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SF・科学

三体・銀河ヒッチハイク・スティーヴン・ホーキングなどSF・科学書を、有名人が推薦した67冊。本人発言の出典リンク付き。

67冊収録 ✓ 本人発言の出典リンク付き
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★ 2人推薦

三体

劉 慈欣(大森 望/光吉 さくら/ワン チャイ 訳) · 早川書房 · 2019

中国の劉慈欣によるSF三部作の第1作。文化大革命を出発点に、地球外文明とのファースト・コンタクトを描く壮大なハードSF。Netflix で実写ドラマ化(2024)、世界40言語以上で翻訳された世界的ベストセラー。小島秀夫が日本版の帯文を執筆。

「3体もありますよ。Netflixかなんかでドラマやってますけど、3体もありますんで。僕も帯書いてたんですけど、早川さんは僕の帯で売れたら次もっと有名な人をどんどん帰ってく、今は影も形もありません。」

「高度な物理学とSFを融合した中国SFの傑作。クラシックなSFを彷彿とさせるテクノロジー寄りの作品。」

★ 2人推薦

ファウンデーション (クリントンおすすめ)

アイザック・アシモフ · 1984

アシモフのSF代表作。歴代米大統領が読破した古典として知られる。

「アシモフの『ファウンデーション』」

★ 2人推薦

ご冗談でしょう、ファインマンさん 上

リチャード・P・ファインマン(大貫昌子 訳) · 岩波現代文庫

ノーベル物理学賞受賞者ファインマンの破天荒な日常を描いた自伝的エッセイ。金庫破り、ブラジル滞在記、原爆開発の裏話などを軽妙な語り口で。

2人推薦 推薦者: イーロン・マスク 成毛 眞

「ファインマンの物理学講義は人気のわりに『悪くないが特別すごくない』と感じた。一方、『ご冗談でしょう、ファインマンさん』のような物理学以外の本は素晴らしい。」

「(このランキングは面白さの順ではありません。時々入れ替えます。絶版になった本はここから消えていきます)」

★ 2人推薦

月は無慈悲な夜の女王

ロバート・A・ハインライン(矢野徹 訳) · ハヤカワ文庫SF

21世紀、月の植民地が地球からの独立を求めて反乱を起こす。ハインライン後期の代表作で、自己意識を持ったコンピュータ「マイク」と革命家たちの闘いを描く。ヒューゴー賞受賞。

「ハインラインの『月は無慈悲な夜の女王(MiaHM)』」

「僕の一押しは『月は無慈悲な夜の女王』というハインラインの小説。21世紀、2030年の世界で月が独立するって話。月が地球の圧力に耐えかねて『俺たち植民地が独立するぜ』と地球に戦争を仕掛けて、最終的にはリニア・カタパルトを使って地球に隕石を落とす。これ実は機動戦士ガンダムの元ネタなんですよ。富野さんはハインラインの小説を系統的に読んでいて、『宇宙の戦士』からパワードスーツって名前と概念を持ってきて、お話全体の大きい流れとして地球に対して植民地が独立してその時の最大の兵器は何かというと地球に物を落とすことになる——というのも元ネタにしてる。 Googleやアップルはなぜ生まれないのかというのに対して僕がいつも思ってるのは、いや日本の社長というのはSF読まないからですよ、と。日本においては成功する条件というのはありものの技術とありものをさっと組み合わせて勝てる仕組みを作って成功するという人が多い」

1人推薦

アルジャーノンに花束を

ダニエル・キイス · 2026

知能の低い青年チャーリィが、脳手術で天才になり、そして…。SFの不朽の名作にして、知能・愛・人間の尊厳を問う一級の文学作品。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「ダニエル・キイスは1927年生まれ、ニューヨークのブルックリンで生まれた——その頃のブルックリンはマフィアの巣窟みたいな所。23歳でマーベルコミックの前身であるアトラスコミックに就職、上司はあのスタン・リー。1958年、31歳の時に中編『アルジャーノンに花束を』を発表してSF雑誌『ギャラクシー』に売り込んだんですけども、『これ暗いよ、ハッピーエンドに変えて』と言われて、自信作だったので掲載してほしさにラストを変えようかと思ったけど、友達のマジのSF作家に『絶対これ変えちゃだめだ』と言われて他のSF雑誌に送ったらヒューゴー賞をとった。 僕がガイナックスの社長だった時、80年代の半ばだと思いますけれども、山賀博之が『アルジャーノンに花束をアニメ化したい』と言って、僕クリフ・ロバートソンにアメリカまで会いに行ったことがあるんですね。ところがクリフは日本でアニメ化することに関しては何も興味がない」

1人推薦

AIは私たちの学び方をどう変えるのか BRAVE NEW WORDS

Salman Khan · 2025

Khan Academy創設者が、AIが教育格差を埋める未来を提示。実証実験と展望を踏まえた教育論。

1人推薦 推薦者: ビル・ゲイツ

「AIが教育をどう革命するか——カーンアカデミー創設者サル・カーンによる楽観的かつ実践的なビジョン。AIチューター「Khanmigo」

1人推薦

THE COMING WAVE AIを封じ込めよ DeepMind創業者の警告

Mustafa Suleyman · 2024

DeepMind創設者がAIと合成生物学が社会を再構築する未来を予測。テックリーダー必読の警鐘の書。

1人推薦 推薦者: ビル・ゲイツ

「AI、合成生物学、量子コンピュータ——次世代テクノロジーがもたらす空前の脅威について、DeepMind共同創業者のスレイマンが鋭い警告を発する。「封じ込め問題」

