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ノンフィクション

FACTFULNESS・人類の起源・脳科学など、有名人が推薦したノンフィクション238冊。本人発言の出典リンク付き。

238冊収録 ✓ 本人発言の出典リンク付き
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★ 7人推薦

「マーク・ベニオフは、複数の意味でチャンピオンだ!信頼・包括性・社会還元といった価値観が、成功するビジネスとキャリアの基礎であることを彼の事例から本当に学ばせてもらった。本書は誰もが平等に声を上げられる勝利の文化のモデルを示している。(原文: Marc Benioff is a champion in more ways than one!)」

「現代の経営者は社会的インパクトを見据えながら成長を実現しなければならない。マーク・ベニオフはそれを実践した稀有なCEOだ。本書で、彼がどうやってそれを成し遂げたかを示し、私たちが同じことをするためのロードマップを提供している。(原文: Corporate leaders today have to deliver growth with an eye toward societal impact.)」

「ベニオフは、自分が信じることをやり抜く決意を貫いたことで、ではなく『そのおかげで』ビジネスが大成功した過程を語っている。才能ある若者やポジティブな影響を与えたいすべての人にとってのロールモデルだ。(原文: Benioff shares how his business became hugely successful not in spite of his determination to do what he believed in, but because of it.)」

「過去のリーダーはビジョンと、それを実現する頭脳を持っていた。しかし第4次産業革命の偉大なリーダーは、頭脳とビジョンに加えて『魂』を持たなければならない。本書でマーク・ベニオフは、最も成功し啓発されたビジネスリーダーの一人として、ステークホルダーへの責任を思い出させ、ビジネスとテクノロジーが私たち全員のためにより良い未来を築く明確な道筋を示している。(原文: In the past, great leaders had a vision...)」

「『トレイルブレイザー』は、世界でより高い使命を果たしたいと願うすべてのビジネスパーソンにとって、緊急かつ強烈な一冊だ。マークの力強く感動的なリーダーシップの物語は、『いつものビジネス』を捨て、自分の価値観を仕事の原動力にしたとき何が達成できるかを思い出させてくれる。(原文: Trailblazer is an urgent and compelling book for anyone in business who yearns to fulfill a higher mission in the world.)」

「『トレイルブレイザー』で、マークは Salesforce の生地に深く織り込まれた一連の価値観を確立する旅を語っている。信頼を根本に据えた会社を作ることで、価値観に基づく文化をどう育てれば変革の強力なプラットフォームになるかを探求している。(原文: In Trailblazer, Marc shares his journey establishing a set of values deeply woven into the fabric of Salesforce.)」

「知性と率直さ、精神的な深みをもって、ベニオフは貴重な教訓を惜しみなく共有してくれる。多くは厳しい状況を切り抜けて学んだものだ。Salesforceチームが何百万時間も公教育や様々な課題のために費やしたボランティア活動から、企業の社会的スタンスまで、ベニオフの模範は本当にインスピレーションを与える。(原文: With intelligence, candor and spiritual depth, Benioff generously shares invaluable lessons.)」

★ 4人推薦

サピエンス全史 上

ユヴァル・ノア・ハラリ · 2023

7万年前の認知革命から現代までの人類史を、生物学・歴史学・経済学を横断する視点で描いた世界的ベストセラー。ローガンが番組内で「自分の人生を変えた本」と公言。

「サピエンスは…本当に人生を変えた本だった。人類について考えていたすべてを、根本から組み直してくれる。(原文: Sapiens... it really was a life-changing book for me. It re-frames everything you think about humanity.)」

「サピエンスはこの10年で最高の本だ。すべての人に強く推薦する。(原文: Sapiens is the best book of the last decade. I highly recommend it for everybody.)」

「サピエンスは人類史の見事な概観であり、私のあらゆる思考を形作ってくれた本だ。(原文: Sapiens is a brilliant overview of human history that has informed how I think about everything.)」

「認知革命・農業革命・科学革命という大きな流れで人類史をとらえ直す壮大な一冊。」

★ 4人推薦

「ビルは見返りを期待せず、惜しみなくその知恵を共有してくれた。教えることそのものが彼の喜びだった。私は何年も彼にコーチをしてもらえて本当に光栄だった。誰かに助言を求められるたび、ビルが示した模範に近づけるよう心がけている。(原文: Bill shared his wisdom generously, expecting nothing back but the joy he got from teaching others.)」

「ビルに会うたびに、本当に大切なことについて新しい視点をもらった。結局のところ、大切なのは人生で出会う人々だ。ビルにはコミュニティと人を繋げることへの強い信念があった。本書に詳述されたその原則を、Google のリーダーシップ研修の基礎にしている。(原文: Whenever I saw Bill, he gave me great perspective about what really matters.)」

「難しい決断に直面するたび、私はビル・キャンベルのことを思う。「ビルなら何をしただろう?」

「ビルのイノベーションとチームワークへの情熱は、アップルそして世界への贈り物だった。本書は彼の不屈の精神を捉えており、業界最高のリーダーの一人から次世代が学べる一冊だ。(原文: Bill's passion for innovation and teamwork was a gift to Apple and the world.)」

★ 3人推薦

コンテナ物語 世界を変えたのは「箱」の発明だった

マルク・レビンソン(村井章子 訳) · 日経BP · 2019

コンテナの発明が世界経済をどう変えたかを追う名著。ビル・ゲイツおすすめ書。

3人推薦 推薦者: ひろゆき 成毛 眞 岡田 斗司夫

「ビル・ゲイツのおすすめでなんかこれ読んで面白かったみたいなのあります?コンテナ物語とかが割と面白かったので。ビル・ゲイツが言った時に確か絶版かなんかだったんですよね。中古で5000円とかそんな感じで、友達に買わせて読んだ。コンテナっていうものができてから世界中で統一規格でモノが運べるようになったので輸送価格がすごい安くなって、グローバル経済が始まってしまったっていう。」

「(このランキングは面白さの順ではありません。時々入れ替えます。絶版になった本はここから消えていきます)」

「ひゆきが紹介してた本。広雪幸の薦める本の5条件——(1)10年以上役に立つ、(2)結論までの流れと理由に筋が通っている、(3)エビデンスがある、(4)意外な結論がある、(5)読んでて面白い——を全て満たしてる。読んだら2020年に読んだ本の中で明らかに1番面白い本だった。 ひゆきが紹介で書いていたのが——『上海から東京まで30tの荷物を運ぶとコンテナで30万円ぐらい、群馬の工場から東京まで同じ30tの荷物を運んだら30万円で絶対に遅れない。海上輸送が異常に安くなったので、人件費の安い国で生産して製品を輸入することが当たり前に。それが低コストにつながった』。今聞くと当たり前なんだけど、その当たり前がどう実現したかという本。 世界中の工場から物を詰めて閉めてから1回も開けられずに、トラック→列車→船→港→トラック→列車→Amazonの倉庫まで——コンテナは輸送モードの変更でも開けない。乗せ」

★ 3人推薦

「本書は、意志の力だけで会社を破滅の淵から救えるという証言。」

「成功者は気概と執念で修羅場を乗り切っている。国や業種を超え、仕事と人生に重要なことを教える貴重な本。」

「偉大な会社をつくり、育て、運営したいすべての人に、信じられないほど価値ある本。」

★ 2人推薦

昭和史

半藤 一利 · 2025

戦前・戦中・戦後の日本を、ジャーナリスト視点で語り下ろした昭和史の決定版。出口学長が「日本人の必読書」とおすすめする一冊。

2人推薦 推薦者: 出口 治明 鈴木 敏夫

「歴史を踏まえてこれからの時代を生き抜くために、私が皆さんにおすすめしたい本を紹介します。」

「半藤さんを通じて日本と戦争の問題を考えてきた」

★ 2人推薦

銃・病原菌・鉄 上 1万3000年にわたる人類史の謎

ジャレド・ダイアモンド(倉骨彰 訳) · 草思社(草思社文庫) · 2012

ピューリッツァー賞受賞作。なぜ大陸ごとに文明の進化が違ったのかを進化生物学・生物地理学から解明。

2人推薦 推薦者: ひろゆき 鈴木 敏夫

「ジャレド・ダイアモンドさんの本が割と好きだったので、『銃・病原菌・鉄』とか。」

「あまりにもおもしろく、彼の本は片っ端から読んだ」

★ 2人推薦

禅マインド ビギナーズ・マインド

鈴木 俊隆 · 2012

アメリカに禅を広めた曹洞宗僧侶・鈴木俊隆の禅入門講話集。ジョブズが青春時代に夢中になり生涯影響を受けた一冊。

★ 2人推薦

映画を書くためにあなたがしなくてはならないこと シド・フィールドの脚本術

シド・フィールド · 2009

ハリウッド脚本術の古典的バイブル。3幕構成や脚本のターニングポイントなど、物語構成の理論を体系化した。

2人推薦 推薦者: 赤坂 アカ 新海 誠

「漫画っていうものは、やっぱり勉強は必要なんです。たとえば、こういう脚本術の本とか買ってみてもいいかもしれません。シド・フィールドさんの書籍とか。」

「」

★ 2人推薦

老子 (タンおすすめ)

老子(蜂屋邦夫訳) · 2008

中国古代の思想家・老子による道家思想の古典。タンが5歳から読み続け、デジタル民主主義の思想的基盤とする一冊。

「私は5歳の時に老子を読んだ。『道徳経』が私に教えてくれたのは、人間とは思考が通り抜けるための空間にすぎないということだった。(原文: I read Lao Tzu when I was 5. The Tao Te Ching showed me that people are merely spaces through which thoughts may pass through.)」

