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古典

源氏物語・聖書・古事記ら古典の名作を、有名人が読んだ155冊。本人発言の出典リンク付き。

155冊収録 ✓ 本人発言の出典リンク付き
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★ 3人推薦

老子 (タンおすすめ)

老子(蜂屋邦夫訳) · 2008

中国古代の思想家・老子による道家思想の古典。タンが5歳から読み続け、デジタル民主主義の思想的基盤とする一冊。

「私は5歳の時に老子を読んだ。『道徳経』が私に教えてくれたのは、人間とは思考が通り抜けるための空間にすぎないということだった。(原文: I read Lao Tzu when I was 5. The Tao Te Ching showed me that people are merely spaces through which thoughts may pass through.)」

「老荘思想の基本テクスト」

「『道徳経』は深い、本当に深い本だ。ゆっくり読み、ときには1日1節だけ読むこともある。(原文: Tao Te Ching is a deep, deep book. I read it slowly, sometimes one verse a day.)」

★ 2人推薦

「ジョブズには色々なアイデアがあって、人生の指針となるような本を何冊か読んでいたに違いない。『肩をすくめるアトラス』もその一つで、若い頃言及していた。(原文: He had a lot of ideas. He must have read some books that really were his guide in life... Atlas Shrugged might have been one of them that he mentioned back then.)」

「聖書に次いでアメリカ人が人生で最も影響を受けた本というふうに言われている。アメリカで超ベストセラーで、本を読める人つまりアメリカの知識人のバイブルとも言われているSF小説。近未来のアメリカは半分社会主義みたいなものの流れを受けていて、おかげでアメリカの金持ちたちがどんどん共産主義・社会主義の波を受けて仕事がやりにくくなってくる。結果的にアメリカの富豪資本家たち、誇りを持って点を支えていたアトラスたちが『もういいや』と言って肩をすくめだした。そうすると世界がゆっくりと滅亡に向かっていくっていうディストピア小説。日本人はこの本の存在を聞いたこともないんですけどほとんど。だけどアメリカの知識人はほぼ全員この本を読んでて、かなりこれの思想的な影響を受けてる。資本家というのは偉い、なんでかというと、ちゃんと成功したから。同時に労働者たちはそのアトラスを助けるという、そういう道徳的なフィードバックが働」

★ 2人推薦

星の王子さま

サン=テグジュペリ(河野 万里子 訳) · 新潮社(新潮文庫) · 2006

サン=テグジュペリの永遠の名作、河野万里子による新訳。

2人推薦 推薦者: 檜山 沙耶 宮崎 駿

「あと星の王子様読みたいんです、今、星の王子様。なぜに星の王子様な(の)ですけど、好きな英語の本があって(『英語で読む星の王子さま』が併売)、ニュアンスが日本のと違っていて衝撃を受ける。」

「最初に読み終えた時の気持ちが忘れられません。言葉にすると何か大切なものがぬけ出てしまうような気がして、だまりこくってシーンとしていました。」

★ 2人推薦

カラマーゾフの兄弟 1

ドストエフスキー · 2006

ロシア文学の最高傑作。IUがJTBC『ヒョリの民泊』(2017)で愛読し、「これまで読んだ中で最高の本」と語った。

「これまで読んだ中で最高の本。」

(Jordan Peterson 公式 Great Books List + 各種講義で繰り返し言及)

★ 2人推薦

アルケミスト 夢を旅した少年

パウロ・コエーリョ · 1997

羊飼いサンチャゴが運命の宝物を求めて旅する寓話。SUGAは2018年から繰り返しARMYにおすすめ。

(5th ARMY KIT 公式同梱書籍 / SUGA本人が複数年ファンカフェで言及)

「(東京宇賀なつみ書店・10冊選書)」

★ 2人推薦

銀河鉄道の夜

宮沢 賢治 · 1996

宮沢賢治の代表作。又吉が『第2図書係補佐』で熱く論じる、賢治と「ほんとうの幸い」をめぐる名作。

2人推薦 推薦者: 又吉 直樹 米津 玄師

「又吉が『第2図書係補佐』(幻冬舎よしもと文庫, 2011)で紹介した一冊。」

(紀伊國屋書店「米津玄師と文学」フェア(2024年10-11月) 米津玄師本人選定36作品の1つ)

★ 2人推薦

デミアン

ヘルマン・ヘッセ · 1988

自我の探求を描いたヘッセの代表作。IUがインタビューで愛読書として挙げた一冊。

「繰り返し読み、線を引いて読む。」

「Demian. Hermann Hesse.」

★ 2人推薦

ファウンデーション (クリントンおすすめ)

アイザック・アシモフ · 1984

アシモフのSF代表作。歴代米大統領が読破した古典として知られる。

(CBS News「Bill Clinton's 21 favorite books」 / 各種インタビューで言及)

「アシモフの『ファウンデーション』」

★ 2人推薦

月は無慈悲な夜の女王

ロバート・A・ハインライン(矢野徹 訳) · ハヤカワ文庫SF

21世紀、月の植民地が地球からの独立を求めて反乱を起こす。ハインライン後期の代表作で、自己意識を持ったコンピュータ「マイク」と革命家たちの闘いを描く。ヒューゴー賞受賞。

