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有名人がおすすめする歴史書

オバマ、孫正義、ビビる大木、カズレーザーら歴史好きの著名人が薦める「過去から学ぶ」名著。

79冊収録 · 本人発言の出典リンク付き
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★ 4人推薦

サピエンス全史 上

ユヴァル・ノア・ハラリ

7万年前の認知革命から現代までの人類史を、生物学・歴史学・経済学を横断する視点で描いた世界的ベストセラー。ローガンが番組内で「自分の人生を変えた本」と公言。

「サピエンスは…本当に人生を変えた本だった。人類について考えていたすべてを、根本から組み直してくれる。(原文: Sapiens... it really was a life-changing book for me. It re-frames everything you think about humanity.)」

– 出典: The Joe Rogan Experience(複数回言及)

「サピエンスはこの10年で最高の本だ。すべての人に強く推薦する。(原文: Sapiens is the best book of the last decade. I highly recommend it for everybody.)」

– 出典: Naval's Recommended Reading 公式リスト

「サピエンスは人類史の見事な概観であり、私のあらゆる思考を形作ってくれた本だ。(原文: Sapiens is a brilliant overview of human history that has informed how I think about everything.)」

– 出典: tim.blog Yuval Harari インタビュー

「認知革命・農業革命・科学革命という大きな流れで人類史をとらえ直す壮大な一冊。」

– 出典: Mark Zuckerberg「A Year of Books」 (Facebook, 2015)
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★ 3人推薦

コンテナ物語

マルク・レビンソン · 日経BP

コンテナの発明が世界経済をどう変えたかを追う名著。ビル・ゲイツおすすめ書。

3人推薦 推薦者: ひろゆき 成毛 眞 岡田 斗司夫

「ビル・ゲイツのおすすめでなんかこれ読んで面白かったみたいなのあります?コンテナ物語とかが割と面白かったので。ビル・ゲイツが言った時に確か絶版かなんかだったんですよね。中古で5000円とかそんな感じで、友達に買わせて読んだ。コンテナっていうものができてから世界中で統一規格でモノが運べるようになったので輸送価格がすごい安くなって、グローバル経済が始まってしまったっていう。」

– 出典: YouTube「本ツイ!」#137(SHUPPUNK, 2025)(13:08〜)

「(このランキングは面白さの順ではありません。時々入れ替えます。絶版になった本はここから消えていきます)」

– 出典: HONZ「成毛眞 オールタイムベスト10」

「ひゆきが紹介してた本。広雪幸の薦める本の5条件——(1)10年以上役に立つ、(2)結論までの流れと理由に筋が通っている、(3)エビデンスがある、(4)意外な結論がある、(5)読んでて面白い——を全て満たしてる。読んだら2020年に読んだ本の中で明らかに1番面白い本だった。 ひゆきが紹介で書いていたのが——『上海から東京まで30tの荷物を運ぶとコンテナで30万円ぐらい、群馬の工場から東京まで同じ30tの荷物を運んだら30万円で絶対に遅れない。海上輸送が異常に安くなったので、人件費の安い国で生産して製品を輸入することが当たり前に。それが低コストにつながった』。今聞くと当たり前なんだけど、その当た…」

– 出典: YouTube『岡田斗司夫ゼミ』コンテナ物語 解説(04:10〜)
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★ 2人推薦

サピエンス全史 上

ユヴァル・ノア・ハラリ(柴田裕之 訳) · 河出書房新社

アメトーーク!「本屋で読書芸人」(2017年11月) で本人がオススメの1冊として紹介。

2人推薦 推薦者: カズレーザー 山田 進太郎

「アメトーーク!「本屋で読書芸人」(2017年11月) で本人がオススメの1冊として紹介。」

– 出典: アメトーーク!「本屋で読書芸人」(2017年11月)(BOOKOFFまとめ)

「著者は、人類と動物の真の違いを「多数の個体や家族、集団を結びつける神話という接着剤」のあるなしだという。それがゆえに人類は大規模な文明を築くことができたと。確かに家族や村や国家や株式会社というのはある種の神話であって、みなが信じているがゆえに正しいということは多い。だから昔は正しいと思われていたことが今は正しくないことは多い。例えば、奴隷制なんかもそう。今では人々は人は皆平等であって自由な存在であるし、お金というある種の虚構を信じている。だからこそ人と人がお金を使った取引が可能になる。」

– 出典: suadd blog(2017年ベスト本 第2位, 山田進太郎)
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★ 2人推薦