1人推薦

寄生生物の果てしなき進化(文庫版)

トゥオマス・アイヴェロ(セルボ貴子 訳・倉持利明 解説) · 草思社(草思社文庫) · 2024

寄生虫、コロナウイルス、HPV、ダニなどの寄生生物がどう生まれ、進化し、人類とどう交わってきたかを描く。

1人推薦 推薦者: ひろゆき

「(最終購入7冊の1冊として確定)」

1人推薦

宗教の起源――私たちにはなぜ〈神〉が必要だったのか

ロビン・ダンバー(小田哲 訳) · 白揚社 · 2023

「ダンバー数」で知られる進化人類学者ロビン・ダンバーが、宗教の起源を進化生物学から論じた一冊。

1人推薦 推薦者: ひろゆき

「最近あの『宗教の起源』っていう本を読んで、割と面白かったので。神話系って結構似るじゃないですか、なのでなんか人類のこういうの好きだよねみたいなのが(共通している)。人間がそういうものを求めちゃうよねっていうのと、そもそも宗教を信じるにはそれなりの知性が必要なので、それなりの年齢と姿勢が必要だよね、とか。」

1人推薦

コード・ブレーカー 上 生命科学革命と人類の未来

ウォルター・アイザックソン(西村美佐子・野中香方子 訳) · 文藝春秋 · 2022

CRISPR 遺伝子編集の発明者、ノーベル賞受賞者ジェニファー・ダウドナを軸に、生命科学革命と人類の未来を描いたアイザックソン渾身の伝記。

1人推薦 推薦者: ひろゆき

「これ(2冊で4000円)なかなかなんで、一応じゃ、予約に入れときます。ビル・ゲイツのおすすめは結構ハズレが少ない、三子安定というか、なんかやたらいっぱい呼んでるので。タイトルだけ聞いても全然ピンとこないけど、遺伝子関係の歴史を割とちゃんと細かく書いてるっぽい。」

1人推薦

直立二足歩行の人類史 人間を生き残らせた出来の悪い足

ジェレミー・デシルヴァ · 2022

なぜ人類は二足歩行を選んだのか? 古生物学者が最新の発掘・解剖データから「不完全な二足歩行」が逆に知能進化を加速したという仮説を展開する話題作。

1人推薦 推薦者: 堀江 貴文

「今日はあの、字が書いてある本のおすすめ本をちょっと話していきたいなと思っております。」

1人推薦

プロジェクト・ヘイル・メアリー

アンディ・ウィアー(小野田和子 訳) · 早川書房 · 2021

『火星の人』アンディ・ウィアー長編3作目。記憶を失った主人公が宇宙船で目覚め、人類の存亡を賭けたミッションに挑むエンタメ大作。ライアン・ゴズリング主演で映画化決定。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「アンディ・ウィアーというSF作家の長編3作目。もともとアンディ・ウィアーはプログラマー、趣味でSF小説をずっと書いてた——37歳の時に自分のブログで発表してた、本当に同人作家だった。ブログで『火星の人』を連載してたのが人気が出て、2年経った時点でKindleで自費出版したらベストセラーになって、マット・デイモン主演で『オデッセイ』として映画化された。プロジェクト・ヘイル・メアリーは去年出版された再再再作。来年か再来年あたりライアン・ゴズリング主演で映画化も決まってる。ものすごい面白い。 主人公が記憶を無くして目が覚める。真っ暗なベッドみたいなところに閉じ込められて、ここはどこかも分からない、記憶をなくしているから全く何も分からない状態。重力が違うぞということで地球ではないことが分かる。記憶がないと言っても全部ないわけではなくて、一般常識とかなぜか自分は科学に強いということは自分で分かる。」

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闇の脳科学 「完全な人間」をつくる

ローン・フランク(赤根洋子 訳) · 文藝春秋 · 2020

ローン・フランクによる衝撃のノンフィクション。1950-60年代に脳深部刺激療法を発明したロバート・ヒース博士の禁断の研究と、21世紀に再発見された『脳に電極を埋めて性格を操る』最前線。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「税込みで2200円、価値は本当に十分。ロバート・ヒースという1950年代アメリカの天才脳外科医が、統合失調症や同性愛を治療するために脳手術をやり始めた——当時同性愛は『治療すべき病気』。1972年の精神医学雑誌に『患者B19号』の話が掲載されている。男性同性愛者の脳に電極を9本埋め込み、雇った風俗嬢相手にセックスをさせる、女性に積極的に行動すると快楽中枢に弱い電気が流れる——一週間後にはB19号は女性に魅力を感じるようになっていた。 ヒースの仮説:うつ病・統合失調症・アルコール依存症・薬物依存症はすべて脳内の『快楽回路』が故障してるから起きる。動物実験で証明、人間でも治療実績を出した。1960年代には奇跡の発見と称えられたが、70年代の反戦・人権運動で『同性愛を治療する』ことが社会の敵になり、ヒースは批判を受けて学会から消された。彼の研究は全部封印、デューレン大学が公開を拒否し続けてる。」

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地球に住めなくなる日 「気候崩壊」の避けられない真実

デイビッド・ウォレス・ウェルズ(藤井 留美 訳) · NHK出版 · 2020

気候変動が産業革命前と比較して4℃上昇した時の地球シナリオを、科学的データと取材から徹底的に描いたNYマガジン特集記事の書籍化。世界的ベストセラー。

1人推薦 推薦者: 斎藤 幸平

「経済成長を優先する今の社会システムが続けば、80年後には地球の平均気温が産業革命前と比較して4℃上がるといわれています。この『4℃』がどれほど破壊的な上昇なのかがわかります。」

