信頼して右に曲がるか左に曲がるか選んでもらう。だが、何を学ぶべきかや、どこで働くべきかや、誰と結婚するべきかを、いったんAIに決めてもらい始めたら、人間の一生は意思決定のドラマではなくなる。民主的な選挙や自由市場は、ほとんど意味を成さなくなる。大方の宗教と芸術作品にしても同じだ。」

– 出典: suadd blog(2019年ベスト本 第1位, 山田進太郎)
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Discourses, Fragments, Handbook (Manual for Living)

Epictetus · Oxford World's Classics

Epictetus' Stoic teachings — ancient practical philosophy on what is and isn't in our control. Concise wisdom that has been quoted for nearly two millennia.

「これらは私の思考と人生観を形作った『柱となる本』です。誰もが読むべきノンフィクション10冊だと思っています。」

– 出典: jamesclear.com/best-books/nonfiction (James Clear's primary all-time top 10 nonfiction list)
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Fight Club

Chuck Palahniuk · W. W. Norton

Chuck Palahniuk's debut novel — a dark, philosophical examination of consumerism, masculinity, and meaning. The basis for Fincher's 1999 film.

「若い人がこの本を読んでいないことに驚かされる。本当に人生を変える一冊。これは私の世代の古典であり、私たちの時代を定義し、結局それが意味を見つける方法を示している本。革命的な思想に巻き込まれ過ぎることへの警告でもある。」

– 出典: ryanholiday.net/the-reading-list (Ryan Holiday's primary recommendation list with personal commentary)
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Man's Search for Meaning

Viktor Frankl · Beacon Press

Holocaust survivor and psychiatrist Viktor Frankl's account of finding meaning in a Nazi concentration camp, and the foundation of his school of logotherapy.

「フランクルは現代における『意味と目的』に関する最も深い思想家のひとり。彼の貢献は、ぼんやりした哲学的問い『人生の意味とは?』を、行動で答えるよう人間が問われ強いられる問いへと変えたこと。彼は私たちが大義に身を捧げ、愛することを学び、苦しみに意味を見出すことで、いかに目的を発見するかを見つめている。」

– 出典: ryanholiday.net/the-reading-list (Ryan Holiday's primary recommendation list with personal commentary)
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Sapiens: A Brief History of Humankind

Yuval Noah Harari · Harper Perennial

Yuval Noah Harari's sweeping history of humanity from the Cognitive Revolution to the present. A book that fundamentally changes how you see human beings.

「これらは私の思考と人生観を形作った『柱となる本』です。誰もが読むべきノンフィクション10冊だと思っています。」

– 出典: jamesclear.com/best-books/nonfiction (James Clear's primary all-time top 10 nonfiction list)
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The Listening Book: Discovering Your Own Music

W. A. Mathieu · Shambhala

Short essays about listening from a master musician. Each chapter teaches your ears to pay more attention to sounds you'd never notice. A meditative book that makes life better.

「誰もがこの『聴くこと』に関する短いエッセイ集を読むべきだ。耳の注意力を高めてくれる。気づいていなかった音に注意を向けさせてくれる。美しく書かれていて、人生をより良くする。24年前に2回読んでいたが、今週もう一度読んだら記憶よりさらに良かった。」

– 出典: sive.rs/book/ListeningBook (Derek's book notes, 10/10, read 2021-09-03)
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The Moviegoer

Walker Percy · Vintage

Walker Percy's National Book Award-winning novel. A New Orleans man so in love with the artificiality of movies that he has trouble living his actual life.

「『ムービーゴワー』は、自分の頭の中に閉じ込められた若者が必ず読むべき小説。主人公は——私が住んでいた数ブロック先のニューオーリンズ在住——映画の人工性に恋をしすぎて、自分の本当の人生を生きるのに苦労する。『キャッチャー・イン・ザ・ライ』のいい大人版のような本。完璧な一冊。」

– 出典: ryanholiday.net/the-reading-list (Ryan Holiday's primary recommendation list with personal commentary)
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The Waste Books

Georg Christoph Lichtenberg · NYRB Classics

Aphorisms and notebooks from 1765-1799 by an 18th-century German physicist-philosopher. A profound collection of disconnected insights about thinking, nature, language, and freedom.