国家はなぜ衰退するのか 上

ダロン・アセモグル / ジェイムズ・A・ロビンソン · 早川書房

国家の繁栄と衰退を分ける要因は何かを、世界各地の歴史事例から「収奪的制度 vs 包括的制度」の視点で解明する政治経済学の決定版。2024年ノーベル経済学賞受賞著者。

「大半の経済学者や政策立案者は「正しく行う」ことに焦点を合わせてきたが、本当に必要なのは貧しい国が「間違いを犯す」理由を説明することである。間違いを犯すことは、無知や文化とはほとんど関係がない。のちほど述べるように、貧しい国が貧しいのは、権力を握っている人々が貧困を生み出す選択をするからなのだ。」

– 出典: suadd blog(2014年ベスト本 第1位, 山田進太郎)

「国の貧富を決定するのは地理でも文化でもなく「制度」であるという、経済学の重要書。」

– 出典: Mark Zuckerberg「A Year of Books」 (Facebook, 2015)
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★ 2人推薦

昭和史

半藤一利

戦前・戦中・戦後の日本を、ジャーナリスト視点で語り下ろした昭和史の決定版。出口学長が「日本人の必読書」とおすすめする一冊。

2人推薦 推薦者: 出口 治明 鈴木 敏夫

「歴史を踏まえてこれからの時代を生き抜くために、私が皆さんにおすすめしたい本を紹介します。」

– 出典: GLOBIS講演「これからの時代を生き抜く力」(2017)

「半藤さんを通じて日本と戦争の問題を考えてきた」

– 出典: 鈴木敏夫とジブリ展 公式 #未来に残したい本
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★ 2人推薦

銃・病原菌・鉄

ジャレド・ダイアモンド · 草思社(草思社文庫)

ピューリッツァー賞受賞作。なぜ大陸ごとに文明の進化が違ったのかを進化生物学・生物地理学から解明。

2人推薦 推薦者: ひろゆき 鈴木 敏夫

「ジャレド・ダイアモンドさんの本が割と好きだったので、『銃・病原菌・鉄』とか。」

– 出典: YouTube「本ツイ!」#137(SHUPPUNK, 2025)(04:31〜)

「あまりにもおもしろく、彼の本は片っ端から読んだ」

– 出典: 鈴木敏夫とジブリ展 公式 #未来に残したい本
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An Unfinished Love Story: A Personal History of the 1960s

Doris Kearns Goodwin

ピュリツァー賞作家が亡き夫(リンドン・ジョンソン政権スタッフ)と1960年代を回想する歴史回顧録。

推薦者: ビル・ゲイツ

「AI、合成生物学、量子コンピュータ——次世代テクノロジーがもたらす空前の脅威について、DeepMind共同創業者のスレイマンが鋭い警告を発する。「封じ込め問題」を冷静に分析した必読書。(Gates 2024年ホリデーリスト)」

– 出典: gatesnotes Holiday Books 2024
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Guns, Germs, and Steel

Jared Diamond · W. W. Norton

Jared Diamond's Pulitzer Prize-winning explanation of why some societies came to dominate others — geography, agriculture, and disease as the underlying drivers of civilization.

「これらは私の思考と人生観を形作った『柱となる本』です。誰もが読むべきノンフィクション10冊だと思っています。」

– 出典: jamesclear.com/best-books/nonfiction (James Clear's primary all-time top 10 nonfiction list)
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James

Percival Everett

『ハックルベリー・フィンの冒険』を逃亡奴隷ジムの視点から書き直した文学的傑作。2024年全米図書賞・カーネギー賞W受賞。エヴェレット代表作にして近年最高評価の小説。

「夏は新しい本を見つけるのに最高の季節。今年も、ぜひ皆さんと共有したいリストができた。」

– 出典: 2024年 夏の読書リスト (Medium公式投稿)
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King: A Life

Jonathan Eig

マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの新たな総合的伝記。FBI記録や未公開資料を基に、その人物像を立体的に再構築。ピュリツァー賞最終候補。

「今年の夏、私が読んでいる本のリストを共有したい。皆さんも気に入った本があったら、次に読むべき本をぜひ教えてほしい。」

– 出典: 2023年 夏の読書リスト (Medium公式投稿)
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NEXUS 情報の人類史