「『道徳経』は深い、本当に深い本だ。ゆっくり読み、ときには1日1節だけ読むこともある。(原文: Tao Te Ching is a deep, deep book. I read it slowly, sometimes one verse a day.)」

★ 2人推薦

ビジョナリー・カンパニー 時代を超える生存の原則

ジム・コリンズ / ジェリー・ポラス · 1995

100年以上続く18社を分析し、「基本理念」が永続の源泉だと解き明かした経営書の古典。

2人推薦 推薦者: ジェフ・ベゾス 三木谷 浩史

「Built to Lastは、Amazonが何度も読み返してきた経営の聖典。」

「表面的なトレンドを追いかけるのではなく、企業を本当に強くするとはどういうことか。その本質を学びました。」

★ 2人推薦

1493――世界を変えた大陸間の「交換」

チャールズ・C. マン 翻訳:布施 由紀子 · 紀伊國屋書店

出口 治明が HONZ で執筆した書評対象書。

2人推薦 推薦者: 出口 治明 イーロン・マスク

「先コロンブス期のアメリカ大陸の常識を覆して(遅れた社会⇒ヨーロッパ以上の人口や洗練された大都市を持っていた文明社会)、全世界にセンセーションを巻き起こした『1491』の著者・マンが、再び世に問う問題作である。 前作がビフォーの高度なアメリカ文明を描いていたのに対し、『1493』はアフターの混乱する世界が描かれる。コロンブスのアメリカ到達(1492)によって、貴金属、病原菌、動植物、そして人間が大陸間を行き交い始め、世界は「コロンブス交換」

「『1493』を読む価値あり。」

1人推薦

渇愛 頂き女子りりちゃん

宇都宮 直子 · 小学館 · 2025

男性たちから総額約1億5千万円を騙し取った「頂き女子りりちゃん」事件のノンフィクション。第31回小学館ノンフィクション大賞受賞作。

1人推薦 推薦者: 朝井 リョウ

「『渇愛 頂き女子りりちゃん』、ノンフィクション大賞受賞作。買おうかなと思います。この作者の方が(被告と)接見もしてたのかな、手紙のやり取りとか、かなりやり取りをされてた方だと思います。これまでもいろんなノンフィクションを書かれてきた中で、自分自身もちょっと感情移入、書き手としてのバランスをなんか失いかけたぐらいのことが宣伝のところに書いてあって、それを見た時にすごい気になってしまって。事件の内容そのものもね、まとまった文章で読んでみたいなってずっと思ってたので。」

1人推薦

後悔しない選択

古賀 紗理那 · KADOKAWA · 2025

元バレーボール女子日本代表主将・古賀紗理那の初エッセイ。2024年8月の引退後に書かれた「後悔しないための選択」をテーマにした一冊。

1人推薦 推薦者: 朝井 リョウ

「古賀さんの本があるみたいなんですけど。1700円か。これ買います、買います。それじゃラスト、ラスト古賀さんで、いただこうと思います。嬉しい、知らなかった、古賀さんが(本を)出してるの。ちょうどいいくらいなんで。」

1人推薦

The Women

Kristin Hannah · 2025

ベトナム戦争で看護兵として従軍した女性たちの記憶を描いた歴史小説。2024年最も話題になった一冊。

1人推薦 推薦者: ビル・ゲイツ

「AIが教育をどう革命するか——カーンアカデミー創設者サル・カーンによる楽観的かつ実践的なビジョン。AIチューター「Khanmigo」

1人推薦

AIは私たちの学び方をどう変えるのか BRAVE NEW WORDS

Salman Khan · 2025

Khan Academy創設者が、AIが教育格差を埋める未来を提示。実証実験と展望を踏まえた教育論。

1人推薦 推薦者: ビル・ゲイツ

「AIが教育をどう革命するか——カーンアカデミー創設者サル・カーンによる楽観的かつ実践的なビジョン。AIチューター「Khanmigo」

1人推薦

THE COMING WAVE AIを封じ込めよ DeepMind創業者の警告

Mustafa Suleyman · 2024

DeepMind創設者がAIと合成生物学が社会を再構築する未来を予測。テックリーダー必読の警鐘の書。

1人推薦 推薦者: ビル・ゲイツ

「AI、合成生物学、量子コンピュータ——次世代テクノロジーがもたらす空前の脅威について、DeepMind共同創業者のスレイマンが鋭い警告を発する。「封じ込め問題」

1人推薦

The Wager

David Grann · 2023

1740年、英国海軍の船ウェイジャー号がパタゴニア沖で難破。生還者の証言と裁判記録から再構築する漂流・反乱・殺人の実話。『花殺し月の殺人』の作者による圧巻のノンフィクション。

1人推薦 推薦者: バラク・オバマ

「今年の夏、私が読んでいる本のリストを共有したい。皆さんも気に入った本があったら、次に読むべき本をぜひ教えてほしい。」

1人推薦

King: A Life

Jonathan Eig · 2023

マーティン・ルーサー・キング・ジュニアの新たな総合的伝記。FBI記録や未公開資料を基に、その人物像を立体的に再構築。ピュリツァー賞最終候補。

1人推薦 推薦者: バラク・オバマ

「今年の夏、私が読んでいる本のリストを共有したい。皆さんも気に入った本があったら、次に読むべき本をぜひ教えてほしい。」

1人推薦

Poverty, by America

Matthew Desmond · 2023

ピュリツァー賞作家『立ち退き』の続編。なぜアメリカの貧困は減らないのか。豊かな国民が貧困を作り続ける構造を、データと現場から解明する一冊。

1人推薦 推薦者: バラク・オバマ

「今年の夏、私が読んでいる本のリストを共有したい。皆さんも気に入った本があったら、次に読むべき本をぜひ教えてほしい。」

1人推薦

証券分析 第6版

ベンジャミン・グレアム / D・L・ドッド · 2023

バリュー投資の技術論を集大成した古典。バフェット曰く「投資のロードマップ」。

1人推薦 推薦者: ウォーレン・バフェット

「グレアムとドッドは、私が50年以上にわたって従ってきた投資のロードマップを描き出した。(原文: Graham and Dodd laid out a roadmap for investing that I have followed for over five decades.)」

1人推薦
1人推薦 推薦者: 斎藤 幸平

「人間が必ずしも技術をどれだけ発展させてもコントロールできないようなことが起きた時に、柔軟にこう対処していく力、これをレジリエンスって言う。資本主義の限界に変わる新しい経済の在り方が具体的に描かれている。」

1人推薦

万物の黎明 人類史を根本からくつがえす

デヴィッド・グレーバー / デヴィッド・ウェングロウ · 2023

考古学・人類学の最新成果を踏まえ、人類史の通説を覆す画期的著作。グレーバー遺作。

1人推薦 推薦者: 為末 大

「『万物の黎明』。サピエンスへのカウンター。読むと世界の見え方が変わる。」

1人推薦

Of Boys and Men

Richard V. Reeves · 2022

現代男性と少年が直面する課題(教育・雇用・健康・家族)をデータで分析し、政策提言まで行う。Brookings研究員リーヴスによる議論を巻き起こした一冊。

1人推薦 推薦者: バラク・オバマ

「夏は新しい本を見つけるのに最高の季節。今年も、ぜひ皆さんと共有したいリストができた。」

1人推薦

コード・ブレーカー 上 生命科学革命と人類の未来

ウォルター・アイザックソン(西村美佐子・野中香方子 訳) · 文藝春秋 · 2022

CRISPR 遺伝子編集の発明者、ノーベル賞受賞者ジェニファー・ダウドナを軸に、生命科学革命と人類の未来を描いたアイザックソン渾身の伝記。

1人推薦 推薦者: ひろゆき

「これ(2冊で4000円)なかなかなんで、一応じゃ、予約に入れときます。ビル・ゲイツのおすすめは結構ハズレが少ない、三子安定というか、なんかやたらいっぱい呼んでるので。タイトルだけ聞いても全然ピンとこないけど、遺伝子関係の歴史を割とちゃんと細かく書いてるっぽい。」

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流山がすごい

大西 康之 · 2022

「日本一子育てに向いた街」と呼ばれる千葉県流山市の街づくり戦略を、移住記者がレポート。鉄道誘致から子育て支援まで都市経営の現場ノンフィクション。

1人推薦 推薦者: 堀江 貴文

「今日はあの、字が書いてある本のおすすめ本をちょっと話していきたいなと思っております。」

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直立二足歩行の人類史 人間を生き残らせた出来の悪い足

ジェレミー・デシルヴァ · 2022

なぜ人類は二足歩行を選んだのか? 古生物学者が最新の発掘・解剖データから「不完全な二足歩行」が逆に知能進化を加速したという仮説を展開する話題作。

1人推薦 推薦者: 堀江 貴文

「今日はあの、字が書いてある本のおすすめ本をちょっと話していきたいなと思っております。」

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太陽の子 日本がアフリカに置き去りにした秘密

三浦 英之 · 集英社 · 2022

高度経済成長期、アフリカに「置き去りにされた」と噂される日本人の子どもたち──朝日新聞記者・三浦英之が現地に赴き真相に迫った長編ルポ。

1人推薦 推薦者: 三宅 香帆

「私あとこの三浦英之さんっていう方がすごく好きで、あの太陽の子っていう、これもうめっちゃ面白くて本当に面白いんですけど。あのなんかこういうそのこの方はえっと朝日新聞かなで働いてる普通に記者さんなんですけど、あるアフリカでその日本人の子供がま置き去りにされてるみたいな、共経済成長期そういう子ががいたみたいな噂を受けて、でも噂じゃないかみたいなところから真相にこうどんどんアフリカとか行って迫っていくみたいな話で、もうめちゃめちゃ面白いんです。三浦さんの本はね大体読んでいる。」