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進化論はいかに進化したか

更科功 · 新潮社 · 2019

ダーウィン以後150年の進化論の発展史。古生物学者・更科功が一般向けに書いた進化論入門。

1人推薦 推薦者: 深井 龍之介

「ダーウィンの進化論がどういうもので、それが今どのように勘違いされてて、最新の進化論だとそれがどうなってるかみたいなことが書いてある。現代人の多分8割ぐらいが勘違いしてるから知った方がいい。進化論っていうのは(最後のキリスト教の砦を)崩しちゃったから宗教が総崩れして科学が一気にライジングするっていうその転換点になったところ。これが何を言ってるかを理解するっていうことは、科学の時代を正しく理解する、宗教の時代を正しく理解し、その決別が何だったかを理解するってことに僕からすると直結して繋がっている。」

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すごい物理学講義

カルロ・ロヴェッリ · 2019

「ループ量子重力理論」の最前線をポエティックに語るイタリア物理学者の傑作。河出文庫。

1人推薦 推薦者: ナバル・ラビカント

「『すごい物理学講義』は物理学・詩・哲学・歴史を、極めて読みやすい形で1冊にまとめた本だ。(原文: Reality Is Not What It Seems is physics, poetry, philosophy, history packaged in a very accessible form.)」

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マーダーボット・ダイアリー 上 弊機は社畜じゃありません

マーサ・ウェルズ(中原尚哉 訳) · 東京創元社(創元SF文庫) · 2019

ヒューゴー賞・ローカス賞・ネビュラ賞ほか10冠制覇のマーサ・ウェルズによる中編連作シリーズ第1巻。中二病で対人恐怖症の警備ロボット「弊機」が主人公。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「マーサ・ウェルズという女性作家。主人公は一人称小説で、主人公は自分のことを『弊機』って言う。『弊社』のことを言うのと同じで——主人公がロボットだから。1部生体部品を使っているけれども、基本的にロボット。自己卑下語がすごい強くて『私なんて本当にくだらなくて薄汚れててプログラムもダメで本当にいつ破壊されてもおかしくないだめなロボットだ』と自分のことを言いながら、プライドだけはめちゃめちゃ高い。中二病のロボットが主人公という、見たこともないような、ラノベじゃなくて本格SFを海外作家が書いた手柄。 弊機は対人恐怖症で人間が恐怖。人に見られるのが苦手、仲間になろうと言うとものすごい腹が立って、一人きりで部屋にこもって自分で電源を落とす。なのにそんなに人間嫌いなのに人間が出てるドラマは大好きで、仕事中に脳内にダウンロードした昼メロみたいなドラマ——シーズン18が500話ぐらいあるリフォーム番組とか—」

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分解の哲学 ──腐敗と発酵をめぐる思考

藤原 辰史 · 青土社 · 2019

京都大学・藤原辰史による、腐敗・発酵・廃棄など「分解」を哲学的に問い直す試論。フレーベル、チャペック、生態学、修繕の美学を縦横無尽に論じる。

1人推薦 推薦者: 斎藤 幸平

「分解のペースから生産を捉え直さなければ、人新世がゴミの時代になってしまうでしょう。」

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Behave: The Biology of Humans at Our Best and Worst

Robert M. Sapolsky · 2018

スタンフォード大学の神経科学者サポルスキーが、人間の行動を秒単位から進化の時間軸まで多層的に説明する大著。著者本人が JRE にゲスト出演し、ローガンが繰り返し称賛。

1人推薦 推薦者: ジョー・ローガン

「『Behave』は私が読んだ中で最も重要な本の1つだ。サポルスキーは巨人だ。(原文: Behave is one of the most important books I've ever read. Sapolsky is a giant.)」

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天狗にさらわれた少年

平田 篤胤(今井秀和 訳) · KADOKAWA · 2018

江戸後期の国学者・平田篤胤が「天狗に攫われた」と名乗る少年・寅吉に取材した記録『仙境異聞』の現代語訳。

1人推薦 推薦者: きゃりーぱみゅぱみゅ

「岡本そのハマ・オカモト君と友達と何人かでご飯食べた時に、未確認生物の話とかUFOとか宇宙の話とかをするのなんか好きで、お互いの知識競うみたいになった時に、「そういえばなんかこの本知ってる」

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ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来 上

ユヴァル・ノア・ハラリ(柴田裕之 訳) · 河出書房新社 · 2018

『サピエンス全史』ハラリの続編。人類が飢餓・疫病・戦争という3つの害悪を克服した後、不死・幸福追求・神への進化という新たな目標に向かう21世紀の未来予想。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「人類はずっとずっと昔からひたすら3つの害悪と戦っていた。3つの害悪というのは、飢えると、伝染病と、戦争。宗教も科学も国家や政治も家族や恋愛も、すべてこの3つの害悪と闘うため、生き延びるためのシステム・ツールだった。 しかし人類はこの3つの害悪を滅ぼしてしまいつつある。飢餓を克服した人類——古代中国や中世のインドでは干ばつが起きると当たり前のように人口の1割が死んだ。1692年から94年あたりにヨーロッパで飢餓、フランスでは人口の15%・280万人が餓死、エストニアは20%、フィンランドは30%が餓死。今や肥満人口(21億)は栄養不良人口(8億)の倍以上。飢餓の時代は実は終わってる。 疫病——14世紀のペストは中国の人口の半分を殺し、ヨーロッパ人口の3割を滅ぼした。1520年スペインのメキシコ到達と共に天然痘が南北アメリカに広がり、アステカ帝国の人口は1年で2100万→1400万に減った」