ユヴァル・ノア・ハラリ

『サピエンス全史』のハラリ最新作。情報ネットワークが人類史をどう形作ってきたか、そしてAI時代の未来を「情報の人類史」として論じる話題作。

推薦者: 岡田 斗司夫

「ハラリのネクサス情報の人類史。なかなか分厚い本で、読もうと思ってもなかなか手強い。表現が割と平易なんですけどくどい。ホモサピエンスっていうのは賢い猿のはずなのに賢くないじゃないのかと——人類や自らを『賢い人』と名付けたけど、その行動はむしろ自滅的である。事実や力は進歩したのに知恵(ウィズダム)にはつながっていない。気候危機・戦争・AIなどで自分たちを危機に追い込んでる。 人類は大規模な協力のネットワークを構築することで途方もない力を獲得するものの、そのネットワークはその構築の仕方のせいで力を無分別に使いやすくなってしまっている。これが本書の核心をなす主張。私たちの問題はネットワークの問題なの…」

– 出典: YouTube『岡田斗司夫ゼミ』ハラリ『NEXUS 情報の人類史』解説(00:00〜)
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Plutarch's Lives, Vol I

Plutarch · Modern Library

Plutarch's biographical sketches of famous Greeks and Romans (c. 100 AD). The original 'moral biographies' — well-written, exciting, and exhibiting everything good and bad about the human condition.

「明らかにこのジャンルの巨匠。プルタークは紀元100年頃に有名なギリシャ人とローマ人の伝記を書いた。シェイクスピアが多くの作品をプルタークに基づかせたのには理由がある——よく書かれていてエキサイティングなだけでなく、人間の状態の善きものも悪しきものもすべて詰まっている。貪欲、愛、苦痛、憎しみ、成功、無私、リーダーシップ、愚かさ——すべてそこにある。」

– 出典: ryanholiday.net/the-reading-list (Ryan Holiday's primary recommendation list with personal commentary)
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Sapiens: A Brief History of Humankind

Yuval Noah Harari · Harper Perennial

Yuval Noah Harari's sweeping history of humanity from the Cognitive Revolution to the present. A book that fundamentally changes how you see human beings.

「これらは私の思考と人生観を形作った『柱となる本』です。誰もが読むべきノンフィクション10冊だと思っています。」

– 出典: jamesclear.com/best-books/nonfiction (James Clear's primary all-time top 10 nonfiction list)
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Small Mercies

Dennis Lehane

1974年ボストン、人種統合バス通学計画下のサウスボストンを舞台に、シングルマザーが娘の失踪を追う中で街の暗部に踏み込んでいく。『シャッターアイランド』のリヘイン最新作。

「今年の夏、私が読んでいる本のリストを共有したい。皆さんも気に入った本があったら、次に読むべき本をぜひ教えてほしい。」

– 出典: 2023年 夏の読書リスト (Medium公式投稿)
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The Power Broker

Robert Caro · Vintage

Robert Caro's monumental 1,165-page biography of Robert Moses, the master builder who shaped modern New York City. Pulitzer Prize winner.

「1,165ページのこの大著を読み通すのに15日かかった。20歳の時のことだ。私が読んだ中で最も壮大な本のひとつだった。ロバート・モーゼスはニューヨーク市の主要な近代的建設プロジェクトのほぼすべてを建てた。市民は彼を止められず、市長も止められず、知事も止められず、たった一度だけ大統領が彼を止められた。だが結局、お決まりの結末が——ロバート・モーゼスはくそ野郎だった。脳も推進力も戦略も他の男より持っていたかもしれないが、思いやりは持っていなかった。そして結局、権力は彼を怪物のような存在に変えてしまった。」

– 出典: ryanholiday.net/the-reading-list (Ryan Holiday's primary recommendation list with personal commentary)
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The Wager

David Grann

1740年、英国海軍の船ウェイジャー号がパタゴニア沖で難破。生還者の証言と裁判記録から再構築する漂流・反乱・殺人の実話。『花殺し月の殺人』の作者による圧巻のノンフィクション。

「今年の夏、私が読んでいる本のリストを共有したい。皆さんも気に入った本があったら、次に読むべき本をぜひ教えてほしい。」

– 出典: 2023年 夏の読書リスト (Medium公式投稿)
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Titan: The Life of John D. Rockefeller, Sr.

Ron Chernow · Vintage

Ron Chernow's definitive biography of John D. Rockefeller. A complex portrait of a man considered both robber baron and great philanthropist.