「ハインラインの『月は無慈悲な夜の女王(MiaHM)』」

「僕の一押しは『月は無慈悲な夜の女王』というハインラインの小説。21世紀、2030年の世界で月が独立するって話。月が地球の圧力に耐えかねて『俺たち植民地が独立するぜ』と地球に戦争を仕掛けて、最終的にはリニア・カタパルトを使って地球に隕石を落とす。これ実は機動戦士ガンダムの元ネタなんですよ。富野さんはハインラインの小説を系統的に読んでいて、『宇宙の戦士』からパワードスーツって名前と概念を持ってきて、お話全体の大きい流れとして地球に対して植民地が独立してその時の最大の兵器は何かというと地球に物を落とすことになる——というのも元ネタにしてる。 Googleやアップルはなぜ生まれないのかというのに対して僕がいつも思ってるのは、いや日本の社長というのはSF読まないからですよ、と。日本においては成功する条件というのはありものの技術とありものをさっと組み合わせて勝てる仕組みを作って成功するという人が多い」

1人推薦

アルジャーノンに花束を

ダニエル・キイス · 2026

知能の低い青年チャーリィが、脳手術で天才になり、そして…。SFの不朽の名作にして、知能・愛・人間の尊厳を問う一級の文学作品。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「ダニエル・キイスは1927年生まれ、ニューヨークのブルックリンで生まれた——その頃のブルックリンはマフィアの巣窟みたいな所。23歳でマーベルコミックの前身であるアトラスコミックに就職、上司はあのスタン・リー。1958年、31歳の時に中編『アルジャーノンに花束を』を発表してSF雑誌『ギャラクシー』に売り込んだんですけども、『これ暗いよ、ハッピーエンドに変えて』と言われて、自信作だったので掲載してほしさにラストを変えようかと思ったけど、友達のマジのSF作家に『絶対これ変えちゃだめだ』と言われて他のSF雑誌に送ったらヒューゴー賞をとった。 僕がガイナックスの社長だった時、80年代の半ばだと思いますけれども、山賀博之が『アルジャーノンに花束をアニメ化したい』と言って、僕クリフ・ロバートソンにアメリカまで会いに行ったことがあるんですね。ところがクリフは日本でアニメ化することに関しては何も興味がない」

1人推薦

君たちの日本国憲法

池上 彰 · 2022

ジャーナリスト・池上彰が、日本国憲法のなりたち・条文の本当の意味・改正論議の争点を、若者にもわかりやすく解説した入門書。

1人推薦 推薦者: 中田 敦彦

「教科書には載らない憲法改正の争点と、そのキーマンは誰か。事実が赤裸々に書かれている」

1人推薦

古都

川端 康成 · 新潮社 · 2022

ノーベル文学賞作家・川端康成の代表作。京都を舞台にした双子姉妹の物語。

1人推薦 推薦者: 宇賀 なつみ

「全然毛色が変わりますね。多分中学高校生ぐらいで読んだんですかね。川端康成とかいわゆる文豪と言われる人、教科書にも出てくるような人の作品って難しそうっていうか堅苦しいっていうか、なんか読みたくないなってむしろ思っていたんですけど、これきっかけで本当に食わず嫌いしなくなりました。当時まだ私京都って中学の修学旅行で1回行ったぐらいだと思うんですよ。ほとんど馴染みはなくて、でもやっぱり憧れはあって、これを読むと物理的な場所、距離も超えられるし時代も超えられるんだなっていう、自分が知らない世界に入っていけるんだっていう感覚をすごく覚えた。」

1人推薦

動物農園

ジョージ・オーウェル(吉田健一 訳・ヒグチユウコ 装画) · 中央公論新社 · 2022

オーウェルの寓話小説の決定版。吉田健一による定番訳に、ヒグチユウコの装画と挿絵を全編にあしらった単行本。

1人推薦 推薦者: 宇垣 美里

「こんな尖った見た目でしたっけ?やばい本みたいな感じで素敵すぎない?多分中学生か高校生ぐらいの時に読んだけど、これは物として欲しいな。だってすごくないですか、おしゃれすぎません?」

1人推薦
1人推薦 推薦者: 宮崎 駿

「この人の作品はすべてたからものです。あわてて読んではいけません。ゆっくり、なんども読んで、声を出して読んで、それから心にひびいて来るものや、とどいてくるものに耳をすませて、場面を空想して、何日もたってからまた読んで、何年もたってからも読んで、判らないのにどうして涙が出てくるのだろうと思い、ある時はなんだか見えてきたような気がして、とたん、スウッときえてゆくのです。」

1人推薦
1人推薦 推薦者: 宮崎 駿

「ぼくらがまだ若くて、たぶんあなたが生まれるずっと前に、ぼくらはこの本を原作にして、52本のテレビアニメをつくりました。アニメより原作を本で読んだ方がいいという人がいます。ぼくも半分位そう思っていますが、この作品は、ちがう、と思っています。見、読みくらべてみて下さい。」

1人推薦
1人推薦 推薦者: 宮崎 駿

「ぼくは、セドリックとは、正反対で、ためらい、ものおじし、はっきりいえない子供でしたが、セドリックは好きでした。こういう子がどこかにいると今でも思っています。かしこくて、やさしくて、おだやかで、まっすぐな友人がいたからです。」

1人推薦

天狗にさらわれた少年

平田 篤胤(今井秀和 訳) · KADOKAWA · 2018

江戸後期の国学者・平田篤胤が「天狗に攫われた」と名乗る少年・寅吉に取材した記録『仙境異聞』の現代語訳。

1人推薦 推薦者: きゃりーぱみゅぱみゅ

「岡本そのハマ・オカモト君と友達と何人かでご飯食べた時に、未確認生物の話とかUFOとか宇宙の話とかをするのなんか好きで、お互いの知識競うみたいになった時に、「そういえばなんかこの本知ってる」