「1765-1799年に書かれた『ツイート集』。身長145cmの猫背の物理学者で、ゲーテやカントの友人、ニーチェやショーペンハウアーから称賛された男の言葉。自分で考えること、自然観察、言語、自由、哲学、宗教について驚くほど美しい視点が詰まっている。何百もの初発的な洞察があり、まだ発展していないからこそ、特にインスパイアされる。」

– 出典: sive.rs/book/WasteBooks (Derek's book notes, 10/10, read 2025-09-03)
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This is Water

David Foster Wallace · Little, Brown

David Foster Wallace's 2005 commencement address at Kenyon College, on the daily choice of what to think about. A short, profound meditation on consciousness.

「これらは私の思考と人生観を形作った『柱となる本』です。誰もが読むべきノンフィクション10冊だと思っています。」

– 出典: jamesclear.com/best-books/nonfiction (James Clear's primary all-time top 10 nonfiction list)
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When Breath Becomes Air

Paul Kalanithi · Random House

Neurosurgeon Paul Kalanithi's memoir written as he was dying of lung cancer at 36. A profound meditation on what makes life meaningful in the face of death.

「これらは私の思考と人生観を形作った『柱となる本』です。誰もが読むべきノンフィクション10冊だと思っています。」

– 出典: jamesclear.com/best-books/nonfiction (James Clear's primary all-time top 10 nonfiction list)
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「普通がいい」という病〜「自分を取りもどす」10講〜

泉谷 閑示 · 講談社(講談社現代新書)

精神科医にして思想家・泉谷閑示が「自分らしく生きる」ための10講を解説。「普通がいい」という呪いから自由になる手引き。

推薦者: 山口 周

「普通がいい」という呪いから自由になるための手引き。現代社会が呪いによって身動き取れない状況を見事に分析している。」

– 出典: honto公式booktree「山口周のおすすめする名著5冊」
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お金のいらない国(改訂版)

長島 龍人 · 弥生書房

「もしお金がない国があったら?」というシンプルな問いから始まる長島龍人の寓話シリーズ。前澤友作が「世の中からお金をなくすことが世界平和の一つの方法かも」と感じるきっかけになった本。

推薦者: 前澤 友作

「10年ほど前に衝撃の本に出会いました。世の中からお金をなくすことが世界平和の一つの方法かも、と想像するきっかけになった本。長島龍人さんの『お金のいらない国』シリーズです。ご本人許可の下、一部掲載させていただきました。是非ご覧ください。」

– 出典: 前澤友作 @yousuck2020(X, 2018年8月26日)
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これがニーチェだ

永井 均 · 講談社(講談社現代新書)

哲学者・永井均がニーチェの思想を解き明かした名著。「神の死」「永劫回帰」など難解とされる概念を丁寧に解説。

推薦者: 山口 周

「ニーチェを「思想の劇薬」として捉え、価値基準が揺らぐ現代において「世の風潮に右顧左眄することなく」立つ必要性を示唆。」

– 出典: honto公式booktree「山口周のおすすめする名著5冊」
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はじめてのスピノザ 自由へのエチカ

國分 功一郎 · 講談社(講談社現代新書 2595)

NHK「100分de名著」スピノザ回をベースに加筆。哲学者・國分功一郎が「自由」について書き下ろした入門書。

推薦者: 山口 周

「スピノザの思想における「朗らかさ、明るさ」を最もわかりやすく解説した本。先行き不透明な時代に求められる視点を提供する。」

– 出典: honto公式booktree「山口周のおすすめする名著5冊」
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ぼく モグラ キツネ 馬

チャーリー・マッケジー(川村 元気 訳) · 飛鳥新社

英国のアーティスト、チャーリー・マッケジーが描くベストセラー絵本。ぼく、モグラ、キツネ、馬の4人が一緒に旅をしながら、生き方や愛や勇気について語り合う。世界で100万部超え。日本語版翻訳は川村元気の初めての翻訳作品。