「ロックフェラーは奇妙にもストイックで、信じられないほどレジリエントで、ロビーバロンの評判にもかかわらず謙虚で思いやりがあった、と気づいた。多くの人は成功すると悪化し、年を取るとさらに悪化する。実際ロックフェラーは最初の仕事から金を分け与え始め、成功するほど多く与えた。年を取るほど寛大に、信心深く、違いを生むことに専念するようになった。」

– 出典: ryanholiday.net/the-reading-list (Ryan Holiday's primary recommendation list with personal commentary)
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「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本

山下 泰平 · 柏書房

山下泰平による明治娯楽物語論。森鴎外『舞姫』時代の裏で大ヒットしていた弥次喜多型小説(『宇宙世界膝栗毛』『人体道中膝栗毛』など)を追い、なぜ日本で『純文学だけが正統』という偏った伝統が生まれたかを解明。

推薦者: 岡田 斗司夫

「明治時代の文学といえば夏目漱石や森鴎外なんですが、実際に何十倍も売れたのは『明治娯楽物語』。本書はそれを言いとしている。明治はものすごい勢いで文明開花が進んだ——欧米の文学は敷居が高くて読めない、できれば講談調で読みたい、そこに答えたのが明治娯楽物語。 大流行したフォーマットは『弥次喜多』。1802年の十返舎一九『東海道中膝栗毛』のキャラクター(やじろべえと喜多八)を使い回す、現代の異世界転生もの・ラノベと同じ感覚——とりあえず弥次喜多をどっかへ行かせて、その世界の知識(西洋文化)を取り入れる。 『宇宙世界膝栗毛』(明治17年):弥次喜多が月へ行く。ジュール・ヴェルヌの宇宙旅行原作通り——…」

– 出典: YouTube『岡田斗司夫ゼミ』「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ 解説(00:00〜)
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へうげもの 1

山田 芳裕 · 講談社(モーニングKC)

山田芳裕による戦国時代マンガ。古田織部こと古田重然のあだ名『ひょうげもの』を中心に、千利休の侘び寂び世界と本能寺の変を独自解釈で描く。単行本にも侘び寂びを反映した作りの工夫がある。

推薦者: 岡田 斗司夫

「誰も思いつかなかった戦国時代の人物を書いた漫画、表現もの。表現ものは古田織部こと古田重然のあだ名でもある。単行本にも特徴があって、すべて『侘び寂び』という概念で千利休がほとんど一人で作り上げた、後に古田織部はそれのバリエーションを増やしていった——その侘び寂びという概念でこの本作られている。本のここにあるシール、これって印刷じゃなくてシールなんですよ、1巻から25巻まで全部単行本にシール貼ってる。コレクター向け。次にめくってびっくりするんですけど、漫画がいきなり始まるんですよ。途中で千利休が出てきて『無駄だ無駄無駄』って叫ぶんですけど、道の喉無駄を省いて言ったらじゃあこの漫画の単行本にある最初…」

– 出典: YouTube『岡田斗司夫ゼミ』へうげもの 1 解説(00:00〜)
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アラビア太郎

杉森 久英

アラビア石油創業者・山下太郎の波乱の生涯を描いたノンフィクション。満州での起業、敗戦による全財産喪失、サウジアラビアでの海底油田発見まで、戦後日本最大のスケールの実業家伝。

推薦者: 堀江 貴文

「今日はあの、字が書いてある本のおすすめ本をちょっと話していきたいなと思っております。」

– 出典: ホリエモンチャンネル「最近のおすすめ本5選」(YouTube)
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アルテ 1

大久保 圭 · コアミックス/徳間書店(ゼノンコミックス)

16世紀フィレンツェを舞台に、貴族の娘アルテが画家の弟子になる物語。男社会の世界で道を切り拓く女性主人公の成長を描く歴史漫画。

推薦者:

「アルテ、こちらをですねパリのレストラン……いや、こちらはフィレンツェの画家を題材にした作品なんですが、嗅覚味覚が異常に優れている青年が主人公で(注: アルテは画家の話)。ただ彼は野心とか全くなくて、ものすごく気が弱いんですね。人付き合いも苦手なんですが、とにかく優しくまっすぐなのでいろんな優しい人が周りに集まってくるんだよねっていうそういう本です。今7巻まで出てます。これはねすごいほっこりする本で、今、杏 親子が一番ハマっています。」

– 出典: YouTube「我が家にあるイチオシ漫画を紹介します!」(杏の公式チャンネル)(02:42〜)
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オリガ・モリソヴナの反語法

米原 万里 · 集英社(集英社文庫)

ロシア語通訳・米原万里が著した小説。プラハのソビエト学校時代の謎の踊りの先生「オリガ・モリソヴナ」の正体を、主人公が大人になってから追う長編。第13回Bunkamuraドゥマゴ文学賞。

推薦者: 三宅 香帆

「米原万里さんの『オリガ・モリソヴナの反語法』っていう本があるんですけど、なんかこうソ連時代のあの教師、もとロシア語の翻訳でなんかその人が自分のま、経験も元にしつつソ連の話からちょっと謎を解くみたいな、あるバレエの先生の謎を解くみたいな話なんですけど、『オリガ・モリソヴナの反語法』はもう全世界の人が読むべきだと思っている。」