1人推薦

人間失格 1

伊藤 潤二(漫画)/太宰 治(原作) · 小学館(ビッグコミックス) · 2017

太宰治の代表作『人間失格』を、伊藤潤二が独自の視覚的グロテスクと心理的恐怖で描き直した漫画版。

1人推薦 推薦者: アイナ・ジ・エンド

「これも好き。心の、この人の絵、この人の絵めっちゃ好き。伊藤潤二です。これも行けますか?確かに、人間失格も書かれてるのか。好き、好き、好きです。」

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二年間の休暇(十五少年漂流記)

ジュール・ヴェルヌ(朝倉 剛 訳) · 福音館書店(福音館文庫) · 2015

ジュール・ヴェルヌの古典冒険小説。日本では『十五少年漂流記』のタイトルで知られる。船から漂流した15人の少年たちが無人島で2年間サバイバルする物語。

1人推薦 推薦者: 林 士平

「2年間の休暇ですね。日本だと十五少年漂流記の方が多分有名なタイトルですけども。漂流してとある島について15人の少年たちがどうにかこうにか生き延びて帰るまでの話ですね。人種が違う方も混ざっててその方を巡る問題とかもすごく心に残ってて。多分僕が小学校の頃、林という名前で台湾人だったからなのか、そういう異物が混ざりながら喧嘩して分かり合うっていうのに対して羨ましいと思ったのかな。」

1人推薦

宇宙の戦士

ロバート・A・ハインライン(矢野徹 訳) · 早川書房(ハヤカワ文庫SF) · 2015

ハインラインの軍事SF(1959年原著)。機動戦士ガンダム『パワードスーツ』の元ネタ。道徳哲学の授業を通じて『暴力と決着』を問う問題作。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「ハインライン作の軍事SF。物語の最初の部分に主人公がもうすぐ高校卒業する、その中で『道徳哲学』の時間というのがある——これは『宇宙の戦士』以来の造語。最後の授業で学生たちが自由に質問する中、ある女性徒から『暴力は何も解決しないと母から言われましたって』と言われる。これに対して道徳哲学のデュボワ先生(元軍人)は『暴力は歴史上最も多くのことに決着をつけてきた』と語る。解決するとは言ってない、決着というのが暴力によって歴史上最も多くのことを決着つけてきた。これに反対するのは最悪の希望的観測に過ぎない、この事実から目を背けようとする民族種族はその命と自由という高い代償を支払わされる。 僕がこの小説を初めて読んだのが高校生ぐらいで、ちょうどその主人公と同じくらいの年齢だったんですけれどもすごいショックだった。暴力でしか解決しないとは言ってない、暴力によって歴史上だいたいのことは決着がついてきた、こ」

1人推薦

歴史序説 1

イブン=ハルドゥーン · 岩波文庫 · 2015

14世紀イスラム世界が生んだ歴史哲学の金字塔。歴史学・社会学・経済学の祖と評される。

1人推薦 推薦者: マーク・ザッカーバーグ

2015年Facebook読書プロジェクト『A Year of Books』第11週の選書(2015年6月1日)。「700年前のイスラム哲学者の世界史。当時の知の到達点を見直す」とザッカーバーグは紹介。

1人推薦

宗教的経験の諸相 下

ウィリアム・ジェイムズ · 岩波文庫 · 2015

20世紀初頭の心理学者ジェイムズが、宗教的体験を心理学的に分析した不朽の名著。

1人推薦 推薦者: マーク・ザッカーバーグ

2015年Facebook読書プロジェクト『A Year of Books』第16週の選書(2015年8月12日)。「宗教が人類の生にどう影響するかを心理学的に分析した著作」と紹介。

1人推薦

絶望名人カフカの人生論

フランツ・カフカ/頭木 弘樹 編訳 · 新潮社(新潮文庫) · 2014

カフカが日記・手紙・ノートに残した「絶望」の言葉を集めたアンソロジー。「未来に向かって歩くことは僕にはできません。未来に向かってつまずくこと、これはできます。一番うまくできるのは倒れたままでいることです」など。

1人推薦 推薦者: アイナ・ジ・エンド

「私の絶望名人カフカを1冊ぶち込んでやる。カフカってもうなんかもう見るに耐えないぐらいずっと救いようがないっていうかそれを読んでると落ち着いてくるというか。私の曲の『彼と私の本棚』っていう曲の中にね、カフカ出てくるんですよ。あなたのまだ空っぽな私との思い出の中に、私の絶望名人カフカを1冊ぶち込んでやる。私のことあなたの心に焼きつけてやる。」

1人推薦

ニコマコス倫理学

アリストテレス(高田三郎 訳) · 岩波書店 · 2014

古代ギリシア哲学を代表するアリストテレスの倫理学書。徳と幸福の関係を論じた西欧倫理学の源流。

1人推薦 推薦者: 深井 龍之介

「2000年以上前の人が本気で考えたらどうなるかみたいなのを見せてくれる本。これが答えではないので、答え出てないんですね。これを読むことによってアリストテレスがどのようにその幸せとか善について考えたかという思考の経路をたどれるんですよね。あの経路をたどるのがめっちゃ重要。結論だけ知りたがるネタバレとかサマリみたいな文化あるじゃないですか。あれ超ダメですね。今言ったその思考経路をたどるっていうのが哲学のなんか1番意味あるとこだと僕思ってて。」