推薦者: 上白石 萌音

「ぼく、モグラ、キツネ、馬、大好き、知ってます。めちゃくちゃ好き。泣いちゃいます。これは泣いちゃう本です、絵本の。なんかね結構哲学的な。これはめっちゃ私、結構いろんな人にプレゼントをしてます。本をプレゼントするとすごいいいですよね、絵本とかは送りやすいんですよね。」

– 出典: YouTube「#木曜日は本曜日」上白石萌音「世の中が嫌になった人にオススメの本」(東京都書店商業組合, 2022/2024)(12:28〜)
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カール・マルクス ──「資本主義」と闘った社会思想家

佐々木 隆治 · 筑摩書房(ちくま新書)

立教大学・佐々木隆治によるマルクス入門書。最新の文献研究(MEGA第二部)を踏まえ、晩年マルクスの環境論・コモンズ論まで含めた全体像を提示。斎藤幸平の研究上の盟友。

推薦者: 斎藤 幸平

「マルクスにちょっと興味を持たれた方はこれを入門にするといいんじゃないか。佐々木隆治さんという方が書かれている『カール・マルクス 資本主義と闘った社会思想家』。最新の文献研究からマルクスについて深掘りした一冊。マルクスの考えを全て知ることができる入門書。2016年出た頃なんですね、最近の研究成果を踏まえた新しい読み方が展開されているので、環境問題みたいな私がやってることももちろん扱われてるんですけど、それ以外も含めたマルクスの思想の全体が分かるような本なのでぜひ入門としておすすめ。」

– 出典: YouTube「経済をよく知らない人におすすめの本3選」斎藤幸平が紹介(02:54〜)
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コーラン 上

井筒 俊彦 訳 · 岩波書店(岩波文庫)

イスラム教の聖典『クルアーン』を、日本のイスラーム学者・井筒俊彦が直接アラビア語から訳した名訳。岩波文庫上中下3冊で構成。

推薦者: ひろゆき

「ま、読んで役に立つかどうか僕結構大事にするので、聖書って長いんですよね。で、キリスト教の人って聖書ちゃんと読んでないんですよね。ま、イスラム教の人結構ちゃんと後乱読んでるんで、また、なんかコ乱読んで話をするとあいうのあるよねとか、こういう考え方なんだよねっていうのがお互いにわかる。確か2035年ぐらいに地球上で1番信者の多い宗教がイスラム教になるので、1回読んどくとその知識が腐化することがないっていう、だいぶコスパの違いなと思いますけど。」

– 出典: YouTube「100年後に残したい本」ランキング第4位(2024)(01:20〜)
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スーパーインテリジェンス 超絶AIと人類の命運

ニック・ボストロム(倉骨 彰 訳) · 日本経済新聞出版

オックスフォード大学の哲学者ニック・ボストロムが、機械が人間を超える知能(スーパーインテリジェンス)を獲得した時に何が起きるかを徹底的に分析した1冊。Bill Gates、Elon Musk、Stephen Hawking らもおすすめ書として挙げ、世界的なAI安全性議論の起点となった。

「Incidentally, Nick Bostrom's excellent book 'Superintelligence' is the best thing I've seen on this topic. It is well worth a read.(ちなみに、ニック・ボストロムの素晴らしい本『スーパーインテリジェンス』は、このテーマについて私が見た中で最良のものだ。読む価値が十分にある)」

– 出典: Sam Altman 公式ブログ「Machine intelligence, part 1」(blog.samaltman.com, 2015年)
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ニコマコス倫理学