– 出典: 三宅香帆YouTube「京都フィガロ30問」(2025)(16:11〜)
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ギリシア人の物語 民主政のはじまり

塩野七生 · 新潮社

『ローマ人の物語』の塩野七生がアテネ・スパルタの民主政誕生からアレクサンドロスまでを描く新シリーズ。

推薦者: 山田 進太郎

「決定的な何か」とは、言い換えれば洞察力である。これを辞書は、見通す力であり見抜く力、と説明している。…だが、洞察力とは、自分の頭で考える力がなくてはホンモノにはならない。私には、アレクサンドロスは配下の将たちに、考える時間を与えなかったのではないか、とさえ思えるのである。」

– 出典: suadd blog(2018年ベスト本 第2位, 山田進太郎)
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クアトロ・ラガッツィ 天正少年使節と世界帝国

若桑 みどり

1582年、ローマへ送られた4人の日本人少年使節の旅を描く歴史ノンフィクション。大航海時代と日本キリシタン史を交差させた大著。

推薦者: 出口 治明

「歴史を踏まえてこれからの時代を生き抜くために、私が皆さんにおすすめしたい本を紹介します。」

– 出典: GLOBIS講演「これからの時代を生き抜く力」(2017)
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クリミア戦争 上

オーランドー・ファイジズ(染谷徹 訳) · 白水社

ロシアとヨーロッパの対立を長い歴史から解き起こす歴史ノンフィクションの大作。クリミア半島をめぐる現代の対立も同じ構図で理解できる。

推薦者: 出口 治明

「プーチンがクリミア半島をああいう形で接したことが新聞とか読んでもあんまり分からなかったんですよ。で、今年の春に白水社から出たクリミア戦争という上下の本があるんですけど、これ読んだら目から鱗がバサっと落ちて、ああ、なるほどと全てが分かったんですよね。」

– 出典: 出口治明×渋沢健 対談(YouTube)
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チ。―地球の運動について― 1

魚豊 · 小学館(ビッグコミックス)

15世紀ヨーロッパを舞台に、地動説に殉じる人々を描いた魚豊の代表作。

推薦者: ひろゆき

「最近読んだ漫画で言うとこの設定面白いみたいな感じ?あ、でも『チ。』とかはやっぱ面白かったですね。やっぱ『チ。』なんですよね。」

– 出典: YouTube「本ツイ!」#137(SHUPPUNK, 2025)(21:41〜)
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ヒストリエ 1

岩明 均 · 講談社(アフタヌーンKC)

アレクサンドロス大王の書記官エウメネスの波乱の半生を描く岩明均の歴史長編。

推薦者: ひろゆき

「ヒストリエも終わってほしい漫画ですね。終わってほしい。割と好きなので、早く終わって最後になってから見たいなって。マケドニアとかのあった時代の話。」

– 出典: YouTube「本ツイ!」#137(SHUPPUNK, 2025)(22:22〜)
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マリー・アントワネット 上

シュテファン・ツヴァイク

ナチスから亡命した小説家ツヴァイクの傑作伝記。中野京子訳の角川文庫版。

推薦者: 林 真理子

「史実に添いすぎると無味乾燥な学術本。小説に引っ張りすぎては、ただの悲劇のマリーアントワネット、愛の物語になりがち。でも史実に添いながら、このおもしろさとは!」

– 出典: クウネル・サロン「林真理子さん 最新おすすめの3冊」インタビュー
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レオナルド・ダ・ヴィンチ 上

ウォルター・アイザックソン(土方奈美 訳) · 文藝春秋

伝記作家アイザックソンによるレオナルド評伝。7200ページに及ぶレオナルドの手稿を読み込み、芸術と科学の境界を消した天才を描く。

推薦者: 山田 進太郎

「レオナルドらしいと言えばそのとおりだが、馬の彫刻をつくるにはまず解剖しなければという発想には、やはり驚かされる。このときも芸術のための手段として始まった解剖は、やがて科学的探究としてそれ自体が目的化した。馬の研究をしているあいだに、厩舎を清潔に保つ方法を考えはじめたのだ。それから何年にもわたり、屋根裏からパイプを下ろして餌を補充したり、床を傾斜させて馬糞が排水溝に流れ込むようにするといった、いくつもの厩舎システムを考案している。」

– 出典: suadd blog(2025年ベスト本 第1位, 山田進太郎)
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乙嫁語り 1巻