1人推薦

へうげもの 1

山田 芳裕 · 講談社(モーニングKC) · 2011

山田芳裕による戦国時代マンガ。古田織部こと古田重然のあだ名『ひょうげもの』を中心に、千利休の侘び寂び世界と本能寺の変を独自解釈で描く。単行本にも侘び寂びを反映した作りの工夫がある。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「誰も思いつかなかった戦国時代の人物を書いた漫画、表現もの。表現ものは古田織部こと古田重然のあだ名でもある。単行本にも特徴があって、すべて『侘び寂び』という概念で千利休がほとんど一人で作り上げた、後に古田織部はそれのバリエーションを増やしていった——その侘び寂びという概念でこの本作られている。本のここにあるシール、これって印刷じゃなくてシールなんですよ、1巻から25巻まで全部単行本にシール貼ってる。コレクター向け。次にめくってびっくりするんですけど、漫画がいきなり始まるんですよ。途中で千利休が出てきて『無駄だ無駄無駄』って叫ぶんですけど、道の喉無駄を省いて言ったらじゃあこの漫画の単行本にある最初の白い紙って何よ、と表紙と同じ絵がモノクロで書かれてあれなにを、いらねーだろ、って言ってこの折り返しのところにも下じゃとか入れてる。一切の無駄をなくしたところに侘び寂びがあるという漫画の中のテーマと、」

1人推薦

コーラン 上

井筒 俊彦 訳 · 岩波書店(岩波文庫) · 2009

イスラム教の聖典『クルアーン』を、日本のイスラーム学者・井筒俊彦が直接アラビア語から訳した名訳。岩波文庫上中下3冊で構成。

1人推薦 推薦者: ひろゆき

「ま、読んで役に立つかどうか僕結構大事にするので、聖書って長いんですよね。で、キリスト教の人って聖書ちゃんと読んでないんですよね。ま、イスラム教の人結構ちゃんと後乱読んでるんで、また、なんかコ乱読んで話をするとあいうのあるよねとか、こういう考え方なんだよねっていうのがお互いにわかる。確か2035年ぐらいに地球上で1番信者の多い宗教がイスラム教になるので、1回読んどくとその知識が腐化することがないっていう、だいぶコスパの違いなと思いますけど。」

1人推薦

悲しみよ こんにちは

フランソワーズ・サガン(河野 万里子 訳) · 新潮社(新潮文庫 Star Classics 名作新訳コレクション) · 2009

18歳のサガンが書いた、避暑地での親子のひと夏を描いた心理小説。

1人推薦 推薦者: 上白石 萌音

「私はこれを読んで文学ってすごいって思いました。生活してて、なんか言葉にできない感情っていっぱい出会うじゃないですか。そういうもやっとした、一言では表せない、これ言語化できないなっていう気持ちが全部言語化されてるんです。もやもやしてる人、世の中が嫌になってきた人に読んでほしい。本は逃げ場所だと思うんです、私。逃げていい場所だと思うんですよ。」

1人推薦

タイタンの妖女

カート・ヴォネガット・ジュニア(浅倉久志 訳) · 早川書房(ハヤカワ文庫SF) · 2009

ノーベル文学賞に最も近いSF作家と言われたカート・ヴォネガットのデビュー長編(1959年原著)。爆笑問題・太田光が事務所名「タイタン」の由来として愛読書に挙げた、ハンディキャップ主義のディストピア。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「爆笑問題の太田光さんが自分の事務所『タイタン』って名前付けたのは世界で一番好きな本がこのタイタンの妖女ということ。火星人の侵略戦争の後、地球が平和になるって話。その平和になった地球で『徹底的に無関心な神の教会』というのが地球最大の宗教になる。神は存在するんだけれども『お前になんか興味がない』という宗教。神は偉大すぎて忙しすぎる、だから人類のことに興味を持ってる暇なんかない、自分のことは自分で神に救いを求めずに何とかしなさいという。 その教会のメリトクラシーがハンディキャップ主義。全ての人間にハンディキャップを与えて、あらゆる人を平等にしましょう、と。顔の美しい女は醜い仮面をかぶる。イケメンは目の見えない女性を妻に選ぶ。スタイルの良い女はサイズの合わないみっともない服を身に付ける。体力がある男は何十キロも重りを身につける。世界中の誰もが歴史上初めて完全に平等になった——果たしてこの社会は幸」

1人推薦

毎月新聞

佐藤 雅彦 · 中央公論新社 · 2009

「ピタゴラスイッチ」「ポリンキー」など数々のCMを手がけたクリエイター・佐藤雅彦が朝日新聞に連載した名コラム集。

1人推薦 推薦者: 鈴木 おさむ

「全クリエイターの中で一番尊敬しているのがこの人でして、ピタゴラスイッチを作ったり、CMのこの方はプランナーですかね、CM作られた方。ものの考え方を、松本さんがお笑いに対しての方程式を作ったとしたら、この方は自分が生きてる中での違和感にさっとメスを入れる、ものの考え方に相当影響をされております。当たり前の景色を疑うっていうのがこの人の真骨頂だと思うんですけど。例えば「文字が出す騒音」

1人推薦

新訂 福翁自伝

福沢 諭吉/富田 正文 校訂 · 岩波書店(岩波文庫) · 2008

慶應義塾の創設者・福沢諭吉が晩年に口述筆記でまとめた自伝。緒方洪庵の適塾時代から、欧米遣使、慶應創設までのエピソードを軽快に綴る。

1人推薦 推薦者: 三宅 香帆

「最近私すごい福沢諭吉ブームが続いていて、『学問のすゝめ』案外今読むと破壊力が高いですね。ていうかなんか今の方が諭吉の言ってること伝わるんじゃないかと思ってるところがありますね。『福翁自伝』にしましょう。福沢諭吉のなんか自伝があるんですよ。その自伝がめちゃめちゃ面白くて結構エピソードも軽やかで面白いし、私、大河ドラマになると思うんだよな。『福翁自伝』はめちゃめちゃおすすめです。」