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映画を早送りで観る人たち ファスト映画・ネタバレ コンテンツ消費の現在形

稲田 豊史 · 光文社(光文社新書) · 2022

稲田豊史によるコンテンツ消費論。1.5倍速・10秒飛ばし・ネタバレサイトで作品を消費する現代人の心理を、現場へのインタビューを重ねて分析した話題作。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「倍速視聴の歴史——19世紀末から映画は映画館でしか見られなかった。1950年代から家庭テレビ、1960〜80年代にビデオ・DVD、2000年代に配信、2010年以降は倍速視聴・10秒飛ばしができるようになった。 僕も最近飛ばし見するようになった——24apr のプレミアムでは『邪道でしょう』と言ったんですが、あふれるコンテンツについに負けを認めて、見ないよりマシだと考えるように。携帯・スマホと同じで突っ張ってもすぐ折れる。 なぜ飛ばし見が広まったのか——(1) 作品が多すぎる、Netflix・Amazon Prime のサブスクで無限に見れる、YouTube・TikTokで毎日コンテンツが流れてくる、(2) コスパという概念が浸透した、(3) 作品の鑑賞ではなく『コンテンツの消費』になった——『履修』という言葉が出てきた、見るべきリストを処理する感覚。 台本もすべてセリフで説明する作」

1人推薦

日本史を暴く 戦国の怪物から幕末の闇まで

磯田 道史 · 中央公論新社(中公新書) · 2022

『武士の家計簿』磯田道史による日本史の隠れたエピソード集。当時の文献を付き合わせると見えてくる新しい日本史像。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「武士の家計簿を書いた磯田先生の新刊。日本史を暴くって言ってもそんな怖い話とか陰謀論ではなくて、みんなが知ってるようなことをさらに細かく調べて、当時の文献とかを付き合わせるといろんなことがわかるっていう本。例えば信長の話。信長が地球儀を持ってたって話、当時の宣教師から手に入れて、地球が球体であることも知ってた。あまり知られてないのは、信長はこの地球球体説がすごい面白いとフロイスを呼びつけて公開講義までさせてる、通訳まで付けて。『その講義は面白いからみんな聞きに来い』と、武将クラスではなくてそこら辺の小物クラスとか、近所に住んでいる子供まで呼んで、それでも足りないのか襖を開けてとにかくでかい声で話させた。信長はあまりに面白かったから——これがきっかけで戦国時代から江戸時代にかけて日本では宇宙論が大ブームになった。江戸の後期になると、太陽の周りを回っていることを信じるのが知識人の間では当たり前。」

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世界金玉考

西川 清史 · 左右社 · 2022

西川清史による世界各地の「金玉」をめぐる文化史。中国の宦官制度、イタリアのカストラート歌手などを横断する稀有なノンフィクション。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「三浦純の推薦文が『人生の3/4は金玉のことを考えてきた』って書いてるんですけども、もう本当にこの通りの内容で、面白さと知性と下品さと残酷さがうまく調和してる。こんな本なかなか見たことない。1番ショックだったのが中国の宦官制度。中国の王朝制度時代、中国って4000年以上続いてるんですけど、そこには宦官と呼ばれる人たちがいた。おちんちんと金玉と両方切り取られた男性で、王様の直接の使用人として使われていた。1924年ぐらいまでずっといた、4000年間いた。手術風景もこの世界金玉考の中ではたっぷり書いてある。あとイタリアでも400年にわたって7歳から11歳ぐらいまでの男の子のあそこを切り取って、ボーイソプラノの歌手『カストラート』を作ろうとしてた。バチカンがこれを禁止したのは19世紀の末、20世紀前半までカストラートの切り取られた人たちは生き残ってて、レコードまで存在するぐらい。」

1人推薦

国際秩序 上 (日経ビジネス人文庫)

ヘンリー・キッシンジャー · 2022

元米国務長官キッシンジャーが、各文明圏の秩序観の違いから現代の国際関係を分析した最後の大著。

1人推薦 推薦者: マーク・ザッカーバーグ

「国際秩序とは何か、それを安定させるものは何かを、4世紀にわたる歴史から考える。」

1人推薦

シャネル哲学 ココ・シャネルという生き方 再生版

山口 路子 · 2021

ココ・シャネルの生き方と哲学を通して女性の在り方を問う1冊。2009年初版を増補した再生版。

1人推薦 推薦者: 林 真理子

「何年経ってもシャネルはかっこいい。昔はオートクチュールも作りましたし、彼女の本は何冊も読んでいます。」

1人推薦

スピリチュアルズ 「わたし」の謎

橘 玲 · 幻冬舎 · 2021

橘玲による現代心理学の総整理。最新の心理学・脳科学・神経科学を駆使し、人間の心の構造をビッグファイブの5要素で説明する。トランプ当選を仕掛けたケンブリッジ・アナリティカの心理操作も紹介。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「オカルト的な要素はゼロ。僕らの心はどういう構造になっているかという本で、最新の心理学・脳科学・神経科学を駆使して説明している。この10年で『心理学ルネッサンス』が起きて、これまで言われていた俗説心理学の実験が検証されている——吊り橋効果はそもそも対照実験として怪しい、スタンフォード監獄実験は被験者が後に『残酷に振る舞え』と指示されてたことが証言された。 第2章:トランプ当選とブレグジットの真相。両方とも世論調査と専門家の予想を覆した、その背後に同じ『ケンブリッジ・アナリティカ』というイギリスの小さな研究所がいた。ケンブリッジ大学の心理学部の戦略的コミュニケーション研究所の関連会社、15人くらいの会社。 アメリカ国民を40種類の『サイコグラフィックス』に分けて、5つの選挙行動(熱狂的トランプ支持/消極支持/無関心/消極ヒラリー支持/熱狂的ヒラリー支持)と組み合わせ200種類のセグメントを」

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闇の脳科学 「完全な人間」をつくる

ローン・フランク(赤根洋子 訳) · 文藝春秋 · 2020

ローン・フランクによる衝撃のノンフィクション。1950-60年代に脳深部刺激療法を発明したロバート・ヒース博士の禁断の研究と、21世紀に再発見された『脳に電極を埋めて性格を操る』最前線。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「税込みで2200円、価値は本当に十分。ロバート・ヒースという1950年代アメリカの天才脳外科医が、統合失調症や同性愛を治療するために脳手術をやり始めた——当時同性愛は『治療すべき病気』。1972年の精神医学雑誌に『患者B19号』の話が掲載されている。男性同性愛者の脳に電極を9本埋め込み、雇った風俗嬢相手にセックスをさせる、女性に積極的に行動すると快楽中枢に弱い電気が流れる——一週間後にはB19号は女性に魅力を感じるようになっていた。 ヒースの仮説:うつ病・統合失調症・アルコール依存症・薬物依存症はすべて脳内の『快楽回路』が故障してるから起きる。動物実験で証明、人間でも治療実績を出した。1960年代には奇跡の発見と称えられたが、70年代の反戦・人権運動で『同性愛を治療する』ことが社会の敵になり、ヒースは批判を受けて学会から消された。彼の研究は全部封印、デューレン大学が公開を拒否し続けてる。」

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スマホ脳

アンデシュ・ハンセン(久山葉子 訳) · 新潮社(新潮新書) · 2020

スウェーデンの精神科医アンデシュ・ハンセンによる、スマホが脳に及ぼす影響を最新の心理実験データから解明した世界的ベストセラー。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「著者のアンデシュ・ハンセンはスウェーデンの精神科医。スウェーデンというのは精神医療大国で、今この十何年で先進国にかかる人が劇的に増えてる、2倍以上に増えてる。国民の9人に1人が抗うつ剤の治療を受けてる——かなりの異常事態。 本のタイトルからすると『またスマホのせいにするんだろう』と思っちゃうんですけど、割と決めつけてない。世界中で大規模な社会実験が行われていて、そのデータがどんどん出てきている。3つにまとめると:(1) スマホはドラッグである、依存性があり鬱・不安・能力低下・睡眠障害を引き起こす。(2) IT企業はそれを利用している、自分達の子供からスマホを遠ざけている人もいる、現代の人間が持っている最後の資産である『時間と集中』を奪おうとしている。(3) SNSは承認欲求ではなく『生存本能』だ——食欲や睡眠欲よりも一段深いところにあるので、食事や睡眠を削ってのめり込むのは当たり前、理性」

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地球に住めなくなる日 「気候崩壊」の避けられない真実

デイビッド・ウォレス・ウェルズ(藤井 留美 訳) · NHK出版 · 2020

気候変動が産業革命前と比較して4℃上昇した時の地球シナリオを、科学的データと取材から徹底的に描いたNYマガジン特集記事の書籍化。世界的ベストセラー。

1人推薦 推薦者: 斎藤 幸平

「経済成長を優先する今の社会システムが続けば、80年後には地球の平均気温が産業革命前と比較して4℃上がるといわれています。この『4℃』がどれほど破壊的な上昇なのかがわかります。」

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FACTFULNESS(ファクトフルネス)10の思い込みを乗り越え、データを基に世界を正しく見る習慣

ハンス・ロスリング、オーラ・ロスリング、アンナ・ロスリング・ロンランド(上杉周作・関美和 訳) · 日経BP · 2019

データに基づいて世界を正しく見るための10の習慣を解説。ビル・ゲイツが米大学卒業生に1冊ずつ贈ったベストセラー。

1人推薦 推薦者: ひろゆき

「(最終購入7冊の1冊として確定)」

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毛沢東の大飢饉 史上最も悲惨で破壊的な人災 1958-1962 (草思社文庫)