1人推薦

この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかた

ルイス・ダートネル · 2018

もし文明が崩壊したら、生存者は何を覚えていればゼロから再建できるか。物理・化学・農業・医療を「文明の再起動マニュアル」として解説した話題のサイエンス書。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「誰もいなくなった世界で文明の残りを集めるだけで十分エデンの園で生きていける。大きめのスーパーマーケットがあれば、たった1人で占領すると人間1人は55年間くらい生きていける。ペットフードまで含めれば63年ぐらい大丈夫。 しかしその祖父楽園は腐りかけている、食料・衣服・医薬品・機械など技術から生まれた産物は時と共に腐食し分解し劣化する。文明は自らに今までの勢いに乗って惰性で進める。生存者は自由に手に入る支援の山に囲まれていることに気が付く——豊かなエデンの村が。しかし砂時計はひっくり返されたのであり、砂は着実に落ちていく。 本棚から医学の専門書を引っ張り出して専門用語や薬品だらけのページをめくったとしたら何が理解できるだろうか。大学の医学の教科書はすでに莫大な予備知識を前提として書かれている。一般の読者向けの本など実はほとんど役に立たない。経営の成功術とか痩せたジムを自分のイメージするとか」

1人推薦

不滅のあなたへ 1

大今 良時 · 講談社(少年マガジンコミックス) · 2017

『聲の形』の大今良時が描く、不老不死の存在「不死(フシ)」が世代を超えて様々な人と出会う長編ファンタジー。NHK でアニメ化(2021年〜)。22巻以上刊行中。

1人推薦 推薦者:

「22巻まで上がっているからですね、漫画ご紹介しましょう。こちらです、不滅のあなたへ。こちらはちょっとファンタジーの話なんですけれども、不老不死の力を持った不死という青年なのか、何か生き物が主人公なんですけれども、様々な特殊能力があってそしていろんな世代を越えていろんな人と出会ってみたいな。とにかく説明しづらいんで読んでください。」

1人推薦

睡眠の科学・改訂新版 なぜ眠るのか なぜ目覚めるのか

櫻井 武 · 講談社(ブルーバックス) · 2017

オレキシンを発見し新しい不眠症治療薬の開発に貢献した櫻井武教授による睡眠研究の決定版。

1人推薦 推薦者: ひろゆき

「寝るのは果たして必要なのかとか、寝てる方が生物としては通常の状態なんじゃないかみたいな、結構なんか今までの常識的なものとは違ったりするのが出てきてるので面白いなと思って。」

1人推薦

若い読者のための第三のチンパンジー

ジャレド・ダイアモンド(レベッカ・ステフォフ 編、秋山勝 訳) · 草思社(草思社文庫) · 2017

ジャレド・ダイアモンド初の一般書『人間はどこまでチンパンジーか?』をダイジェスト化。「人間」とは何かを多角的に考察。

1人推薦 推薦者: ひろゆき

「(最終購入7冊の1冊として確定)」

1人推薦

スーパーインテリジェンス 超絶AIと人類の命運

ニック・ボストロム(倉骨 彰 訳) · 日本経済新聞出版 · 2017

オックスフォード大学の哲学者ニック・ボストロムが、機械が人間を超える知能(スーパーインテリジェンス)を獲得した時に何が起きるかを徹底的に分析した1冊。Bill Gates、Elon Musk、Stephen Hawking らもおすすめ書として挙げ、世界的なAI安全性議論の起点となった。

1人推薦 推薦者: サム・アルトマン

「Incidentally, Nick Bostrom's excellent book 'Superintelligence' is the best thing I've seen on this topic. It is well worth a read.(ちなみに、ニック・ボストロムの素晴らしい本『スーパーインテリジェンス』は、このテーマについて私が見た中で最良のものだ。読む価値が十分にある)」

1人推薦

限界費用ゼロ社会 〈モノのインターネット〉と共有型経済の台頭

ジェレミー・リフキン · 2015

IoT時代に商品の限界費用がゼロに近づき、資本主義が変容するという未来予測。落合の社会論の重要参照点。

1人推薦 推薦者: 落合 陽一

「限界費用がゼロに近づくと国家がプラットフォームを支配する余地が広がる。リフキンの予測を超えた段階を考える必要がある。」

1人推薦

宇宙の戦士

ロバート・A・ハインライン(矢野徹 訳) · 早川書房(ハヤカワ文庫SF) · 2015

ハインラインの軍事SF(1959年原著)。機動戦士ガンダム『パワードスーツ』の元ネタ。道徳哲学の授業を通じて『暴力と決着』を問う問題作。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「ハインライン作の軍事SF。物語の最初の部分に主人公がもうすぐ高校卒業する、その中で『道徳哲学』の時間というのがある——これは『宇宙の戦士』以来の造語。最後の授業で学生たちが自由に質問する中、ある女性徒から『暴力は何も解決しないと母から言われましたって』と言われる。これに対して道徳哲学のデュボワ先生(元軍人)は『暴力は歴史上最も多くのことに決着をつけてきた』と語る。解決するとは言ってない、決着というのが暴力によって歴史上最も多くのことを決着つけてきた。これに反対するのは最悪の希望的観測に過ぎない、この事実から目を背けようとする民族種族はその命と自由という高い代償を支払わされる。 僕がこの小説を初めて読んだのが高校生ぐらいで、ちょうどその主人公と同じくらいの年齢だったんですけれどもすごいショックだった。暴力でしか解決しないとは言ってない、暴力によって歴史上だいたいのことは決着がついてきた、こ」