1人推薦

シャイニング (上)

スティーヴン・キング(深町眞理子 訳) · 文藝春秋(文春文庫) · 2008

1977年原著。スタンリー・キューブリック監督で映画化された名作だが、原作は雪山のホテルで売れない作家の旦那が徐々に狂気に飲み込まれていく心理ホラー。ジャック・ニコルソンの配役にキングが激怒したことで有名。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「シャイニングというのはスティーヴン・キングの原作をスタンリー・キューブリックが映画化した。最初はキングが喜んだけど、キャスティングの段階からトラブル——『ジャック・ニコルソンを主役に選んじゃった、これあとに狂ってしまう役なのにジャック・ニコルソンは最初から狂ってるじゃないか』。次に嫁さんのウェンディ役も、原作はしっかりした人なのに映画用に選ばれたシェリー・デュヴァルがすごい神経質そうな顔してて『最初から夫が狂ったら叫びそう』と。 『プレイ・メイクス・ジャック・ア・ダル・ボーイ』——『働いてばっかりで遊ばないとジャックは今にも気が狂る』という1文を、奥さんがタイプライターを覗くと何百枚もこの文章だけがタイプされていた、という名シーン。後ろからジャックが『見たね』と現れる——ここでキングは怒った『ニコルソンだったらこんな初歩的なミスはしないぞ、人影が見えちゃったら来る来ると思ってる客にやっぱ」

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自省録

マルクス・アウレーリウス · 2007

ローマ皇帝にしてストア派哲人マルクス・アウレリウスが自分自身に向けて書き続けた省察録。岩波文庫(神谷美恵子訳)。

1人推薦 推薦者: ナバル・ラビカント

「『自省録』は何度も読み返している古典だ。ストア哲学は私の生き方の指針となっている。(原文: Meditations is a classic that I keep returning to. Stoicism is the philosophy I live by.)」

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ブラッカムの爆撃機

ロバート・ウェストール(金原瑞人 訳・宮崎駿 カラー漫画) · 岩波書店(岩波少年文庫) · 2006

イギリスの児童文学者ロバート・ウェストールの戦争児童書。第二次大戦中の英国空軍爆撃機を舞台にしたホラー小説。宮崎駿が24ページのフルカラー漫画『航空ファンタジー博物館』を寄稿した稀有な一冊。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「宮崎駿が中に24ページもフルカラーの漫画を描いてるんですね。これだけでもお買い得なんですけど、この小説自体がめちゃくちゃカッコイイ。主人公は高校卒業したばかりのゲイリーという男の子で、英国空軍に入って5人組のチームでウェリントン爆撃機に乗せられる。 第二次大戦中のイギリスは『飽和爆撃』という方法をとっていた——1回の爆撃に100機・500機・最終的には1000機の編隊でドイツを爆撃。20回出撃で1セット組んで、なかなかその1セット終わらない、生き残る確率が44%、数セットいくと20%まで下がる暗い損耗率の高い時代。イギリスは10万人の若者を死なせて、ドイツに与えた損害は民間人含めて1万人いかなかった——本当に無駄な世界だった。 ブラッカム機長というアイルランド人のアル中で乱暴な機長が出てくるんだけど、その彼らがドイツのユンカース夜間戦闘機を撃墜するシーン——インターコムでドイツ人パイロ」

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春にして君を離れ

アガサ・クリスティー(中村 妙子 訳) · 早川書房(ハヤカワ文庫 クリスティー文庫) · 2004

クリスティーが「メアリ・ウェストマコット」名義で発表した、ミステリではない6作のうちの一作。砂漠で足止めされた英国主婦が、自分の人生を見つめ直していく心理小説。

1人推薦 推薦者: 三宅 香帆

「アガサ・クリスティーの『春にして君を離れ』っていう小説があってですね、もうこれがそれこそ仕掛けが見事なんですよ。特に『春にして君を離れ』はギャッてなるし、ギャッて今からなんか記憶を消してもう1回ギャッてなりたいっていう感じの小説でもありますね。主婦の話でちょっとなんか旅しながら色々思い出すみたいな話なんですよね。」

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プロフェッショナルマネジャー 58四半期連続増益の男

ハロルド・ジェニーン/アルヴィン・モスコー(田中 融二 訳・柳井 正 解説) · プレジデント社 · 2004

ITTを58四半期連続増益に導いた伝説の経営者ハロルド・ジェニーンの経営論。柳井正本人が日本版に解説を寄稿。

1人推薦 推薦者: 柳井 正

「これほどの衝撃を受けた本は、この『プロフェッショナルマネジャー』だけでした。僕が今日、経営者としてやっていけるのは、『プロフェッショナルマネジャー』から多くのことを学んだからです。いや、全人生で一番学んだ本は何か?と問われても、この一冊に間違いありません!」