フランク・ディケーター · 2019

「大躍進」により4500万人とも言われる餓死者を出した毛沢東政権の暗黒史を実証研究した一冊。

1人推薦 推薦者: 成毛 眞

「(このランキングは面白さの順ではありません。時々入れ替えます。絶版になった本はここから消えていきます)」

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すごい物理学講義

カルロ・ロヴェッリ · 2019

「ループ量子重力理論」の最前線をポエティックに語るイタリア物理学者の傑作。河出文庫。

1人推薦 推薦者: ナバル・ラビカント

「『すごい物理学講義』は物理学・詩・哲学・歴史を、極めて読みやすい形で1冊にまとめた本だ。(原文: Reality Is Not What It Seems is physics, poetry, philosophy, history packaged in a very accessible form.)」

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「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本

山下 泰平 · 柏書房 · 2019

山下泰平による明治娯楽物語論。森鴎外『舞姫』時代の裏で大ヒットしていた弥次喜多型小説(『宇宙世界膝栗毛』『人体道中膝栗毛』など)を追い、なぜ日本で『純文学だけが正統』という偏った伝統が生まれたかを解明。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「明治時代の文学といえば夏目漱石や森鴎外なんですが、実際に何十倍も売れたのは『明治娯楽物語』。本書はそれを言いとしている。明治はものすごい勢いで文明開花が進んだ——欧米の文学は敷居が高くて読めない、できれば講談調で読みたい、そこに答えたのが明治娯楽物語。 大流行したフォーマットは『弥次喜多』。1802年の十返舎一九『東海道中膝栗毛』のキャラクター(やじろべえと喜多八)を使い回す、現代の異世界転生もの・ラノベと同じ感覚——とりあえず弥次喜多をどっかへ行かせて、その世界の知識(西洋文化)を取り入れる。 『宇宙世界膝栗毛』(明治17年):弥次喜多が月へ行く。ジュール・ヴェルヌの宇宙旅行原作通り——大砲の弾でしがみついて飛ぶ(無重力描写は『すぐ喉が詰まる』とテキトーすぎる)。 『人体道中膝栗毛』(明治19年):旅費がないからミクロ化して人体内を旅する——『口車』は唇でできた水車、『嘘八百里とい」

1人推薦

ひとの気持ちが聴こえたら 私のアスペルガー治療記

ジョン・エルダー・ロビソン(ジョセフ 訳) · 早川書房 · 2019

ジョン・エルダー・ロビソンの自伝的ノンフィクション。アスペルガー症候群の男性が脳への電磁刺激の実験治療を受けて他者の感情が読めるようになった驚くべき記録。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「人の気持ちというのが全く理解できず、人間の顔色や表情も読めないアスペルガー症候群の男性が、脳への電磁放射という実験治療を受けて一気に理解できるようになるという話。しかもそれは普通の人々が分かるというレベルを突き抜けて、まるで超能力者に見えてしまう、顔とか目を見ただけで相手の人の気持ちや考えがほとんど全部わかってしまう、そこまで読めるようになってしまう。しかしこの治療法の欠点は効果が永続しないということ。短い場合はたった15分間、長くても数週間で消えてしまう。人の気持ちが分からず、この主人公はこれまで友達というのができたことがない、どんなに仕事で成功しても結局自分には友達が誰もいない、いつもパーティーでつまはじきになってしまう。そういう男には果たして友達がこれからできたのだろうか、そしてそれはすべて消えてしまった後に、もともとのアスペルガー症候群の男だけが残ってしまったのだろうかという話。文」

1人推薦

分解の哲学 ──腐敗と発酵をめぐる思考

藤原 辰史 · 青土社 · 2019

京都大学・藤原辰史による、腐敗・発酵・廃棄など「分解」を哲学的に問い直す試論。フレーベル、チャペック、生態学、修繕の美学を縦横無尽に論じる。

1人推薦 推薦者: 斎藤 幸平

「分解のペースから生産を捉え直さなければ、人新世がゴミの時代になってしまうでしょう。」

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天狗にさらわれた少年

平田 篤胤(今井秀和 訳) · KADOKAWA · 2018

江戸後期の国学者・平田篤胤が「天狗に攫われた」と名乗る少年・寅吉に取材した記録『仙境異聞』の現代語訳。

1人推薦 推薦者: きゃりーぱみゅぱみゅ

「岡本そのハマ・オカモト君と友達と何人かでご飯食べた時に、未確認生物の話とかUFOとか宇宙の話とかをするのなんか好きで、お互いの知識競うみたいになった時に、「そういえばなんかこの本知ってる」

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ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来 上

ユヴァル・ノア・ハラリ(柴田裕之 訳) · 河出書房新社 · 2018

『サピエンス全史』ハラリの続編。人類が飢餓・疫病・戦争という3つの害悪を克服した後、不死・幸福追求・神への進化という新たな目標に向かう21世紀の未来予想。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「人類はずっとずっと昔からひたすら3つの害悪と戦っていた。3つの害悪というのは、飢えると、伝染病と、戦争。宗教も科学も国家や政治も家族や恋愛も、すべてこの3つの害悪と闘うため、生き延びるためのシステム・ツールだった。 しかし人類はこの3つの害悪を滅ぼしてしまいつつある。飢餓を克服した人類——古代中国や中世のインドでは干ばつが起きると当たり前のように人口の1割が死んだ。1692年から94年あたりにヨーロッパで飢餓、フランスでは人口の15%・280万人が餓死、エストニアは20%、フィンランドは30%が餓死。今や肥満人口(21億)は栄養不良人口(8億)の倍以上。飢餓の時代は実は終わってる。 疫病——14世紀のペストは中国の人口の半分を殺し、ヨーロッパ人口の3割を滅ぼした。1520年スペインのメキシコ到達と共に天然痘が南北アメリカに広がり、アステカ帝国の人口は1年で2100万→1400万に減った」

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この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかた

ルイス・ダートネル · 2018

もし文明が崩壊したら、生存者は何を覚えていればゼロから再建できるか。物理・化学・農業・医療を「文明の再起動マニュアル」として解説した話題のサイエンス書。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「誰もいなくなった世界で文明の残りを集めるだけで十分エデンの園で生きていける。大きめのスーパーマーケットがあれば、たった1人で占領すると人間1人は55年間くらい生きていける。ペットフードまで含めれば63年ぐらい大丈夫。 しかしその祖父楽園は腐りかけている、食料・衣服・医薬品・機械など技術から生まれた産物は時と共に腐食し分解し劣化する。文明は自らに今までの勢いに乗って惰性で進める。生存者は自由に手に入る支援の山に囲まれていることに気が付く——豊かなエデンの村が。しかし砂時計はひっくり返されたのであり、砂は着実に落ちていく。 本棚から医学の専門書を引っ張り出して専門用語や薬品だらけのページをめくったとしたら何が理解できるだろうか。大学の医学の教科書はすでに莫大な予備知識を前提として書かれている。一般の読者向けの本など実はほとんど役に立たない。経営の成功術とか痩せたジムを自分のイメージするとか」

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株式投資で普通でない利益を得る

フィリップ・A・フィッシャー · 2016

成長株投資の祖フィッシャーの代表作。バフェットの投資哲学の15%を形作るとされる必読書。

1人推薦 推薦者: ウォーレン・バフェット

「私は85%がベンジャミン・グレアム、15%がフィリップ・フィッシャーでできている。(原文: I'm 85% Benjamin Graham and 15% Philip Fisher.)」

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日本人の9割が知らない遺伝の真実

安藤 寿康 · SBクリエイティブ(SB新書) · 2016

慶應義塾大学・行動遺伝学者の安藤寿康による、双子研究データから見えた『すべては遺伝で決まる』という残酷な真実。橘玲『言ってはいけない』の元ネタ。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「もともと安藤先生は『才能は生まれつきではない、人は環境の子なり』をスローガンにしたバイオリンの鈴木メソッドの信奉者であった。元々は『人間の才能は生まれながらのものではなくて、教育とか環境次第でいくらでも伸びる』って考え方だったのが、行動遺伝学を研究して双子の研究を集めるとデータが圧倒的に出てきて、ポジションが180度変わった。 一卵性の双子は遺伝子を100%共有してる、二卵性の双子は50%しか共有してない。親の能力や才能が子に遺伝するなら、一卵性と二卵性で発現の差が2対1になるようなものはほぼ遺伝で説明できる、というロジック。 知能は基本的には脳が作り出している、知能検査で測られるようなもの。流動性知能(頭の回転の速さ)は将棋の棋士みたいなことで18-19歳ぐらいでピークになる、社会性や様々な領域の知識は経験によって伸びるので死ぬ直前まで伸びる。すべての能力は——指紋も身長も肥満も——」

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USJを劇的に変えた、たった1つの考え方 成功を引き寄せるマーケティング入門

森岡 毅 · KADOKAWA · 2016

P&G出身の森岡毅がUSJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)の集客を倒産寸前から日本一のテーマパークに導いた実話。マーケティング論の必読書。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「USJを劇的に変えたたった1つの考え方。森岡毅さんのこのおっさんのあまりにもえげつないマーケティング手法の数々で、現在の日本のハロウィンの混乱具合はあるんだという風に複雑な気持ちを持ってるんだけど、本当にすごくいいよ、面白くて。 2010年に森岡が就任、当時USJは700万人台。映画特化のテーマパークをやめる戦略を決める——日本人が外出エンタメで使うお金の中で映画は1割にも満たない、それでテーマパーク作っても人入らない。映画の限定をやめてゲーム・アニメ・漫画・音楽・コンサートに対象を広げる『世界最高をお届けしたい』に転換。 2011年は10周年、ワンピースで攻めたら3月11日東日本大震災で自粛モード、ディズニーランドさえもイベント中止。彼は『関西から日本を元気にしよう、関西の子供を無料で招待』という橋下徹元知事案を採用、子供は0円でも中で食事もドリンクもお土産も買うから売上は実は下がら」