1人推薦

宇宙論と神

池内 了 · 2014

宇宙論者の池内了が、現代物理学が描く宇宙像と神という概念の関係性を平易に語る一冊。科学と宗教の交差点を探る入門書。

1人推薦 推薦者: 出口 治明

「皆さんは多分アレですけど、この10番の『答えのない世界を生きる』か、あるいはこの同じ先生(小坂井敏晶)の『社会心理学講義』。僕いつも勧めてるんですけど、是非読んでいただきたい。勉強になりますよね。この本でもいいんですけど、大事なことは、考える力がいかに大事かですよね。」

1人推薦

人間の性はなぜ奇妙に進化したのか

ジャレド・ダイアモンド(長谷川寿一 訳) · 草思社(草思社文庫) · 2013

なぜ人間は性行為を隠すのか、なぜ快楽になるのか、なぜ女性に閉経があるのか──進化生物学の視点から人間の性の謎を解く。

1人推薦 推薦者: ひろゆき

「(最終購入7冊の1冊として確定。ジャレド・ダイアモンド作品で「人間は遺伝子の乗り物でしかない」

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生物学的文明論

本川 達雄 · 2011

『ゾウの時間 ネズミの時間』の生物学者が、生物の時間と人間社会の時間のずれから現代文明を批判的に論じる。エコロジー思想の決定版。

1人推薦 推薦者: 出口 治明

「歴史を踏まえてこれからの時代を生き抜くために、私が皆さんにおすすめしたい本を紹介します。」

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タイタンの妖女

カート・ヴォネガット・ジュニア(浅倉久志 訳) · 早川書房(ハヤカワ文庫SF) · 2009

ノーベル文学賞に最も近いSF作家と言われたカート・ヴォネガットのデビュー長編(1959年原著)。爆笑問題・太田光が事務所名「タイタン」の由来として愛読書に挙げた、ハンディキャップ主義のディストピア。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「爆笑問題の太田光さんが自分の事務所『タイタン』って名前付けたのは世界で一番好きな本がこのタイタンの妖女ということ。火星人の侵略戦争の後、地球が平和になるって話。その平和になった地球で『徹底的に無関心な神の教会』というのが地球最大の宗教になる。神は存在するんだけれども『お前になんか興味がない』という宗教。神は偉大すぎて忙しすぎる、だから人類のことに興味を持ってる暇なんかない、自分のことは自分で神に救いを求めずに何とかしなさいという。 その教会のメリトクラシーがハンディキャップ主義。全ての人間にハンディキャップを与えて、あらゆる人を平等にしましょう、と。顔の美しい女は醜い仮面をかぶる。イケメンは目の見えない女性を妻に選ぶ。スタイルの良い女はサイズの合わないみっともない服を身に付ける。体力がある男は何十キロも重りを身につける。世界中の誰もが歴史上初めて完全に平等になった——果たしてこの社会は幸」

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眠れない一族 食人の痕跡と殺人タンパクの謎

ダニエル・T・マックス · 2007

プリオン病に翻弄されたイタリアの一族を追ったサイエンス・ノンフィクションの傑作。

1人推薦 推薦者: 成毛 眞

「(このランキングは面白さの順ではありません。時々入れ替えます。絶版になった本はここから消えていきます)」

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解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯

ウェンディ・ムーア(矢野真千子 訳) · 河出書房新社(河出文庫) · 2007

18世紀ロンドンの天才解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯。墓荒らし組織のボスとして死体調達に天才的手腕を発揮、近代医学・歯科学を飛躍的に進歩させた表裏の英雄。ジキル博士とハイド氏のモデル。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「今回の中心になるのはジョン・ハンターというとんでもない男。一応医学上やってくれたことは、人体解剖の天才——お兄さんが外科医で、お兄さんのウィリアム・ハンターのために手伝って解剖を実験を繰り返して、結果的に外科手術を飛躍的に進歩させた医学全般の恩人。しかしその裏側では、解剖するための死体を調達する天才で、こいつのおかげでロンドンは恐怖の町・真の犯罪都市として恐れられることになった。だからジョン・ハンターがいなければ名探偵コナンという漫画も多分存在しなかった。 墓荒らしの4つのルール——(1) 貧乏人の墓に限る(金持ちは石造り・鉛の棺で深く埋まってる)、(2) 死体は必ず丸裸にして盗む(指輪一個盗めば窃盗罪で死刑だけど、死体そのものは所有者が誰もいないので何の罪にもならない)、(3) 暴いた後は何も盗まなかったフリをして埋め直す、(4) 縄張りがある。 ジョンはこの墓荒らしの世界に入ってロ」

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マジック・キングダムで落ちぶれて

コリイ・ドクトロウ(浅倉久志 訳) · 早川書房(ハヤカワ文庫SF) · 2005

コリイ・ドクトロウによる近未来SF(2003年原著)。貨幣経済が消失し「Whuffie(ウフィ)」という評価値で動く社会で、フロリダのディズニーランドを巡るドラマが展開する。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「Twitterのミックスでネタにされてるのを知ってる人も多いと思うけど、これぞ評価経済社会というのはどういうものか分かるSF小説。Whuffie(ウフィ)という概念が出てくる。貨幣経済というのはもうほとんど廃れてしまって評価経済のみで成立している世界。ディズニーランドのHaunted Mansionに住んでいる、住みながらそこを運営しているこういう人達の話。彼らはお金を得ているのではなくて評価を得ている、その評価がWhuffie値。 相手のWhuffieを見るときに、何かスマートフォンみたいなものを見るんじゃない。相手の顔を見て目線を失礼でない程度にちょっと上に上げる回転——相手のWhuffieを見るというのは相手の財布を覗くとか腕時計をジロジロ見てどれくらい金持ちか確かめるようにこの世界で失礼な行為。相手の評価値がどれぐらいかをちょっと目線を上に上げて確認した、という書き方。この抑えた」