1人推薦

火曜クラブ

アガサ・クリスティー(中村 妙子 訳) · 早川書房(ハヤカワ文庫 クリスティー文庫) · 2003

アガサ・クリスティのミス・マープル初登場短編集(1932年)。『火曜クラブ』として知られる13編の安楽椅子探偵物語。

1人推薦 推薦者: 小島 秀夫

「クリスティコーナーがあ、まこの辺はもう名作なんで。みんなポアロは知ってると思うんですけど、これマープルね。マープルなんですか?マープルの方が重かったりするんですよ。ポアロが一番出てますけど、ミス・マープルは外れがないので、どんなこと言ってもそっちから入った方が、ポアロとやっぱなんか違う部分があるんで、まあ筋は一緒なんですけどクオリティは高い。」

1人推薦
1人推薦 推薦者: 宮崎 駿

「この本を読んだ人は、心の中にひとつの風景がのこされます。入り江の湿地のかたわらに立つ一軒の家と、こちらをむいている家。何年もたって、あなたが大人になって、この本のことをすっかり忘れてしまっても、その家はあなたの中に、ずっとありつづけます。」

1人推薦
1人推薦 推薦者: 宮崎 駿

「私が学生の頃、近所の小さなガールフレンドに、プーを読んであげました。まあその時のその子のよろこびようは感動的ですらありました。よいお話にはどれほど人をしあわせにする力があるか、本を書くっていい仕事だなあってその時思いました。」

1人推薦
1人推薦 推薦者: 宮崎 駿

「あるアニメーション映画を作っていて、くたくたになって帰った夜、ふとんの中でこの本を読みました。短い作品の中に世界が描かれていました。文学ってすごいなあ、こういうのが文学なんだという思いがわいて来ました。」

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1人推薦 推薦者: 宮崎 駿

「ムシャクシャして、イライラしている時、くたびれて、すっかりいやになっている時、この本を読むとホワーンとあたたかい雲の中に入ったように身も心も軽くなります。なんだかうまくやれそうな気がしてくるのです。」

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社会的共通資本

宇沢 弘文 · 岩波書店(岩波新書 新赤版 696) · 2000

日本でノーベル経済学賞に最も近いと言われた経済学者・宇沢弘文の代表作。自動車・農業・都市・教育・医療・環境までを包括する「社会的共通資本」の理論を提唱。

1人推薦 推薦者: 斎藤 幸平

「宇沢博文さんの『社会的共通資本』。後半何がすごいかっていうとですね、これ2000年に出た本なんですけど、気候変動の話になって、今の資本主義持続可能じゃないっていう話から、宇沢さんも当時から脱成長定常型の社会に移行するべきだっていうことを発信されていた。日本人で1番ノーベル経済学賞に近言われた、そんな方がもうすでに脱成長、その方が最終的に脱成長にたどり着いたっていうのは興味深いということで、ちょっとまずおすすめしたい。」

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新装版 竜馬がゆく(一)

司馬 遼太郎 · 文藝春秋(文春文庫・全8巻) · 1998

幕末の志士・坂本龍馬の生涯を描いた司馬遼太郎の代表的長編歴史小説。孫正義は15歳でこの作品に出会ったことが渡米の決意につながったと公言している。

1人推薦 推薦者: 孫 正義

「1冊の本でありました。15歳のときに読んだ『竜馬がゆく』であります。この本を読んで衝撃を受けたんですね。」

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スタンド・バイ・ミー 恐怖の四季 秋冬編

スティーヴン・キング(山田順子 訳) · 新潮社(新潮文庫) · 1987

原題『The Body』、1982年原著。キング『恐怖の四季』所収の中編。ロブ・ライナー監督で1986年に映画化された名作青春映画の原作。少年時代の友情と『大人になること』の喪失を描く。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「ロブ・ライナー監督の青春映画の傑作。1959年(ロブ・ライナーが12歳だった年)、少年4人が見知らぬ少年の死体を探しに冒険する話。冒頭で監督ロブ・ライナーは原作者キングに『主人公ゴーディはどれだけ本当の話をしてるんですか?』と質問、キングは『俺自身も自分の経験と人に話す時に面白く盛っちゃうことの境がわからなくなる、作家っていうのは生まれつきの嘘つきで自分の言った嘘を信じ込むし、嘘の中に本当を混ぜるから余計わかんなくなる』と答えた。 映画では『叙述トリック』が使われる——途中から美化された嘘が混ざる。ヒントは(1) ラストで友達クリスが消えていくシーンで、不思議に半透明になって完全に消えてしまう、(2) ボブ・コミアという作中の人気者の名前が、映画冒頭の解像シーンの自動車のラジオから聞こえる、これをゴーディが咄嗟に話に取り込んでリアリティを上げる、つまり彼は『嘘の話の中に本当のことを混ぜる」

1人推薦

カラーパープル

アリス・ウォーカー · 1986

ピューリッツァー賞受賞作。20世紀初頭ジョージア州、姉妹を引き裂かれた黒人女性セリーの自由への目覚めを描く書簡体小説。

1人推薦 推薦者: エマ・ワトソン

「私たちのフェミニズム読書会の課題図書として、自分の中にある声を取り戻すための物語を共有しました。」

1人推薦

キャリー

スティーヴン・キング(永井淳 訳) · 新潮社(新潮文庫) · 1985

スティーヴン・キングのデビュー作(1974年原著)。10年間売れない教師時代に書き上げた自信作。ブライアン・デ・パルマ監督で映画化。母親の狂信的キリスト教信仰の中で生きた女子高生の超能力と惨劇。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「スティーブン・キングのキャリーって、僕らが見るときには『超能力を持った女の子がいじめられっ子で最後に皆殺しにする話』だと思ってる。ブライアン・デ・パルマ版もそうですね。でもキング版のキャリーはもっと青春ストーリー。お母さんがカルト的なキリスト教信者で『お前は男の汚れた血で生まれてきた』と教えていて、生理が遅れて学校でみんなにタンポンを投げつけられていじめられるシーンから始まる。 キングがすごいのは、キャリーといじめてる子の両方に感情移入する。いじめてるグループも内部で『あんなにいじめていいの?』『やりすぎたんじゃない?』と分裂してくる。やりすぎたと思った女の子が『私はキャリーの友達になりたいけど、もうなれない』と思って、自分のボーイフレンドに『キャリーをプロムに誘ってあげて』と頼む。男の子は最初義務感で、ところが誘ってみるとキャリーが綺麗に見えてくる——その様子はキャリーの母親にとっては」