アリストテレス(高田三郎 訳) · 岩波書店

古代ギリシア哲学を代表するアリストテレスの倫理学書。徳と幸福の関係を論じた西欧倫理学の源流。

推薦者: 深井 龍之介

「2000年以上前の人が本気で考えたらどうなるかみたいなのを見せてくれる本。これが答えではないので、答え出てないんですね。これを読むことによってアリストテレスがどのようにその幸せとか善について考えたかという思考の経路をたどれるんですよね。あの経路をたどるのがめっちゃ重要。結論だけ知りたがるネタバレとかサマリみたいな文化あるじゃないですか。あれ超ダメですね。今言ったその思考経路をたどるっていうのが哲学のなんか1番意味あるとこだと僕思ってて。」

– 出典: 本曜日 #002 東京深井龍之介書店(02:28〜)
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ビー・ヒア・ナウ

ラム・ダス

ハーバード心理学教授からスピリチュアルリーダーに転身したラム・ダスが、東洋哲学・ヒンドゥー教・禅を紹介する1971年のベストセラー。ジョブズが大学時代に夢中になり、彼の人生哲学とAppleの思想に深い影響を与えた一冊。

「(Walter Isaacson『Steve Jobs』(2011) Reed College章。ジョブズはRam Dassに会いに渡印もしている)」

– 出典: Inc. Magazine「14 Books That Influenced Steve Jobs」
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レジリエンスの時代

ジェレミー・リフキン
推薦者: 斎藤 幸平

「人間が必ずしも技術をどれだけ発展させてもコントロールできないようなことが起きた時に、柔軟にこう対処していく力、これをレジリエンスって言う。資本主義の限界に変わる新しい経済の在り方が具体的に描かれている。」

– 出典: YouTube対談 (経済をよく知らない人におすすめの本3選)
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人新世の「資本論」

斎藤 幸平 · 集英社(集英社新書)

マルクスの晩年の研究を再解釈し、気候危機を脱資本主義の観点から論じた話題作。新書大賞2021第1位。

推薦者: ひろゆき

「あの斎藤公平(幸平)さんの人新世の資本論をちゃんと読んでみたいんですよね。文庫があるはずなので、その文(庫)を探したいなと思って。」

– 出典: YouTube「本ツイ!」#137(SHUPPUNK, 2025)(14:03〜)
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人間機械論 ―人間の人間的な利用― 第2版

ノーバート・ウィーナー

サイバネティクスの創始者ウィーナーがテクノロジーと人間の関係を哲学的に問う古典。落合のメディアアーティスト活動の根本にある一冊。

推薦者: 落合 陽一

「ウィーナー『人間機械論』は、デジタルネイチャー時代を考える上での出発点であり続けている。」

– 出典: 落合陽一『デジタルネイチャーと幸福な全体主義』第2回(PLANETS)
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分解の哲学 ──腐敗と発酵をめぐる思考

藤原 辰史 · 青土社

京都大学・藤原辰史による、腐敗・発酵・廃棄など「分解」を哲学的に問い直す試論。フレーベル、チャペック、生態学、修繕の美学を縦横無尽に論じる。

推薦者: 斎藤 幸平

「分解のペースから生産を捉え直さなければ、人新世がゴミの時代になってしまうでしょう。」

– 出典: BRUTUS(マガジンハウス)「斎藤幸平が選ぶ、いま読みたい4冊」
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利己的な遺伝子

リチャード・ドーキンス(日髙敏隆/岸由二/羽田節子/垂水雄二 訳) · 紀伊國屋書店

進化生物学者ドーキンスの代表作。遺伝子の視点から生物の利他行動と利己性を解き明かす歴史的名著。「ミーム」概念の提唱書。

推薦者: 出口 治明

「リチャード・ドーキンスの名著、利己的な遺伝子です。今このコロナウイルスで世界が大騒ぎになっています。ウイルスは何十億年も入れてきた我々は大先輩です。われわれホモサピエンスもわずかに10万年の歴史しかありません。でも、われわれホモサピエンスも実は遺伝子によって動かされています。この本は、人間とは何者か、動物とは何者か、遺伝子とは何か、我々生き物の本質、これ以上なく明快に解説した歴史的な名著です。ちょっと分厚いですけれど、ゆっくり読んでみてください。ドーキンスは名文家なので、とても読みやすいです。」