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寄生獣(完全版) 1

岩明 均 · 講談社(アフタヌーンKCデラックス) · 2003

岩明均の代表作。寄生生物に右手を乗っ取られた高校生の闘いを描いたSFホラー。

1人推薦 推薦者: ひろゆき

「当時で言うとめっちゃはまった漫画とかある?あ、寄生獣とかとかが割と好きだったんですけど。どっちもちゃんと終わる漫画っていう、ジャンプの漫画は終わんないので。」

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イノベーションのジレンマ 増補改訂版

クレイトン・クリステンセン · 2001

巨大企業がなぜ破壊的イノベーションに敗れるのかを解明したハーバードビジネススクール教授の名著。

1人推薦 推薦者: ジェフ・ベゾス

「Innovator's Dilemma は経営に決定的な影響を与えた本。Kindle/AWSはこの理論に従って作った。」

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タイム・リープ あしたはきのう(上)

高畑 京一郎 · KADOKAWA(電撃文庫) · 2001

高畑京一郎が1996年に電撃文庫から刊行したタイムループSFの傑作。1996年の女子高生・鹿島翔香のもとに「未来から来た自分」のメモが届く。緻密に組み上げられたタイムリープ理論で破綻のないSFミステリ。

1人推薦 推薦者: 小島 秀夫

「あ、このタイムリープ最高ですよ、これ。これは最高に面白いですね。すごい緻密に考えられてて、あんまりおかしなところはないですよ。タイムリープって破綻するんですけど、よくできてます。」

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侍女の物語

マーガレット・アトウッド(斎藤 英治 訳) · 早川書房(ハヤカワepi文庫) · 2001

近未来のキリスト教原理主義国家「ギレアデ共和国」で、生殖能力を持つ「侍女」として強制的に役割を与えられた女性の手記。フェミニズムSFの古典。

1人推薦 推薦者: 三宅 香帆

「マーガレット・アトウッドの『侍女の物語』は私めちゃくちゃ好きなんですけど、なんか事あるごとに読み返したくなる。なぜならニュース見ると読み返したくなるというか、なんかSFなんだけどあんまりこうディストピアなんだけどのSF小説なんですけど結構現実でも関係ある感じのニュースとか出てくるたびに、は、『侍女の物語』で書いてたやつやってなったりするのでそういう意味だと結構読み直したりするしたくなったりする。」

1人推薦

ご冗談でしょう、ファインマンさん 下

リチャード・P・ファインマン · 2000

上巻からつづく、知の巨人ファインマンの愉快で痛快な冒険譚の続編。

1人推薦 推薦者: 成毛 眞

「(このランキングは面白さの順ではありません。時々入れ替えます。絶版になった本はここから消えていきます)」

1人推薦

七夕の国 1

岩明 均 · 小学館(ビッグコミックス) · 1997

岩明均がビッグコミックスピリッツで連載した、超能力と村社会の謎を巡る伝奇SF。

1人推薦 推薦者: ひろゆき

「(岩明均の漫画を語る流れで)岩明さんの漫画で外れはないんじゃないかな。寄生獣・ヒストリエ・七夕の国とか、絵柄の通常の人間とモンスター的なところの食い違いがあんまりない絵柄なので、それはすごい自然に見れる、絵のやたらにうまい人だなっていう。」

1人推薦

銀河帝国の興亡 1 ファウンデーション

アイザック・アシモフ(鍛治靖子 訳) · 早川書房(ハヤカワ文庫SF) · 1984

アシモフの代表作『ファウンデーション』シリーズ第1巻(1951年原著)。銀河帝国1万2000年の歴史と『心理歴史学』を扱う未来史の金字塔。Apple TV+でドラマ化。ノーベル経済学賞ポール・クルーグマンの愛読書。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「中学生ぐらいの時に読んだ。はるか未来、人類は銀河系を1つの帝国にまとめあげた。銀河系には人類以外に知的生命体がいなかった。人類は2500万個以上の惑星に植民し、総人口は100京(10の18乗)を超えた。 首都惑星トランターは惑星1つが丸々官僚機構——惑星1つが丸々事務作業ビル、その中に官僚400億人が住んでいる。皇居は1000km×1000kmのちっぽけなもの。トランターは食料も何もかも他の惑星から輸入しなければ活動できない。 この銀河帝国1万2000年の絶頂期に、ハリ・セルダンという学者が『銀河帝国は500年以内に滅ぶ』と数学的に証明した——『心理歴史学』という新しい学問を作って。一旦帝国が滅ぶと、原子力文明→石油文明→石炭文明と無限に交代して、次の文明が起こるまで3万年かかる。この3万年の空白を1000年に縮めるためにセルダンは『百科事典財団(ファウンデーション)』を作る。 ノー」