1人推薦

銀河帝国の興亡 1 ファウンデーション

アイザック・アシモフ(鍛治靖子 訳) · 早川書房(ハヤカワ文庫SF) · 1984

アシモフの代表作『ファウンデーション』シリーズ第1巻(1951年原著)。銀河帝国1万2000年の歴史と『心理歴史学』を扱う未来史の金字塔。Apple TV+でドラマ化。ノーベル経済学賞ポール・クルーグマンの愛読書。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「中学生ぐらいの時に読んだ。はるか未来、人類は銀河系を1つの帝国にまとめあげた。銀河系には人類以外に知的生命体がいなかった。人類は2500万個以上の惑星に植民し、総人口は100京(10の18乗)を超えた。 首都惑星トランターは惑星1つが丸々官僚機構——惑星1つが丸々事務作業ビル、その中に官僚400億人が住んでいる。皇居は1000km×1000kmのちっぽけなもの。トランターは食料も何もかも他の惑星から輸入しなければ活動できない。 この銀河帝国1万2000年の絶頂期に、ハリ・セルダンという学者が『銀河帝国は500年以内に滅ぶ』と数学的に証明した——『心理歴史学』という新しい学問を作って。一旦帝国が滅ぶと、原子力文明→石油文明→石炭文明と無限に交代して、次の文明が起こるまで3万年かかる。この3万年の空白を1000年に縮めるためにセルダンは『百科事典財団(ファウンデーション)』を作る。 ノー」

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神の目の小さな塵

ラリイ・ニーヴン / ジェリイ・パーネル(池央耿 訳) · 東京創元社(創元SF文庫) · 1981

ニーヴン&パーネルによるハードSFの古典(1974年原著)。人類が銀河に広がる中、未知の異星人と初めて出会う「ファースト・コンタクト」もの。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「9月に新版が出る、1760円。ファーストコンタクトの傑作と呼ばれてるニーヴン&パーネル『神の目の小さな塵』。地球人と異星人が初めて出会う『ファースト・コンタクトもの』というジャンルで、最初期の作品はマレイ・ラインスター『最初の接触』(1945年)、続いてフレッド・ホイル『暗黒星雲』(1957年)、そしてスタニスワフ・レム『ソラリスの陽のもとに』(1961年)が究極のファーストコンタクトを書いてしまった——惑星全体を覆う海が知性を持つ話で、お互いに理解できないことに意味があるのか?まで踏み込んだので、以降ハードSFはファーストコンタクトを書きにくくなった。 日本のアニメは結構ちゃんとファーストコンタクト扱ってる。1980年『伝説巨神イデオン』では地球人とバッフ・クラン星人が遭遇——地球人がバッフ・クランを『第七文明人』と呼ぶ、それまでの6つの文明はイデの世界の中で全部滅びた文明。1982年」

1人推薦

Letters from a Stoic

Seneca · 1969

ローマのストア派哲学者セネカが友人ルキリウスに宛てた124通の手紙。フェリスがストア哲学を世界に再普及させた火付け役で、本書を「人生の伴侶」と呼ぶ。

1人推薦 推薦者: ティム・フェリス

「セネカの『道徳書簡集』は、私が誰にもよりも多くプレゼントしてきた本だ。(原文: Seneca's Letters from a Stoic is the book I've given as a gift more than any other.)」

1人推薦
1人推薦 推薦者: 宮崎 駿

「残念ながら、ぼくは勇気を発揮するチャンスを何度も逃し、傷つきやすく臆病な少年時代をすごしてきました。読みなおして、勇気や誇りを持つことに、自分がどれほどあこがれていたのか思い出します。ぼくには、少年時代も大人の時代もやり直すことはできません。でも、と思います。ちゃんとした老人になら、まだチャンスはあるかもしれないって。」

1人推薦

異星の客

ロバート・A・ハインライン(井上一夫 訳) · 創元SF文庫

火星で育てられた地球人ヴァレンタイン・マイケル・スミスが地球に帰還し、新たな宗教運動を起こす。xAIのAI「Grok」の名前の由来となった作品。

1人推薦 推薦者: イーロン・マスク

「(息子の)名前はヴァレンタインにする。我らのAI『Grok』の名前が生まれた『異星の客(Stranger in a Strange Land)』の主人公にちなんでだ。Grokとは、深く共感的に理解するという意味だ。」