– 出典: 出口治明「ステイホーム期間に読んでほしい本3冊」(APU 学長メッセージ, YouTube 2020年)
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反脆弱性(上)不確実な世界を生き延びる唯一の考え方

ナシーム・ニコラス・タレブ(望月衛 監訳, 千葉敏生 訳) · ダイヤモンド社

『ブラック・スワン』のタレブが、衝撃や混乱から得をする「反脆弱(アンチフラジャイル)」な存在のあり方を論じた哲学書。

推薦者: 山田 進太郎

「ここで重要なのは、ブラック・スワンを予測しようとしないこと。悪いブラック・スワンは徹底的に避ける=これが超保守的な戦略の部分。そして、よいブラック・スワンからは利益を得られるように賭けておく。なぜなら大体ブラック・スワンに対しては予測できないので確率を低く見積もられてしまい非対称性が発生しペイオフが非常に大きくなるからです。例えば、起業について考えてみると、大抵の起業は失敗する。成功を予測することも難しい。成功するかもしれないと思ってやっても失敗することも多くあります。しかしやり続けているとブラック・スワンが起こることがあります。すると、とてつもなく社会的にも金銭的にも成功することができる。こ…」

– 出典: suadd blog(2017年ベスト本 第1位, 山田進太郎)
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哲学と宗教全史

出口 治明 · ダイヤモンド社

出口治明が3年を費やして書き上げた、全世界の哲学と宗教の歴史を1冊で俯瞰できる大著。

推薦者: 出口 治明

「僕の本紹介させてください。哲学と宗教全史です。哲学とか宗教って何だろうといえば、一番簡単な定義は、世界を丸ごと理解しようとした人間の営みだと思います。世界は何でできているのか、人間はどこから来てどこへ行くのか、こういった根源的な問いに今まで人間はどのように対応してきたのか、全世界の哲学と宗教の歴史がこれ1冊でわかります。3年かかって白旗あげました。」

– 出典: 出口治明「ステイホーム期間に読んでほしい本3冊」(APU 学長メッセージ, YouTube 2020年・自著紹介)
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唯識の思想

横山紘一 · 講談社

仏教の根本思想「唯識」を論理的に解説する入門書。「全ては心の現れ」という認識論。

推薦者: 深井 龍之介

「僕たちが認識してる、テーブルとか全てのものっていうのは実体がないよねって話。マジで論理的に説明されて、マジで実体ないかもってなる本。経営者にもめっちゃお勧めしてる。1回ビジネス的にゴールしてる人とかもたくさんいるじゃないですか。唯識哲学でめちゃくちゃ論理的なので、これを読んでもらうと認知が根底から全部崩れてくるんですよね。いい意味で認知が根底から崩れたら第2の人生始まるじゃないですか、そっから。それが起こりうるなっていうそのポテンシャルを秘めた哲学の1つかなって。」

– 出典: 本曜日 #002 東京深井龍之介書店(07:47〜)
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善と悪の経済学 ギルガメシュ叙事詩、アニマルスピリット、ウォール街占拠

トーマス・セドラチェク(村井章子 訳) · 東洋経済新報社

チェコの若き経済学者セドラチェクが、ギルガメシュ叙事詩からウォール街占拠まで人類の経済思想史を倫理学・哲学・神話の視点で再構成した話題作。

推薦者: 山田 進太郎

「二人の偉大な経済学者、ハイエクとシュンペーターは、マンデヴィルとスミスいずれについても経済思想の独創性を否定する一方で、心理学、倫理学、哲学に関しては両者を重要な思想家と評価している。それなのに、経済学の基礎を築いたのはスミスだという見方がなぜ定着したのだろうか。これは要するに、実際には心理学、倫理学、哲学が経済学の核の部分に存在するからではあるまいか。」

– 出典: suadd blog(2016年ベスト本 第2位, 山田進太郎)
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実力も運のうち 能力主義は正義か?