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神の目の小さな塵

ラリイ・ニーヴン / ジェリイ・パーネル(池央耿 訳) · 東京創元社(創元SF文庫) · 1981

ニーヴン&パーネルによるハードSFの古典(1974年原著)。人類が銀河に広がる中、未知の異星人と初めて出会う「ファースト・コンタクト」もの。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「9月に新版が出る、1760円。ファーストコンタクトの傑作と呼ばれてるニーヴン&パーネル『神の目の小さな塵』。地球人と異星人が初めて出会う『ファースト・コンタクトもの』というジャンルで、最初期の作品はマレイ・ラインスター『最初の接触』(1945年)、続いてフレッド・ホイル『暗黒星雲』(1957年)、そしてスタニスワフ・レム『ソラリスの陽のもとに』(1961年)が究極のファーストコンタクトを書いてしまった——惑星全体を覆う海が知性を持つ話で、お互いに理解できないことに意味があるのか?まで踏み込んだので、以降ハードSFはファーストコンタクトを書きにくくなった。 日本のアニメは結構ちゃんとファーストコンタクト扱ってる。1980年『伝説巨神イデオン』では地球人とバッフ・クラン星人が遭遇——地球人がバッフ・クランを『第七文明人』と呼ぶ、それまでの6つの文明はイデの世界の中で全部滅びた文明。1982年」

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The Ministry of Time

Kaliane Bradley

政府が時を超えて歴史上の人物を現代に呼び寄せる極秘プログラム。19世紀の北極探検家と21世紀の女性事務員の禁断の恋を描く話題のデビュー長編。

1人推薦 推薦者: バラク・オバマ

「夏は新しい本を見つけるのに最高の季節。今年も、ぜひ皆さんと共有したいリストができた。」

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1人推薦 推薦者: 出口 治明

「なぜヒトは宇宙論や生物学に惹かれるのか。それは僕たちの身体が星の欠片からできており、ヒトが細菌のような生物から進化してきたことを自覚しているからだ。本書の帯には「宇宙・地球・生命を通史で読める初めての1冊」

1人推薦

利己的な遺伝子

リチャード・ドーキンス(日髙敏隆/岸由二/羽田節子/垂水雄二 訳) · 紀伊國屋書店

進化生物学者ドーキンスの代表作。遺伝子の視点から生物の利他行動と利己性を解き明かす歴史的名著。「ミーム」概念の提唱書。

1人推薦 推薦者: 出口 治明

「自重後同係数の名著、利己的な遺伝子です。今このコロナウイルスで世界が大騒ぎになっています。ウイルスは何十億年も入れてきた我々は大先輩です。われわれホモサピエンスもわずかに10万年の歴史しかありません。でも、われわれホモサピエンスも実は遺伝子によって動かされています。この本は、人間とは何者か、動物とは何者か、遺伝子とは何か、我々生き物の本質、これ以上なく明快に解説した歴史的な名著です。ちょっと分厚いですけれど、ゆっくり読んでみてください。ドーキンスは名文家なので、とても読みやすいです。」

1人推薦

ビジュアル 進化の記録 ダーウィンたちの見た世界

ロバート・クラーク(渡辺 政隆 訳) · ポプラ社

ナショナルジオグラフィック写真家ロバート・クラークが200枚以上の美しい写真でダーウィンの進化論を視覚化した野心作。

1人推薦 推薦者: 出口 治明

「ベンチャー企業の経営を10年やってみて、分かったことの1つは、ダーウィンの進化論の根源的な正しさだった。強いものや賢いものが生き残るのではない、世界はどう変化するか誰にも分からないのだから、運と適応以外に生き残る術はない。全くもって、その通りだと思う。…本書は、歴史を変えたダーウィンの進化論を…美しい200枚以上の写真(視覚)で説明しようとした野心作である。…少し値は張るが、読む価値のある本だ。」

1人推薦

銀河ヒッチハイク・ガイド

ダグラス・アダムス(安原和見 訳) · 河出文庫

地球破壊の直前に救出された平凡な男アーサー・デントが、ヒッチハイクで銀河を旅する英国SFコメディの金字塔。「人生・宇宙・すべての答え」は42。

1人推薦 推薦者: イーロン・マスク

「『銀河ヒッチハイク・ガイド』を読んだ。これは結構ポジティブな本で、とても重要なことを教えてくれた——多くの場合、問いの方が答えより難しいということだ。問いを正しく立てることができれば、答えを出すのは簡単な作業になる。」

1人推薦

異星の客

ロバート・A・ハインライン(井上一夫 訳) · 創元SF文庫

火星で育てられた地球人ヴァレンタイン・マイケル・スミスが地球に帰還し、新たな宗教運動を起こす。xAIのAI「Grok」の名前の由来となった作品。

1人推薦 推薦者: イーロン・マスク

「(息子の)名前はヴァレンタインにする。我らのAI『Grok』の名前が生まれた『異星の客(Stranger in a Strange Land)』の主人公にちなんでだ。Grokとは、深く共感的に理解するという意味だ。」

1人推薦

点火! 液体燃料ロケット推進剤の開発秘話

ジョン・D・クラーク(高田剛 訳) · プレアデス出版

ロケット推進剤の開発史を、化学者ジョン・クラーク自身が辛辣なユーモアと現場の実感で語る古典。SpaceXの内部教科書としても知られる。

1人推薦 推薦者: イーロン・マスク

「ジョン・クラーク『点火!(Ignition!)』」

1人推薦

皇帝の新しい心

ロジャー・ペンローズ

数理物理学者ペンローズの大著。意識と量子力学の関係を論じる、茂木健一郎を脳科学に導いた決定的な本。

1人推薦 推薦者: 茂木 健一郎

「大学院生の頃の1989年に初めて読んだ時、世界が今までと変わって見えた。これほど知的興奮を覚えた経験は人生で数えるくらいしかない。」

1人推薦

フェルマーの最終定理

サイモン・シン(青木 薫 訳) · 新潮文庫

南場 智子が公的に推薦コメントとして発表した本。

1人推薦 推薦者: 南場 智子

「一見シンプルなフェルマーの最終定理の証明に挑む数学者たちの350年にわたる奮闘を描いた良書です。世紀をまたがり、大陸をまたがって抽象概念に関する知的作業のリレーを行い、そして完成するなんて、人間の偉大さを感じずにはいられません。」