1人推薦

ホメロス イリアス 上

ホメロス(松平千秋 訳) · 岩波文庫

古代ギリシアの叙事詩人ホメロスによる、トロイア戦争を描く西洋文学最古の叙事詩。アキレウスの怒りと運命を中心に、英雄たちの闘いと神々の介入を歌い上げる。

1人推薦 推薦者: イーロン・マスク

「オーディオブックのおすすめ:…『イリアス』(ペンギン版)…」

1人推薦

集英社 コンパクト版 学習まんが 日本の歴史 全巻セット

野島 博之 監修 · 集英社

弥生時代から平成・令和まで、日本史を全20巻+別巻でカバーする集英社の学習まんが。岸本斉史・荒木飛呂彦・久保帯人・椎名軽穂など人気漫画家が表紙を担当。

1人推薦 推薦者: カズレーザー

「マンガ日本の歴史とかまんが世界の歴史とかああいうやつが一番いいと思うんですね。あれより優れてる教科書今のところないと思いますね。」

1人推薦

集英社版 学習まんが 世界の歴史 全巻セット

近藤 二郎 監修 · 集英社

古代文明から21世紀まで、世界史を全18巻でカバーする集英社の学習まんが。

1人推薦 推薦者: カズレーザー

「マンガ日本の歴史とかまんが世界の歴史とかああいうやつが一番いいと思うんですね。あれより優れてる教科書今のところないと思いますね。」

1人推薦

後世への最大遺物

内村 鑑三 · 岩波文庫

南場 智子が公的に推薦コメントとして発表した本。

1人推薦 推薦者: 南場 智子

「内村鑑三の講演録です。誰であっても、どんな境遇にいても等しく後世に遺せるものがある。そしてそれはどんな偉業よりも貴く、本質的なものであると内村鑑三は説きます。何でしょうか。たった70ページですが、感動と指針を得ることができる素晴らしい一冊です。」

1人推薦

君たちはどう生きるか

吉野 源三郎 · 岩波文庫

南場 智子が公的に推薦コメントとして発表した本。

1人推薦 推薦者: 南場 智子

「勇気が出せず日和ってしまったなど、後悔したり恥ずかしく思う経験は誰にもあることだと思います。けれどもそれについて考えたり、思い出して悩んだりすること自体が人間性を深めてくれるのではないでしょうか。」

1人推薦

論語

孔子(金谷 治 訳注) · 岩波文庫

野村 克也が公的に推薦コメントとして発表した本。

1人推薦 推薦者: 野村 克也

「古代・中国の古典『四書』の一つで、孔子とその弟子たちの言行を集録したもの。組織の中でどう行動すればいいか、どうすれば成長できるか、これから社会人になる人にとって、そのヒントが随所につまっていると思う。」

1人推薦

五輪書

宮本 武蔵(渡辺 一郎 校注) · 草思社

野村 克也が公的に推薦コメントとして発表した本。

1人推薦 推薦者: 野村 克也

「宮本武蔵が著した兵法書。オレは小さい頃から宮本武蔵のファンで、映画で巌流島の決闘なんて観るとかっこよくてね。本書には、勝負において何が理にかない、何が理にかなわないのかが説いてある。」

1人推薦

夏への扉

ロバート・A・ハインライン(福島正実 訳) · 早川書房(ハヤカワ文庫SF)

ハインラインの代表作(1957年原著)。コールドスリープと時間旅行を扱った長編SF。日本ではタイトルの詩情から熱狂的に愛され、少女漫画家のレジェンドたちもオールタイムベストに挙げる『幻の名作』。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「10年ぐらい絶版状態で、古本屋さんで探したら買えるけど読めないという状態が続いた。少女漫画家のレジェンドたちが『夏への扉』をすごい褒めて、岩館真理子先生は『私が一番好きなのはオールタイムで夏への扉』。これが『幻の名作』と呼ばれる理由。 第1章冒頭『6週間戦争の始まる少し前、僕と猫のピートはコネチカット州の古ぼけた農家に住んでいた』——『6週間戦争』というキーワードだけで核戦争を連想させる。続いて『マンハッタンの被爆地帯の端にあった古い農家』、たった3行でマンハッタンが核攻撃で消えたのが分かる。SFの読み方は、作者が説明せずキーワードを並べて読者に推理させる『共犯関係』。 古い農家には扉が11個あって、猫のピートは雪を見ると『この扉は冬につながってる』と次の扉、また次の扉と、人間用の11個の扉を順番に試させる。『夏への扉を探すのは決して諦めない』——本作のテーマ。 第1章はネコ好きおじ」

1人推薦

呪われた街 (上)

スティーヴン・キング(永井淳 訳) · 集英社(集英社文庫)

スティーヴン・キングの隠れた名作(1975年原著『Salem's Lot』)。メイン州の小さな町セーラムズ・ロットを襲う吸血鬼の恐怖を描く。トワイライトなどの吸血鬼ものとゾンビ作品の原点。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「スティーブン・キングの隠れた名作。実はスティーブン・キングの一番怖い話はこの『呪われた街』だと思う。集英社文庫で上下巻で繋がっていて、お墓が表紙になってる。メイン州の小さな町セーラムズ・ロットが舞台、主人公は小説家のベン・ミアーズ。 おでこに白い斑点がある犬が殺されて墓地のフェンスに吊るされる——西洋の伝承で『第三の目』、魔を退ける犬。それが殺された。バーロー商会というアンティーク家具の店が町の真ん中の元洗濯屋を1ドルで買う条件——絶対誰にも言わない・1ドル以上払えない・全て不動産屋で行う、見返りに150-200万ドルの土地。何ヶ月かしてヨーロッパから巨大な荷物が地下室に運ばれる、運んでいる二人組が冗談も言えなくなって理由のない恐怖に襲われる。 グリック兄弟が森で行方不明、弟は見つからず、兄ダニーは病院で『顔色が良くなった』と思った瞬間に死んでいる。カソリックの葬式シーンが本当にホラー」