マイケル・サンデル(鬼澤忍 訳) · 早川書房

ハーバード大学の哲学者マイケル・サンデルが、能力主義(メリトクラシー)の暗部を暴き、ポピュリズム台頭の根本原因を分析する。

推薦者: 山田 進太郎

「一見すると、経済的成功をめぐるロールズの非能力主義的な考え方は、成功者には謙虚さを、恵まれない人びとには慰めをもたらすはずだ。…私が、自分の成功は自分の手柄ではなく幸運のおかげだと本気で信じていれば、この幸運をほかの人たちと分かち合う義務があると感じる可能性が高いだろう。こんにち、こうした感情は不足している。…ポピュリストの反発を誘発した要因の一つは、労働者のあいだにエリートに見下されているという感覚が広がっていることだ。…あるいは、平等主義リベラリズムは結局のところ、エリートの自己満足をとがめていないことを示唆しているのかもしれない。」

– 出典: suadd blog(2021年ベスト本 第1位, 山田進太郎)
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寝ながら学べる構造主義

内田 樹 · 文藝春秋(文春新書)

ソシュール、レヴィ=ストロース、ロラン・バルト、ラカン、フーコー──構造主義の主要な思想家たちを「寝ながら学べる」レベルにまで噛み砕いた、内田樹の代表的入門書。

推薦者: 三宅 香帆

「『寝ながら学べる構造主義』、私これが結構ナンバーワン好き新書かもしれない。構造主義のありえなさを分かりやすく書いてくれてマジで、なんかありえないんですけど本当にこの本自体がなんでって思うんですけど、なんかこの本を読むと大体それこそさっき言ってたようなその哲学の基礎の言葉が分かるというか、レヴィ=ストロースってそういうことした人なんですねとか。」

– 出典: 三宅香帆YouTube「新書のルーツ対談」(2025)(22:31〜)
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座右の書『貞観政要』中国古典に学ぶ「世界最高のリーダー論」

出口 治明 · 角川新書

唐の太宗・李世民とその名臣たちの対話を記録した『貞観政要』を、出口治明が現代のリーダーシップ論として読み解く。

推薦者: 出口 治明

「リーダーが学ぶべき中国古典の最高峰、『貞観政要』。1300年以上にわたって帝王学の教科書とされてきたこの書を、現代の経営者や管理職にとって役立つリーダー論として読み解きました。」

– 出典: 『座右の書 貞観政要』本人紹介(出口治明 自著)
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思いどおりになんて育たない 反ペアレンティングの科学

アリソン・ゴプニック(渡会圭子 訳) · 森北出版

A philosophy of parenting from a developmental psychologist who is also a grandmother. The argument: parents should be gardeners (creating conditions to thrive), not carpenters (carving children into shape).

「発達心理学者でありおばあちゃんでもある哲学教授による、子育ての素晴らしい哲学。とても美しい考え方と展望。すべての親に必読。必要なリマインダーとして、何度も読み返してほしい。」

– 出典: sive.rs/book/GardenerCarpenter (Derek's book notes, 10/10, read 2016-08-10)
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意味の変容

森 敦 · 筑摩書房(ちくま文庫)

「全体は内部 + 境界 + 外部から成り、境界こそ意味を変容させる」──哲学と数学的思考が融合した稀有な思索小説。

推薦者: 成田 悠輔

「光学機械工場、ダム建設現場、印刷工場etcで10年働いては10年放浪しながら老年に文学に至った軌跡の抽象圧縮。」

– 出典: YouTube「東京の本屋さん #木曜日は本曜日」第11弾(2022)(02:11〜)
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愛するということ(新訳版)

エーリッヒ・フロム(鈴木 晶 訳) · 紀伊國屋書店

ドイツの社会心理学者エーリッヒ・フロムの代表作。「愛は技術である」と説き、世界中で読み継がれる古典的名著。1959年初訳の新訳版(2020年)。

推薦者: 加藤 シゲアキ

「愛するということは技術なんだって話なんですよね。スキルなんですよ、だからスキル技術だとすれば磨くべきだ修練するっていうことなんですよね。だから愛するっていうことには修行が必要みたいな話なんですよ。それが結構目から鱗っていうか、人と向き合う時に向き合うっていうことを僕はこの本的には学んだ。愛なめんなよって、自分に思ってる。ちゃんと楔を打ってくれた。」