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読者ハ読ムナ(笑) いかにして藤田和日郎の新人アシスタントが漫画家になったか

藤田 和日郎 · 小学館 · 2016

『うしおととら』『からくりサーカス』藤田和日郎が新人アシスタントを漫画家にした実体験を綴った仕事論・人生論。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「『読者は読むな』というのは藤田和日郎が文字で書いた『アオイホノオ』『バクマン』への挑戦状というのが僕の考え。バクマンが生んでしまったのは作り手側の本音っぽいものを全部出したような気がしてるんですね。少年ジャンプはアンケート至上主義だ、まず3週間はネームこういうふうに出して、ページ目こういう注意点だ、こういう風に直して、と『バクマン』が物凄くマニュアル的に紹介している。それがストーリーと相まってめちゃくちゃ面白いんですけど、おかげで現場の先輩に何も聞かなくてもいい『俺はそういうことは分かって漫画業界に入ってきてるんだ』っていう小賢しい漫画家志望を山のように産んでしまった。 この本の中で僕がすごく面白かったのが、藤田さんのスタジオには『無言禁止』という張り紙があるぞ。アシスタントとして入ってきた人間は絶対に会話しろと言われる。聞かれたことに最低限しか答えないような奴はその場でクビにする、絵は」

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一汁一菜でよいという提案

土井 善晴 · グラフィック社 · 2016

料理研究家・土井善晴による家庭料理論。『美味しいご飯を作らなければいけない』という呪縛から主婦・主夫を解放し、ご飯と具沢山の味噌汁と漬物だけで十分という大胆な提案。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「土井善晴さんという料理研究家でありながら『家庭料理は美味しくなくていい』という大胆な提案をしている本。ご飯作る人がどれだけ『おいしいごはんを作る』という概念に縛られて苦しんでいるかを見て、これはガマンできないわってことで土井さんが出した本。 『美味しいご飯を作らなければいけない』という呪縛——一汁一菜とは具沢山の味噌汁と漬物があれば、それでご飯があれば十分。それ以外のご飯はよっぽど特別な日(晴れのご飯)は週に1回くらいで、日常生活はできるだけ手を抜くだけ抜き、冷蔵庫の中に余っているものを全部入れた味噌汁とかで構わない。 レシピを勉強して美味しいものを作るというのは毎日やる思考法ではない、心も体も疲れてしまう。炊飯器のスイッチを入れて——最近の米は早炊きモードで10〜15分で炊ける——15分以内で作れるおかずで誰でも(旦那でも誰でも)ほぼ毎日のようにおいしくないご飯を出すことが家庭にとっ」

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ナイチンゲール 上

クリスティン・ハナ · 2016

第二次大戦下のフランスで、レジスタンスとして連合軍兵士を救う姉妹の物語。Reese's Book Club 2023年3月の選書。

1人推薦 推薦者: リーズ・ウィザースプーン

「(Reese's Book Club Official Picks 2023年3月選定。Hello Sunshine の月次選書)」

1人推薦

限界費用ゼロ社会 〈モノのインターネット〉と共有型経済の台頭

ジェレミー・リフキン · 2015

IoT時代に商品の限界費用がゼロに近づき、資本主義が変容するという未来予測。落合の社会論の重要参照点。

1人推薦 推薦者: 落合 陽一

「限界費用がゼロに近づくと国家がプラットフォームを支配する余地が広がる。リフキンの予測を超えた段階を考える必要がある。」

1人推薦

我が闘争

堀江 貴文 · 幻冬舎 · 2015

ライブドア事件で収監され刑務所内で執筆した堀江貴文の自伝。ヒトラー『我が闘争』と同じタイトル。幼少期の貧困・東大時代・起業・ライブドア事件・収監までを綴った。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「あらゆる自伝には共通するパターンがあって、まず幼少期、2つ目満たされない何か、きっかけ、チャレンジ、挫折、新たなる希望——episode 6みたいな感じであなた向きも書いて、それで終わるってこれが1セットになっている。ホリエモンのこの本で言うと、幼少期は親の仲が悪い、満たされない何かは九州の片田舎に住んでいて頭だけが良かった、東京旅行で両親が地下鉄に乗れずに山手線でぐるぐる回って『なんで地下鉄も乗れないんだ』と思ったエピソードが前半のクライマックス。 結局これはホリエモンというのは、貧乏とかが辛いんじゃなくて『大人に思い通りにされるのが嫌』なんですよ。そして大人の思い通りにされないように踏ん張ってきた結果、逮捕されてしまって、ライブドア事件で刑務所に放り込まれて自由を2年間奪われるってクライマックス、というふうにできてる。自由を奪われたことがトラウマのコアなのでもう、東京に行けば自由にな」

1人推薦

権力の終焉

モイセス・ナイム · 2015

国家・企業・宗教などあらゆる組織で権力が崩壊していく現代を分析した一冊。ザッカーバーグのブッククラブ第1回課題図書。

1人推薦 推薦者: マーク・ザッカーバーグ

「本書は、権力がいかに移ろい、衰え、崩れていくかを論じている。世界の重要な変化を理解するうえで欠かせない一冊だ。」

1人推薦

暴力の人類史 上

スティーブン・ピンカー · 2015

人類は歴史的に見て暴力を減らし続けてきたという大胆な主張を、膨大なデータで検証する一冊。

1人推薦 推薦者: マーク・ザッカーバーグ

「歴史を通じて、人類は確実に暴力を減らしてきた。その理由を膨大なデータと共に検証する一冊。」

1人推薦

人間機械論 ―人間の人間的な利用― 第2版

ノーバート・ウィーナー · 2014

サイバネティクスの創始者ウィーナーがテクノロジーと人間の関係を哲学的に問う古典。落合のメディアアーティスト活動の根本にある一冊。

1人推薦 推薦者: 落合 陽一

「ウィーナー『人間機械論』は、デジタルネイチャー時代を考える上での出発点であり続けている。」

1人推薦

日本史の謎は「地形」で解ける【文明・文化篇】

竹村 公太郎 · PHP研究所 · 2014

元・国土交通省官僚の竹村公太郎が地形・治水の視点から日本史の謎を読み解くシリーズ。巻末「ピラミッドは何でできたのか」が必読。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「この本で巻末におまけでついてる『ピラミッドは何でできたのか』っていうやつがめちゃくちゃ面白い。ピラミッドはどうやって作ったのかはほぼ分かってるんですよ、ところがなんで作ったのかっていうのが実は全く分かってない。それに対してこの人が気象学と土木工学の知識から、河川の知識からナイル川の氾濫っていうのが基本的な理由でピラミッドができたのかっていうのをほぼ謎を解明してしまってる。エジプトで講演したら『あ、それだ』っていう風にいろんな人に言ってもらえる。古代の研究で『宗教』っていうのが出てきたら大体ちょっと怪しんだ方がいい——『宗教的』っていうのは原因不明の死を全部『心不全』って言ってるのと同じで、わかんなかったら宗教的って言ってるだけ。」

1人推薦

ピクサー流 創造するちから

エド・キャットムル / エイミー・ワラス · 2014

ピクサー創業者が、創造性を組織で持続させるためのマネジメント論を語った経営書。

1人推薦 推薦者: マーク・ザッカーバーグ

「クリエイティブな組織を作るには何が必要かを示した、ピクサー創業者による経営書の決定版。」

1人推薦

BORN TO RUN 走るために生まれた

クリストファー・マクドゥーガル · 2013

メキシコの先住民タラフマラ族の超長距離ランナーたちを追ったノンフィクション。ローガンの BJJ・フィットネス愛好家としての世界観に直結する一冊。

1人推薦 推薦者: ジョー・ローガン

「『BORN TO RUN』は人体について考え方を一変させた。マクドゥーガルは凄い。(原文: Born to Run changed how I think about the human body. McDougall is incredible.)」

1人推薦

国家はなぜ衰退するのか 上 権力・繁栄・貧困の起源

ダロン・アセモグル / ジェイムズ・A・ロビンソン · 2013

なぜ豊かな国と貧しい国があるのか。「政治・経済の制度」が国の繁栄を決めるという仮説を世界中の歴史で検証。

1人推薦 推薦者: マーク・ザッカーバーグ

「国の貧富を決定するのは地理でも文化でもなく「制度」

1人推薦

海賊の経済学 見えざるフックの秘密

ピーター・T・リーソン · 2011

「海賊」を経済学的に分析した異色のノンフィクション。アダム・スミスの「見えざる手」をもじり、海賊社会も合理的経済主体だったという論を実証データで展開。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「今日はめちゃくちゃ面白い本5選②をプレゼンします。」