森 薫 · KADOKAWA/エンターブレイン(青騎士コミックス)

19世紀末の中央アジア・コーカサス地域を舞台にした森薫の名作。8歳年下の少年カルルクに嫁いだ20歳のアミルを中心に、シルクロードの暮らしと文化を緻密な書き込みで描く。

推薦者:

「乙嫁語り、これはねもう名著ですね。中央アジア・コーカサス地域のお話なんですけれども、見ていただけると分かると思うんですが本当に書き込みがすごいんです。何度見ても凄い素敵だなぁと思っていて、大きなページで見たいなと思ってたら最近出たんですよ、乙嫁語りワイド版ということで。あまりに絵の力がすごいので、台詞のないお話もあったりする。子供には大人になってから読んで欲しいなと思っています。」

– 出典: YouTube「我が家にあるイチオシ漫画を紹介します!」(杏の公式チャンネル)(01:15〜)
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八月の砲声 上

バーバラ・W・タックマン(山室まりや 訳) · ちくま学芸文庫

第一次世界大戦勃発に至る1914年8月の31日間を、各国の指導者・将軍たちの誤算と判断ミスから描き切るピュリッツァー賞受賞のノンフィクション。

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哲学と宗教全史

出口 治明 · ダイヤモンド社

出口治明が3年を費やして書き上げた、全世界の哲学と宗教の歴史を1冊で俯瞰できる大著。

推薦者: 出口 治明

「僕の本紹介させてください。哲学と宗教全史です。哲学とか宗教って何だろうといえば、一番簡単な定義は、世界を丸ごと理解しようとした人間の営みだと思います。世界は何でできているのか、人間はどこから来てどこへ行くのか、こういった根源的な問いに今まで人間はどのように対応してきたのか、全世界の哲学と宗教の歴史がこれ1冊でわかります。3年かかって白旗あげました。」

– 出典: 出口治明「ステイホーム期間に読んでほしい本3冊」(APU 学長メッセージ, YouTube 2020年・自著紹介)
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国際秩序 上 (日経ビジネス人文庫)

ヘンリー・キッシンジャー

元米国務長官キッシンジャーが、各文明圏の秩序観の違いから現代の国際関係を分析した最後の大著。

「国際秩序とは何か、それを安定させるものは何かを、4世紀にわたる歴史から考える。」

– 出典: Mark Zuckerberg「A Year of Books」 (Facebook, 2015)
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夢遊病者たち 1――第一次世界大戦はいかにして始まったか

クリストファー・クラーク(小原 淳 訳) · みすず書房

第一次世界大戦の起源を「夢遊病者たち」というメタファーで描いたクリストファー・クラーク(ケンブリッジ大学)の決定版。Cundill Prize、Los Angeles Times Book Prize 受賞。

「This is a really good book, and has been on my mind watching the news lately.(これは本当にいい本で、最近のニュースを見ながら何度も思い起こす)」

– 出典: Sam Altman (@sama) X 投稿(2022年2月21日)
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宿命の子 安倍晋三政権クロニクル 上

船橋洋一 · 文藝春秋

国際情勢ジャーナリスト船橋洋一による第二次安倍政権ドキュメンタリー。安倍政権の権力中枢の意思決定プロセスを徹底検証。

推薦者: 山田 進太郎

「私はこの本で、第2次安倍政権の権力中枢の政策決定過程の舞台裏のドラマを検証することを試みた。調査報道と銘打った次第である。調査報道とは、独立した立場から、当事者の間に埋もれ、表に出ない核心の事実を掘り起こし、社会にとって重要な課題を提起する検証ジャーナリズムであると私は考えている。」

– 出典: suadd blog(2025年ベスト本 第2位, 山田進太郎)
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新装版 竜馬がゆく(一)

司馬 遼太郎 · 文藝春秋(文春文庫・全8巻)

幕末の志士・坂本龍馬の生涯を描いた司馬遼太郎の代表的長編歴史小説。孫正義は15歳でこの作品に出会ったことが渡米の決意につながったと公言している。

推薦者: 孫 正義

「1冊の本でありました。15歳のときに読んだ『竜馬がゆく』であります。この本を読んで衝撃を受けたんですね。」

– 出典: ログミーBusiness「孫正義LIVE2011」講演書き起こし(2010/03/29、新卒学生向け講演会)
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新訂 福翁自伝

福沢 諭吉/富田 正文 校訂 · 岩波書店(岩波文庫)