– 出典: YouTube「#木曜日は本曜日」加藤シゲアキ「愛が何か知りたくて、僕はこの本を手に取った」(東京都書店商業組合, 2022/2024)(06:47〜)
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新訳 弓と禅 付・「武士道的な弓道」講演録

オイゲン・ヘリゲル(魚住 孝至 訳・解説) · KADOKAWA(角川ソフィア文庫)

ドイツの哲学者ヘリゲルが日本に来て阿波研造に弓道を学んだ修行記録。スティーブ・ジョブズの愛読書としても知られる名著。

推薦者: 加藤 シゲアキ

「ヘリゲルが日本に来て阿波研造っていう弓道の先生に習うんですよ。禅の精神と弓を狙うなって話なんですよね。的じゃなくて己を見るみたいなそういうことになっている。サリンジャーだったり体操選手だったりスティーブ・ジョブズだったり、自分がすごいなと思うような人たちがこの本に影響を受けているっていうだけですげえな。答えあったらもうその人みんなねそこで終わっちゃうじゃないですか。やっぱ問い続けることで走り続けるっていうのはやっぱりなんかいいなと思って。」

– 出典: YouTube「#木曜日は本曜日」加藤シゲアキ「愛が何か知りたくて、僕はこの本を手に取った」(東京都書店商業組合, 2022/2024)(11:39〜)
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死にカタログ

寄藤 文平 · 大和書房

デザイナー・寄藤文平が「死」について多数のイラストとともに考察したビジュアルブック。

推薦者: 尾崎 世界観

「これは死について書かれた本なんですけど、イラストがもともと好きで、本が出てるっていうのを知って気になって手に取りました。「死」というものがキャッチーなイラストと共に書かれてるので、死んでしまったあとどうなるのかという、その考え方の違い、それぞれの国ごとに書かれてたり、宗教によって考え方が違っていたり。死って何だろうといろいろ考える時期でもあったんですけど、20代ですか。死というものが深刻なものだと今でも思ってますけど、でもこの本読んで、詩が形で入ってくるというか、そのイラストの図で入ってくる感じがすごく、そうやって目で確かめることができて、少し楽になったというか。一番印象に残ってる、というのが…」

– 出典: 本曜日 #018 東京尾崎世界観書店(09:10〜)
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無限の始まり──ひとはなぜ限りない可能性をもつのか

デイヴィッド・ドイッチュ(熊谷 玲美・田沢 恭子・松井 信彦 訳) · インターシフト

オックスフォード大学の量子物理学者デイヴィッド・ドイッチュによる知の壮大な試み。「説明」が世界をどう変えるかを論じた現代古典。

「特に素晴らしい。「世界を変える説明の力」を論じた本。(原文: Particularly great. "Explanations That Transform the World.")」

– 出典: patrickcollison.com/bookshelf 公式(太字=Particularly great)
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皇帝の新しい心

ロジャー・ペンローズ

数理物理学者ペンローズの大著。意識と量子力学の関係を論じる、茂木健一郎を脳科学に導いた決定的な本。

推薦者: 茂木 健一郎

「大学院生の頃の1989年に初めて読んだ時、世界が今までと変わって見えた。これほど知的興奮を覚えた経験は人生で数えるくらいしかない。」

– 出典: 茂木健一郎ブログ・各種インタビュー
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目の見えない人は世界をどう見ているのか

伊藤 亜紗 · 光文社(光文社新書)

美学者・伊藤亜紗が視覚障害者へのインタビューから探る、視覚なしで世界を捉える方法。読書の知的体験を象徴する一冊。

推薦者: 梶 裕貴

「視覚から解放された世界を、科学的見地からユニークに教えてくれました。これぞ読書ならではの知的体験。」

– 出典: 東京都書店商業組合「#木曜日は本曜日」公式(梶裕貴 人生を変えた10冊)
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社会心理学講義「閉ざされた社会」と「開かれた社会」