1人推薦

ハーフ・ザ・スカイ 彼女たちが世界の希望に変わるまで

ニコラス・D・クリストフ / シェリル・ウーダン · 2010

世界の女性が直面する暴力・搾取・教育格差を取材した告発の書。Our Shared Shelfの最初期の課題書。

1人推薦 推薦者: エマ・ワトソン

「Our Shared Shelfの最初期に選んだ本。世界の女性たちのために何ができるかを問う一冊。」

1人推薦

マリー・アントワネット 上

シュテファン・ツヴァイク · 2007

ナチスから亡命した小説家ツヴァイクの傑作伝記。中野京子訳の角川文庫版。

1人推薦 推薦者: 林 真理子

「史実に添いすぎると無味乾燥な学術本。小説に引っ張りすぎては、ただの悲劇のマリーアントワネット、愛の物語になりがち。でも史実に添いながら、このおもしろさとは!」

1人推薦

眠れない一族 食人の痕跡と殺人タンパクの謎

ダニエル・T・マックス · 2007

プリオン病に翻弄されたイタリアの一族を追ったサイエンス・ノンフィクションの傑作。

1人推薦 推薦者: 成毛 眞

「(このランキングは面白さの順ではありません。時々入れ替えます。絶版になった本はここから消えていきます)」

1人推薦

自省録

マルクス・アウレーリウス · 2007

ローマ皇帝にしてストア派哲人マルクス・アウレリウスが自分自身に向けて書き続けた省察録。岩波文庫(神谷美恵子訳)。

1人推薦 推薦者: ナバル・ラビカント

「『自省録』は何度も読み返している古典だ。ストア哲学は私の生き方の指針となっている。(原文: Meditations is a classic that I keep returning to. Stoicism is the philosophy I live by.)」

1人推薦

解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯

ウェンディ・ムーア(矢野真千子 訳) · 河出書房新社(河出文庫) · 2007

18世紀ロンドンの天才解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯。墓荒らし組織のボスとして死体調達に天才的手腕を発揮、近代医学・歯科学を飛躍的に進歩させた表裏の英雄。ジキル博士とハイド氏のモデル。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「今回の中心になるのはジョン・ハンターというとんでもない男。一応医学上やってくれたことは、人体解剖の天才——お兄さんが外科医で、お兄さんのウィリアム・ハンターのために手伝って解剖を実験を繰り返して、結果的に外科手術を飛躍的に進歩させた医学全般の恩人。しかしその裏側では、解剖するための死体を調達する天才で、こいつのおかげでロンドンは恐怖の町・真の犯罪都市として恐れられることになった。だからジョン・ハンターがいなければ名探偵コナンという漫画も多分存在しなかった。 墓荒らしの4つのルール——(1) 貧乏人の墓に限る(金持ちは石造り・鉛の棺で深く埋まってる)、(2) 死体は必ず丸裸にして盗む(指輪一個盗めば窃盗罪で死刑だけど、死体そのものは所有者が誰もいないので何の罪にもならない)、(3) 暴いた後は何も盗まなかったフリをして埋め直す、(4) 縄張りがある。 ジョンはこの墓荒らしの世界に入ってロ」

1人推薦

新賢明なる投資家 上

ベンジャミン・グレアム · 2005

バリュー投資の聖典。バフェットがコロンビア大学院でグレアムから直接学んだ投資哲学の集大成。

1人推薦 推薦者: ウォーレン・バフェット

「これまでに書かれた投資の本の中で、群を抜いて最高の一冊だ。19歳でこの本を手に取ったことは、私の人生で最も幸運な瞬間の一つだった。(原文: By far the best book on investing ever written. Picking up that book at age 19 was one of the luckiest moments of my life.)」

1人推薦

ペルセポリス I イランの少女マルジ

マルジャン・サトラピ · 2005

イラン革命下を生き抜いた少女の自伝的グラフィックノベル。Our Shared Shelfで2016年6月の課題書に選定。

1人推薦 推薦者: エマ・ワトソン

「Our Shared Shelfで紹介しました。少女が革命の中で生き抜く力強さを伝える物語です。」

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逆説の日本史 7 中世王権編

井沢 元彦 · 2003

井沢元彦による「日本史の謎」を独自解釈で読み直すシリーズ第7巻。室町期、足利義満が天皇位を簒奪しようとした説など、教科書では語られない解釈を提示する。

1人推薦 推薦者: 岡田 斗司夫

「井沢元彦さんの逆説の日本史7巻中世王権編。僕、こんな逆説の日本史とかそんな大業なタイトル書いてる本はちょっとあまり好きじゃなかったんですけど、今日プレゼンするのがうまくてついつい読んでしまいまして。塾の先生やってる人なんで話し方が先生で『室町時代の将軍といえば誰もが知っている足利義満』っていうところから入られて、全員ちょっと下を向いてしまって——『そんなやつもいたよな』って俺もなんか『足利義満って誰だっけ』、金閣寺を立てたおっさんですね。この足利義満、肖像画が残ってるんですけど坊主なんですよ。歴代将軍で坊主の人っていない。なんで坊主かっていうと、実は足利義満っていうのは天皇の位を簒奪する、つまり奪い取ることを考えていた。日本人は頭がいいから天皇という権威をそのままにして実権を握るために将軍職っていうのができた。3代目の足利義満の時代に、彼は将軍になろうとしてでもこのまま将軍のまま一気に天皇」

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イノベーションのジレンマ 増補改訂版

クレイトン・クリステンセン · 2001

巨大企業がなぜ破壊的イノベーションに敗れるのかを解明したハーバードビジネススクール教授の名著。

1人推薦 推薦者: ジェフ・ベゾス

「Innovator's Dilemma は経営に決定的な影響を与えた本。Kindle/AWSはこの理論に従って作った。」

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ご冗談でしょう、ファインマンさん 上

リチャード・P・ファインマン · 2000

ノーベル物理学賞受賞者ファインマンの破天荒なエピソードを綴った自伝的エッセイ。

1人推薦 推薦者: 成毛 眞

「(このランキングは面白さの順ではありません。時々入れ替えます。絶版になった本はここから消えていきます)」

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ご冗談でしょう、ファインマンさん 下

リチャード・P・ファインマン · 2000

上巻からつづく、知の巨人ファインマンの愉快で痛快な冒険譚の続編。

1人推薦 推薦者: 成毛 眞

「(このランキングは面白さの順ではありません。時々入れ替えます。絶版になった本はここから消えていきます)」

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ビー・ヒア・ナウ

ラム・ダス · 1987

ハーバード心理学教授からスピリチュアルリーダーに転身したラム・ダスが、東洋哲学・ヒンドゥー教・禅を紹介する1971年のベストセラー。ジョブズが大学時代に夢中になり、彼の人生哲学とAppleの思想に深い影響を与えた一冊。

1人推薦 推薦者: スティーブ・ジョブズ
1人推薦

特命全権大使 米欧回覧実記 1 (岩波文庫)

久米 邦武 · 1977

明治初期の岩倉使節団が米欧12カ国を1年9か月かけて視察した、近代日本の出発点を記す公式報告書。

1人推薦 推薦者: 成毛 眞

「(このランキングは面白さの順ではありません。時々入れ替えます。絶版になった本はここから消えていきます)」

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Reading Genesis

Marilynne Robinson

ピュリツァー賞作家ロビンソンによる、聖書創世記の文学的・神学的読解。創造・暴力・契約をめぐる深い洞察を、現代の読者へ向けて書き下ろした一冊。

1人推薦 推薦者: バラク・オバマ

「夏は新しい本を見つけるのに最高の季節。今年も、ぜひ皆さんと共有したいリストができた。」

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革命 仏大統領マクロンの思想と政策

エマニュエル・マクロン(山本知子・松永リサ 訳) · ポプラ社

フランス大統領マクロンが大統領選挙で勝つために書いた思想と政策の自著。プロパガンダ書を超えた本格的論考として高く評価。

1人推薦 推薦者: 出口 治明

「マクロンが書いた『革命』という本があります。ポプラ社が出ています。これは大統領選で勝つために書いた本なので、プロパガンダの本かと思ってあんまり読む気がしなかったんですけど、読み始めて引き込まれましたけれど、すごいいい本ですよね。マクロンは全部、自分の議論、言葉の定義から始めています。フランス人とは何か——それはフランス語をマザータングで話す人で、書類上の問題ではないと言い切ってますよね。なんかどっかの底泥、やれ在日やとか何代過ぎだとか、そんなアホなことを言う人とは違いますよね。フランスという国も定義しています。フランスという国はプロジェクトをやる、と。じゃあ何を目指すプロジェクトか——人々をいろんな制約から解放するプロジェクトである。自分の政策に至る道を全部自分の言葉で定義しながら再構築している。こういう人間を作ることが全てでしょうね。」

1人推薦
1人推薦 推薦者: 出口 治明

「面白い。まるで推理小説を読むようだ。しかも、嬉しいことにカラー版、美術好きには堪らない1冊だ。本書は、史上最高の画家、レオナルド・ダ・ヴィンチの最も有名な作品「モナリザ」

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周―理想化された古代王朝 (中公新書)

佐藤 信弥 · 中央公論新社

出口 治明が HONZ で執筆した書評対象書。

1人推薦 推薦者: 出口 治明

「中国では、常に古代の聖天子の時代が憧憬される。伝説の堯や舜はともかく実在が確実視される周の文王や武王、周公旦の時代である。周は約800年続いたが、これまで意外なことに読みやすい通史がなかった。本書は待望の1冊である。 従来の中国の古代史は概ね司馬遷の叙述(史記)など伝世文献に依拠してきたが、当時の金文(青銅器に彫られたもの)や竹簡などの同時代資料が陸続と発掘されるにつれ、古代王朝の実像が少しずつ詳らかになってきた。著者は、伝世文献と出土文献をバランスよく渉猟し、周を読み解くキーワードとして祀(祭祀)と戎(軍事)を取り上げた。なるほど、切れ味はよさそうだ。 殷(商)を倒して周が成立した牧野の戦い(BC11世紀後半)。これは関ヶ原のような大決戦ではなくむしろ桶狭間のような戦いであったようだ。」

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プラハの墓地 (海外文学セレクション)