1人推薦

ハッブル望遠鏡が見た宇宙 カラー版

野本 陽代/R・ウィリアムズ · 講談社ブルーバックス

南場 智子が公的に推薦コメントとして発表した本。

1人推薦 推薦者: 南場 智子

「尊敬する人のお気に入りと聞いて、コンパクト版を購入し、以来、時々眺めます。大気に遮られずに天体から光を集め、宇宙の営みの多くを解明して来たハッブル望遠鏡。とにかく画像の美しさに魅せられます。」

1人推薦

合成生物学の衝撃

須田 桃子 · 文藝春秋

成毛 眞が HONZ で執筆した書評対象書。

1人推薦 推薦者: 成毛 眞

「人類は誕生以来宇宙とは何か、物質とは何かを考え続けてきた。その理解が一気に進んだのは、20世紀になってからだった。 1916年 、アインシュタインが相対論を完成することで、宇宙を現代的に理解する基礎が出来上がった。27 年までに、ハイゼンベルグの行列力学とシュレディンガーの波動力学が発表され、 物質を理解するための量子力学の構築が始まった。現代物理学の基礎は、大正時代に形成されたのだ。 当時は一般人のみならず、技術者たちも、この難解な基礎科学が何の役に立つのかさっぱり分からなかった。しかし、21世紀に暮らす我々は、その恩恵がなければ生きていけない。 量子力学の応用である半導体がなければ、コンピューターも通信も存在し得ない。相対論がなければGPS(全地球測位システム)は動かない。」

1人推薦

宇宙の覇者 ベゾスvsマスク

クリスチャン・ダベンポート 翻訳:黒輪 篤嗣 · 新潮社

成毛 眞が HONZ で執筆した書評対象書。

1人推薦 推薦者: 成毛 眞

「アマゾン創業者のジェフ・ベゾスと電気自動車製造会社テスラ創業者のイーロン・マスク。太陽が昇るどこかの惑星(または衛星)を背景に2人が対峙している表紙は鮮烈だ。どちらかがほかの星に降り立つ日も近いことを暗示しているようだ。 それぞれの個人資産は十数兆円と2兆数千億円。政府機関を凌駕する力をもつといわれる55歳と47歳。二人は人類にとってどんな存在になるのだろう。そして人類はどこへ連れて行かれるのだろう。 ジェフ・ベゾスはアメリカ生まれ。SFファンだった少年は、最優秀の成績で高校を卒業し、名門プリンストン大学で物理学を学ぶようになる。コンピュータ科学と電気工学の学位を取得して金融界に飛び込んだ。 いっぽうのイーロン・マスクは南アフリカ生まれ。」

1人推薦

夏への扉

ロバート・A・ハインライン(福島正実 訳) · 早川書房(ハヤカワ文庫SF)

ハインラインの代表作(1957年原著)。コールドスリープと時間旅行を扱った長編SF。日本ではタイトルの詩情から熱狂的に愛され、少女漫画家のレジェンドたちもオールタイムベストに挙げる『幻の名作』。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「10年ぐらい絶版状態で、古本屋さんで探したら買えるけど読めないという状態が続いた。少女漫画家のレジェンドたちが『夏への扉』をすごい褒めて、岩館真理子先生は『私が一番好きなのはオールタイムで夏への扉』。これが『幻の名作』と呼ばれる理由。 第1章冒頭『6週間戦争の始まる少し前、僕と猫のピートはコネチカット州の古ぼけた農家に住んでいた』——『6週間戦争』というキーワードだけで核戦争を連想させる。続いて『マンハッタンの被爆地帯の端にあった古い農家』、たった3行でマンハッタンが核攻撃で消えたのが分かる。SFの読み方は、作者が説明せずキーワードを並べて読者に推理させる『共犯関係』。 古い農家には扉が11個あって、猫のピートは雪を見ると『この扉は冬につながってる』と次の扉、また次の扉と、人間用の11個の扉を順番に試させる。『夏への扉を探すのは決して諦めない』——本作のテーマ。 第1章はネコ好きおじ」

1人推薦

メアリ・ジキルと囚われのシャーロック・ホームズ

シオドラ・ゴス(鈴木 潤 ほか 訳) · 早川書房(新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)

ジキルとハイドの娘メアリらが結成する〈アテナ・クラブ〉が、誘拐されたシャーロック・ホームズを救うべくモリアーティ教授の陰謀に挑むヴィクトリア朝アドベンチャー。

1人推薦 推薦者: 宇垣 美里

「『メアリ・ジキル』はすごい面白くて大好きでした。ジキルとハイドの娘が主人公で、いろんなモンスター娘たち(ヴァン・ヘルシングの娘、毒娘、猫娘、ラパチーニの娘、フランケンシュタインの花嫁など)が手を合わせて、時々ホームズも出てきて、ヴィクトリア時代を駆け巡って互いを助け合うっていうのがめっちゃ面白かった。」