小坂井 敏晶 · 筑摩選書

パリ第8大学の社会心理学者・小坂井敏晶による講義録。常識と権威の枠を疑い、自分の頭で考える力を鍛える社会心理学の入門書。出口治明が「考える力がいかに大事かを学べる本」として強く推薦。

推薦者: 出口 治明

「皆さんは多分アレですけど、この10番の『答えのない世界を生きる』か、あるいはこの同じ先生の『社会心理学講義』。僕いつも勧めてるんですけど、社会心理学講義を全国徒然として頂いたらと思います。勉強になりますよね。この本でもいいんですけど、大事なことは、考える力がいかに大事かですよね。」

– 出典: 出口治明 講演(YouTube, 55:56〜)
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社会的共通資本

宇沢 弘文 · 岩波書店(岩波新書 新赤版 696)

日本でノーベル経済学賞に最も近いと言われた経済学者・宇沢弘文の代表作。自動車・農業・都市・教育・医療・環境までを包括する「社会的共通資本」の理論を提唱。

推薦者: 斎藤 幸平

「宇沢博文さんの『社会的共通資本』。後半何がすごいかっていうとですね、これ2000年に出た本なんですけど、気候変動の話になって、今の資本主義持続可能じゃないっていう話から、宇沢さんも当時から脱成長定常型の社会に移行するべきだっていうことを発信されていた。日本人で1番ノーベル経済学賞に近言われた、そんな方がもうすでに脱成長、その方が最終的に脱成長にたどり着いたっていうのは興味深いということで、ちょっとまずおすすめしたい。」

– 出典: YouTube「経済をよく知らない人におすすめの本3選」斎藤幸平が紹介(00:43〜)
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答えのない世界を生きる

小坂井 敏晶

パリ第八大学教授・社会心理学者が、近代以降の「正解」志向を問い直すエッセイ。決着のつかない世界をどう生きるかを問う一冊。

推薦者: 出口 治明

「歴史を踏まえてこれからの時代を生き抜くために、私が皆さんにおすすめしたい本を紹介します。」

– 出典: GLOBIS講演「これからの時代を生き抜く力」(2017)
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脳神経学者の語る40の死後のものがたり

デイヴィッド・イーグルマン(竹内薫 訳) · 筑摩書房(ちくま文庫)

40 ultra-short stories about possible afterlives by neuroscientist David Eagleman. Brilliant fables and creative think-pieces—the framework alone (40 different answers to one question) is inspiring.

「創造性に圧倒される思考実験集。死後の世界について40の短いフィクション。ひとつの問いに40の異なる答えを出すという枠組み自体が、誰にとってもインスパイアになる。さらにその一つひとつが見事なアイデアで、力強い小さな寓話。2回目を読んで、最初より好きになった。」

– 出典: sive.rs/book/Sum (Derek's book notes, 10/10, read 2017-09-27)
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資本主義リアリズム

マーク・フィッシャー(セバスチャン・ブロイ/河南 瑠莉 訳) · 堀之内出版

「資本主義の代わりはもう想像できない」というポスト資本主義の閉塞感(資本主義リアリズム)を批判的に分析した、英国の批評家マーク・フィッシャーの代表作。

推薦者: 三宅 香帆

「ちょっと今が書いた、明らかに予算オーバーな気がしますがいいやもう自腹で自腹で買います。マーク・フィッシャー、ポスト資本主義の。このねあのね、資本主義リアリズムっていう本がめっちゃ面白くて、新自由主義とかを色々語る時に割とこう参照されがちなマーク・フィッシャーって方なんですけど。」

– 出典: YouTube「本ツイ!」#69(SHUPPUNK, 2024)(26:42〜)
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隷従への道

フリードリヒ・A・ハイエク(村井章子 訳) · 日経BPクラシックス

ノーベル経済学賞受賞者ハイエクが、計画経済・全体主義への滑落の危険を警告した古典。1944年刊行以来、自由主義経済学の最重要文献の一つ。

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