ウンベルト・エーコ 翻訳:橋本 勝雄 · 東京創元社

出口 治明が HONZ で執筆した書評対象書。

1人推薦 推薦者: 出口 治明

「僕が初めてプラハのユダヤ人墓地を訪ねたのは晩秋で、ベルリンの壁が崩れるずっと以前のことだった。薄暗い墓地を巡ったあと、小さいゴーレム人形を記念に買ったのを覚えている。ナチのホロコーストに霊感を与えた史上最悪の反ユダヤ主義の偽書「シオン賢者の議定書」

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マナス (エクス・リブリス・クラシックス)

アルフレート・デーブリーン 翻訳:岸本 雅之 · 白水社

出口 治明が HONZ で執筆した書評対象書。

1人推薦 推薦者: 出口 治明

「僕たちは、叙事詩をすっかり忘れてしまったのではないか。ギルガメシュ、イーリアス、シャー・ナーメなどに満ち溢れていたあの懐かしい英雄たちの雄叫びは消えて久しくなってしまった。ポーランド生まれのユダヤ人で、第二次世界大戦前のドイツで活躍した作家、デーブリーンは、本書、マナスで、叙事詩を見事に現代に甦らせた。端倪すべからざる力技である。 第一部、亡者が原。インド・ウダイプルの王子マナスは敵を打ち破り都に凱旋するが、戦場での恐るべき死の光景がマナスを苛む。「ウウィイー、ウウィイー 死者たちのところへ行きたい この世を去って かれらのところへ行きたい」

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すべての見えない光 (新潮クレスト・ブックス)

アンソニー ドーア 翻訳:藤井 光 · 新潮社

出口 治明が HONZ で執筆した書評対象書。

1人推薦 推薦者: 出口 治明

「戦争を背景にした作品には名作が多い。戦争という極限の過酷な環境が、人間性を際立たせるからだろうか。第二次世界大戦かつ比較的新しい作品に限ってみても、「朗読者」

1人推薦
1人推薦 推薦者: 出口 治明

「交易から文明が生まれる。動物は棲息する生態環境の拘束から逃れることはできないが、ヒトだけが異なる生態環境からモノを移転して生態環境を自らの好むように改変したのである。交易を管理するために統一的な暦が編まれ、文字が発達し、交易の場所から都市が生まれた。異なる文化に交易ルールを強制し、違反者を取り締まるために権力が生まれ、その権力を正当化するために特定の宗教やイデオロギーが発達した。 そして交易の方法は、略奪・互酬・貢納・徴収・市場と進化した。本書は、この壮大な上田史観をタカラガイを切り口にして、BC5千年を超えるアッシリアから現代までの悠久の時間と、大興安嶺のふもとから西アフリカに至る広大な空間を舞台に縦横に論じたものである。 第一部は史料の渉猟による「時をたどる旅」

1人推薦
1人推薦 推薦者: 出口 治明

「子どもの貧困がよく話題に上るが、その実態を知っている人は意外に少ない。本書は、日本財団子どもの貧困対策チームがまとめたものであるが、この問題の「鳥瞰図」

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ムハンマド──世界を変えた預言者の生涯

カレン・アームストロング 翻訳:徳永里砂 · 国書刊行会

出口 治明が HONZ で執筆した書評対象書。

1人推薦 推薦者: 出口 治明

「1年に約33,000人もの人がテロの犠牲となっているが(2014年)、犠牲者の約80%は、イラク、ナイジェリア、アフガニスタン、パキスタン、シリアの人々である。いずれもイスラームの影響が強い国で、テロ組織であるISĪLの指導者は嘗てのイスラーム帝国のリーダーであったカリフを名乗っている。 イスラームに世界の耳目が集まっているが、何事であれ物事の本質を理解するためには、その始源の姿を学ぶことが大切だ。本書はイスラームの創始者ムハンマドの出色の伝記である。しかも、著者は元ローマ教会の修道女という異色の経歴を持っているのだ。 第1章「マッカ」

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1人推薦 推薦者: 出口 治明

「人類のグローバリゼーションは海の道と草原の道を結んだクビライ治下のモンゴル世界帝国で最初のピークを迎えた、と一般には考えられているが、モンゴル帝国の創始者・チンギス・カンについては意外とその治績が知られていない。本書は、長年モンゴルで発掘を続けてきた考古学者が描く等身大のチンギス像である。 遊牧民は放浪するのではなく、ある程度決まった場所を1年かけて季節移動する。「千戸制」

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音楽と沈黙 1

ローズ トレメイン 翻訳:渡辺 佐智江 · 国書刊行会

出口 治明が HONZ で執筆した書評対象書。

1人推薦 推薦者: 出口 治明

「無謀にも30年戦争に介入して一敗地にまみれたデンマーク王、クレスチャン4世。戦で親友をも亡くしローセンボー城で塞ぎこむ王のもとに、イングランドから美貌のリュート奏者ピーターが訪れる。王はピーターを天使かと見紛い、亡き親友の面影を夢見てピーターを囲い込む。 音楽が好きな王は宮廷楽団を抱えているが、楽団は沈黙の地下のワイン貯蔵室で演奏し特殊なパイプを通じて王の謁見室に妙なる調べが流れるようになっている。王は訪れる人々を驚かせることによって慰めを見出しているのだ。 若い王妃、キアステンの心はとっくに王から離れている。キアステンはドイツ人貴族と密通し官能に溺れている。富裕な地主ヨハンの娘、エミリアは末の弟マークスが生まれた直後に母を亡くす。」

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1人推薦 推薦者: 出口 治明

「ある考古学者がイラク南部で、四千年以上昔の木のパネルを発見した。美しい彫刻が施されていたが、蝶の羽のようにもろくなっていた。見つめていると雨が降りはじめ、写真を撮る間もなくパネルは溶けて泥と化した。中東の多様な宗教と民族のモザイク模様は長く輝かしい歴史の記念碑とも言うべきものだが、現在崩壊に向かっている。中東に恋をした元外交官の著者は、その姿を書き留めておこうと旅に出た。 本書には7つの秘教が取り上げられている。アダムの息子セトの家系を自任するマンダ教徒は、二元論(光と闇)を基にチグリス川で洗礼を行いイラク南部の沼沢地帯で1800年以上生き抜いてきたが、イラク南部が戦場となった湾岸戦争やイラク戦争で大きな打撃を受けた。」

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古代東アジアの女帝 (岩波新書)

入江 曜子 · 岩波書店

出口 治明が HONZ で執筆した書評対象書。

1人推薦 推薦者: 出口 治明

「本書の冒頭で、80歳を超えた著者は、高らかにかつこの上なく明晰に述べる。「これまで女帝は中継ぎの存在にすぎない、あるいは巫女的な役割であったなどその存在を矮小化されてきた。しかし、それは古代社会を男性中心に考える歴史観の偏見にすぎないのではないだろうか。時系列に従って箇条書き的に事柄を並べる正史の底流を繋いでいくと、逆に、伝統に依存した男性支配の政治の停滞と破綻が見えてくる」

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1人推薦 推薦者: 出口 治明

「性的マイノリティ(LGBT)の権利保障の動きが世界的に進んでいる。LGBTとは、Lesbian(レズビアン)、Gay(ゲイ)、Bisexual(バイ・セクシャル)、Transgender(トランスジェンダー)の頭文字をとった総称であり、2000年のネーデルランド(オランダ)を皮切りに、ベルギーやスペイン、カナダ、南アフリカと同性婚を認める国が次々と出てきた。 06年にはLGBTの権利の擁護をうたったモントリオール宣言が採択され、15年時点で同性婚を認めている国・地域は24にのぼるという。登録パートナーシップ制などを含めると、G7では日本を除くすべての国が対応済みだ(3国が同性婚を是認)。」

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冬の王

トマス・ペン 翻訳:陶山 昇平 · 彩流社

出口 治明が HONZ で執筆した書評対象書。

1人推薦 推薦者: 出口 治明

「フランスとの100年戦争に敗れたイングランドは、後に薔薇戦争と呼ばれた王族間(ランカスター家vsヨーク家)の血腥い内戦に突入した。そして、最後に勝ち残ったのがランカスター家傍系のヘンリー・テューダー(ヘンリー7世)だった。6人の妻を持ったヘンリー8世やエリザベス女王(1世)で有名なテューダー朝の幕開けである。本書は、闇の君主と呼ばれ、これまで語られることの少なかったヘンリー7世の本格的な評伝である。 ヘンリー5世(ランカスター朝2代目の英主)の寡婦、フランス王女キャサリンは、ウェールズ人の寝室係オーウェン・テューダーと密かに結婚してエドムンドを生んだ。」

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外来種は本当に悪者か? 新しい野生 THE NEW WILD

フレッド・ピアス 翻訳:藤井留美 · 草思社

出口 治明が HONZ で執筆した書評対象書。

1人推薦 推薦者: 出口 治明

「外来種と言えば、琵琶湖の在来種を脅かすブルーギルやブラックバスが脳裏に浮かぶ。いかにして駆除するか、心ない放流を食い止めるか。獰猛な外来種から琵琶湖の自然を守れ。確かにそうだと思う反面(因みに、僕は琵琶湖の外来種の駆除にはずっと賛成している)、何か心にひっかかるものをずっと感じていた。本書は、この問題に正面から挑んだ力作である。 冒頭、南大西洋・アセンション島の鬱蒼とした雲霧林(グリーン山)が紹介される。原始の状態が残っていると考えた著者の推測は完全にはずれた。ダーウィンが訪れたときは丸裸の島で人間が持ち込んだ外来種が島を緑に変えたのである。」