慶應義塾の創設者・福沢諭吉が晩年に口述筆記でまとめた自伝。緒方洪庵の適塾時代から、欧米遣使、慶應創設までのエピソードを軽快に綴る。

推薦者: 三宅 香帆

「最近私すごい福沢諭吉ブームが続いていて、『学問のすゝめ』案外今読むと破壊力が高いですね。ていうかなんか今の方が諭吉の言ってること伝わるんじゃないかと思ってるところがありますね。『福翁自伝』にしましょう。福沢諭吉のなんか自伝があるんですよ。その自伝がめちゃめちゃ面白くて結構エピソードも軽やかで面白いし、私、大河ドラマになると思うんだよな。『福翁自伝』はめちゃめちゃおすすめです。」

– 出典: 三宅香帆YouTube「衝撃を受けた本10冊」(2025)(06:35〜)
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日本史の謎は「地形」で解ける【文明・文化篇】

竹村 公太郎 · PHP研究所

元・国土交通省官僚の竹村公太郎が地形・治水の視点から日本史の謎を読み解くシリーズ。巻末「ピラミッドは何でできたのか」が必読。

推薦者: 岡田 斗司夫

「この本で巻末におまけでついてる『ピラミッドは何でできたのか』っていうやつがめちゃくちゃ面白い。ピラミッドはどうやって作ったのかはほぼ分かってるんですよ、ところがなんで作ったのかっていうのが実は全く分かってない。それに対してこの人が気象学と土木工学の知識から、河川の知識からナイル川の氾濫っていうのが基本的な理由でピラミッドができたのかっていうのをほぼ謎を解明してしまってる。エジプトで講演したら『あ、それだ』っていう風にいろんな人に言ってもらえる。古代の研究で『宗教』っていうのが出てきたら大体ちょっと怪しんだ方がいい——『宗教的』っていうのは原因不明の死を全部『心不全』って言ってるのと同じで、わか…」

– 出典: YouTube『岡田斗司夫ゼミ』日本史の謎は「地形」で解ける【文明・文化 解説(10:09〜)
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日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで

磯田 道史 · 中央公論新社(中公新書)

『武士の家計簿』磯田道史による日本史の隠れたエピソード集。当時の文献を付き合わせると見えてくる新しい日本史像。

推薦者: 岡田 斗司夫

「武士の家計簿を書いた磯田先生の新刊。日本史を暴くって言ってもそんな怖い話とか陰謀論ではなくて、みんなが知ってるようなことをさらに細かく調べて、当時の文献とかを付き合わせるといろんなことがわかるっていう本。例えば信長の話。信長が地球儀を持ってたって話、当時の宣教師から手に入れて、地球が球体であることも知ってた。あまり知られてないのは、信長はこの地球球体説がすごい面白いとフロイスを呼びつけて公開講義までさせてる、通訳まで付けて。『その講義は面白いからみんな聞きに来い』と、武将クラスではなくてそこら辺の小物クラスとか、近所に住んでいる子供まで呼んで、それでも足りないのか襖を開けてとにかくでかい声で話…」

– 出典: YouTube『岡田斗司夫ゼミ』日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで 解説(02:42〜)
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毛沢東の大飢饉 史上最も悲惨で破壊的な人災 1958-1962 (草思社文庫)

フランク・ディケーター

「大躍進」により4500万人とも言われる餓死者を出した毛沢東政権の暗黒史を実証研究した一冊。

推薦者: 成毛 眞

「(このランキングは面白さの順ではありません。時々入れ替えます。絶版になった本はここから消えていきます)」

– 出典: HONZ「成毛眞 オールタイムベスト10」
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江戸を建てる

門井 慶喜

湿地帯にすぎなかった江戸を、徳川家臣団がいかにして大都市に造り変えたか——上水道・治水・町割りを担った無名の職人たちのプロジェクトX的群像小説。

推薦者: 岡田 斗司夫

「なるほどっていうシンガーだけどさ、面白い、絶賛の嵐——めちゃくちゃ面白い。ただ小説家と言われたら文章下手だよこれ。あらゆる小説書きたい人が絶対読むべきっていう、ここまで文章が下手で面白いものを書くのってなかなか見たことがない。 何もない江戸という湿地帯——もともとは秀吉と家康が小田原攻めしてる時、秀吉が『悪いけど住み慣れた愛知抜けて、東京に来てくれ』と。江戸は本当にしゃれにならんくらいの湿地帯。家康は転勤させられた瞬間に『これは……』と落ち込むくらい。そこにどうやって江戸を作ったのか——燃える家康部下たちの物語。家康はほとんど出てこなくて、家康の部下たちがどうやって土を作ったかというプロジェ…」

– 出典: YouTube『岡田斗司夫ゼミ』江戸を建てる 解説(00:00〜)
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解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯

ウェンディ・ムーア(矢野真千子 訳) · 河出書房新社(河出文庫)

18世紀ロンドンの天才解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯。墓荒らし組織のボスとして死体調達に天才的手腕を発揮、近代医学・歯科学を飛躍的に進歩させた表裏の英雄。ジキル博士とハイド氏のモデル。

推薦者: 岡田 斗司夫

「今回の中心になるのはジョン・ハンターというとんでもない男。一応医学上やってくれたことは、人体解剖の天才——お兄さんが外科医で、お兄さんのウィリアム・ハンターのために手伝って解剖を実験を繰り返して、結果的に外科手術を飛躍的に進歩させた医学全般の恩人。しかしその裏側では、解剖するための死体を調達する天才で、こいつのおかげでロンドンは恐怖の町・真の犯罪都市として恐れられることになった。だからジョン・ハンターがいなければ名探偵コナンという漫画も多分存在しなかった。 墓荒らしの4つのルール——(1) 貧乏人の墓に限る(金持ちは石造り・鉛の棺で深く埋まってる)、(2) 死体は必ず丸裸にして盗む(指輪一個…」

– 出典: YouTube『岡田斗司夫ゼミ』解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯 解説(00:00〜)
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逆説の日本史 7 中世王権編

井沢 元彦

井沢元彦による「日本史の謎」を独自解釈で読み直すシリーズ第7巻。室町期、足利義満が天皇位を簒奪しようとした説など、教科書では語られない解釈を提示する。

推薦者: 岡田 斗司夫

「井沢元彦さんの逆説の日本史7巻中世王権編。僕、こんな逆説の日本史とかそんな大業なタイトル書いてる本はちょっとあまり好きじゃなかったんですけど、今日プレゼンするのがうまくてついつい読んでしまいまして。塾の先生やってる人なんで話し方が先生で『室町時代の将軍といえば誰もが知っている足利義満』っていうところから入られて、全員ちょっと下を向いてしまって——『そんなやつもいたよな』って俺もなんか『足利義満って誰だっけ』、金閣寺を立てたおっさんですね。この足利義満、肖像画が残ってるんですけど坊主なんですよ。歴代将軍で坊主の人っていない。なんで坊主かっていうと、実は足利義満っていうのは天皇の位を簒奪する、つま…」

– 出典: YouTube『岡田斗司夫ゼミ』日本史を暴く+逆説の日本史7解説(07:09〜)
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集英社 コンパクト版 学習まんが 日本の歴史 全巻セット

野島 博之 監修 · 集英社

弥生時代から平成・令和まで、日本史を全20巻+別巻でカバーする集英社の学習まんが。岸本斉史・荒木飛呂彦・久保帯人・椎名軽穂など人気漫画家が表紙を担当。

推薦者: カズレーザー

「マンガ日本の歴史とかまんが世界の歴史とかああいうやつが一番いいと思うんですね。あれより優れてる教科書今のところないと思いますね。」

– 出典: YouTube「カズレーザーのコメント」(02:00頃の発言、本人出演動画)
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集英社版 学習まんが 世界の歴史 全巻セット

近藤 二郎 監修 · 集英社

古代文明から21世紀まで、世界史を全18巻でカバーする集英社の学習まんが。

推薦者: カズレーザー

「マンガ日本の歴史とかまんが世界の歴史とかああいうやつが一番いいと思うんですね。あれより優れてる教科書今のところないと思いますね。」

– 出典: YouTube「カズレーザーのコメント」(02:00頃の発言、本人出演動画)
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黒博物館 三日月よ、怪物と踊れ 1

藤田 和日郎 · 講談社(モーニングKC)

ヴィクトリア朝ロンドンを舞台にした藤田和日郎の歴史伝奇。シリーズ最新作。

推薦者: 宇垣 美里

「またこの黒博物館大好きで、特に三日月(よ、怪物と踊れ)っていう作品が本当に大好きで、絵がうますぎる。三月(三日月)を怪物と踊れだと、その主役の女の子が踊るように戦うんですけど、ちゃんと振り付けの方がプロダンサーの方が振り付けしてらっしゃって、その踊ってる感じをちゃんと絵で表現してるんですよ、もう素晴らしすぎる。しかも私この時代すごい好きなんですよ、このヴィクトリア朝、いわゆるホームズがいる時代。」

– 出典: YouTube「本ツイ!」#79(SHUPPUNK, 2024)(27:46〜)
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