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われらの子ども:米国における機会格差の拡大

ロバート・D・パットナム 翻訳:柴内 康文 · 創元社

出口 治明が HONZ で執筆した書評対象書。

1人推薦 推薦者: 出口 治明

「わが国ではシングルマザーの家庭を中心として、子どもの実に6人に1人が貧困に喘いでいる、といわれている。このまま放置すると、社会的損失は40兆円に達するとの試算もある(「子供の貧困が日本を滅ぼす」

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ビジュアル 進化の記録 ダーウィンたちの見た世界

ロバート・クラーク(渡辺 政隆 訳) · ポプラ社

ナショナルジオグラフィック写真家ロバート・クラークが200枚以上の美しい写真でダーウィンの進化論を視覚化した野心作。

1人推薦 推薦者: 出口 治明

「ベンチャー企業の経営を10年やってみて、分かったことの1つは、ダーウィンの進化論の根源的な正しさだった。強いものや賢いものが生き残るのではない、世界はどう変化するか誰にも分からないのだから、運と適応以外に生き残る術はない。全くもって、その通りだと思う。…本書は、歴史を変えたダーウィンの進化論を…美しい200枚以上の写真(視覚)で説明しようとした野心作である。…少し値は張るが、読む価値のある本だ。」

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移民が導く日本の未来 ポストコロナと人口激減時代の処方箋

毛受 敏浩 · 明石書店

日本国際交流センター執行理事・毛受敏浩による、人口激減時代における移民政策の処方箋。

1人推薦 推薦者: 出口 治明

「本書は、少子高齢化に伴う人口減少を日本の最大の危機と捉え、既に外国人なしでは日本の経済が回らない現状を踏まえて、他の先進国同様に移民政策を構築して日本の社会のレジリエンスを多様な面で高めてくれる人材を広く海外から迎え入れる処方箋を具体的に述べたものである。…ともあれ、歴史を見ると、人口が減って栄えた国や地域は一つもない。わが国は、今こそ移民を含めた人口問題に逃げずに立ち向かわなければならない。」

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民主主義とは何か

宇野 重規 · 講談社現代新書

東京大学社会科学研究所・宇野重規による、民主主義の歴史と現代的諸問題を1冊に凝縮した名著。

1人推薦 推薦者: 出口 治明

「民主主義が危機に瀕しているといわれて久しい。しかし、そもそも民主主義とは何であり、今何が問題になっているのか、…そういったモヤモヤした疑念を一掃してくれる読みやすい本はこれまでなかったように思われる。その意味で、本書は民主主義を巡る諸問題とその解決の方向性を1冊に凝縮した待望の本だ。丁寧に論理づけて語られているので、とても腹に落ちやすい。…本書は、またとない民主主義の履歴書でもあるのだ。」

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教養としての「中国史」の読み方

岡本 隆司 · PHP研究所

京都府立大学・岡本隆司による中国史の読み方。中国4000年の歴史を「人を理解するように国を理解する」視点で読み解く。

1人推薦 推薦者: 出口 治明

「中国を理解するにはどうしたらいいか。人を理解するためには、その人の来歴、即ち履歴書を読むように、ある国を理解するにはその国の歴史を紐解くしか方法はない。しかし、中国4000年の歴史を紐解くのは大変だ。手練れの道先案内人が必要だ。本書は気鋭の碩学によるまたとない道標である。…とても示唆に富む名著だと思料する。」

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クリミア戦争 上

オーランドー・ファイジズ(染谷徹 訳) · 白水社

ロシアとヨーロッパの対立を長い歴史から解き起こす歴史ノンフィクションの大作。クリミア半島をめぐる現代の対立も同じ構図で理解できる。

1人推薦 推薦者: 出口 治明

「プーチンがクリミア半島をああいう形で接したことが新聞とか読んでもあんまり分からなかったんですよ。で、今年の春に白水社から出たクリミア戦争という上下の本があるんですけど、これ読んだら目から鱗がバサっと落ちて、ああ、なるほどと全てが分かったんですよね。」

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米中戦争前夜――新旧大国を衝突させる歴史の法則と回避のシナリオ

グレアム・アリソン(藤原朝子 訳) · ダイヤモンド社

ハーバード大学のグレアム・アリソンが、新興勢力と既存大国が衝突する「トゥキディデスの罠」を歴史16事例から検証。米中対立を読み解くための必読書。

1人推薦 推薦者: イーロン・マスク

「もう一度言うが、この本は心からおすすめする。オーディオ版が素晴らしい。」

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八月の砲声 上

バーバラ・W・タックマン(山室まりや 訳) · ちくま学芸文庫

第一次世界大戦勃発に至る1914年8月の31日間を、各国の指導者・将軍たちの誤算と判断ミスから描き切るピュリッツァー賞受賞のノンフィクション。

1人推薦 推薦者: イーロン・マスク

「オーディオブックのおすすめ:…バーバラ・タックマン『八月の砲声』…」

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隷従への道

フリードリヒ・A・ハイエク(村井章子 訳) · 日経BPクラシックス

ノーベル経済学賞受賞者ハイエクが、計画経済・全体主義への滑落の危険を警告した古典。1944年刊行以来、自由主義経済学の最重要文献の一つ。

1人推薦 推薦者: イーロン・マスク

「オーディオブックのおすすめ:…ハイエク『隷従への道』…」

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点火! 液体燃料ロケット推進剤の開発秘話

ジョン・D・クラーク(高田剛 訳) · プレアデス出版

ロケット推進剤の開発史を、化学者ジョン・クラーク自身が辛辣なユーモアと現場の実感で語る古典。SpaceXの内部教科書としても知られる。

1人推薦 推薦者: イーロン・マスク

「ジョン・クラーク『点火!(Ignition!)』」

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獄窓記

山本 譲司 · 新潮文庫

堀江 貴文が公的に推薦コメントとして発表した本。

1人推薦 推薦者: 堀江 貴文

「本書は収監されて間もない頃に読んだ印象的な1冊だ。秘書給与詐取で1年6ヵ月の実刑判決を受けた著者は、黒羽刑務所に収容される。与えられた仕事は僕と同じで、高齢者や障害者の介護衛生係である。」

1人推薦

経済ってそういうことだったのか会議

佐藤 雅彦/竹中 平蔵 · 日経ビジネス人文庫

堀江 貴文が公的に推薦コメントとして発表した本。

1人推薦 推薦者: 堀江 貴文

「経済学は世の中のいろんなものを、お金の動きで見るとどうなるか、という視点を与えてくれるものだと思う。少しでも経済学の視点を持つことで、いろんなことが面白く見えてくるのでオススメだ。」

1人推薦

日本人がグローバル資本主義を生き抜くための経済学入門

藤沢 数希 · ダイヤモンド社

堀江 貴文が公的に推薦コメントとして発表した本。

1人推薦 推薦者: 堀江 貴文

「内容はタイトルの通り。グローバル資本主義を理解するためのマクロ経済学のマインドセットが、藤沢さんの冴えた筆致とともにパッケージされている、お得な1冊だ。」

1人推薦

世界は贈与でできている――資本主義の「すきま」を埋める倫理学

近内 悠太 · NewsPicksパブリッシング

「贈与」という観点から資本主義の隙間を埋める倫理学を構築する哲学的論考。「お金配り」を実践する前澤友作が読書購入を公言した一冊。

1人推薦 推薦者: 前澤 友作

「買ってみた。ちなみにお金配りも贈与です。」

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皇帝の新しい心

ロジャー・ペンローズ

数理物理学者ペンローズの大著。意識と量子力学の関係を論じる、茂木健一郎を脳科学に導いた決定的な本。

1人推薦 推薦者: 茂木 健一郎

「大学院生の頃の1989年に初めて読んだ時、世界が今までと変わって見えた。これほど知的興奮を覚えた経験は人生で数えるくらいしかない。」

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ハッブル望遠鏡が見た宇宙 カラー版

野本 陽代/R・ウィリアムズ · 講談社ブルーバックス

南場 智子が公的に推薦コメントとして発表した本。

1人推薦 推薦者: 南場 智子

「尊敬する人のお気に入りと聞いて、コンパクト版を購入し、以来、時々眺めます。大気に遮られずに天体から光を集め、宇宙の営みの多くを解明して来たハッブル望遠鏡。とにかく画像の美しさに魅せられます。」

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硯の中の地球を歩く

青柳 貴史 · 左右社

成毛 眞が HONZ で執筆した書評対象書。

1人推薦 推薦者: 成毛 眞

「端正な本だ。内容に不釣合いなカバーと帯を取りはずすと、表紙には原寸大に近い一面の硯が刷られている。装丁だけでなく、紙質や印刷も素晴らしい。ゆっくりと味わうように読んだ。 著者は書道道具店の四代目。浅草の店では定番の筆や墨なども取り扱っているが、高級な硯は代々の店主がみずから原石を内外で買い付け、手作りで調製したものだ。文化財レベルの硯の修理なども手がけており、世界中のプロから頼りにされているという。 帯には「冒険とうんちくの書」

1人推薦
1人推薦 推薦者: 成毛 眞

「これほど丁寧で網羅的に放射線を説明している本をほかに知らない。この本を書棚に入れておけば、なにか事が起こったときにいつでも引き出して正確な知識を得ることができるだろう。健康診断でCT検査やPET検査を受けるときにも参考になる。しかも、科学に興味のある小中学生なら、最後まで読み終えることができるほどのわかり易さだ。 著者はつくば市にある高エネルギー加速器研究機構の准教授。長い金髪で知られるニュートリノ研究者だ。これまでにも『すごい実験』や『すごい宇宙論講義』などの一般向けベストセラーを書いている。 本書は現在も公開されている同名の無料サイトを一冊の本にしたものだ。本文の内容に差異はない。しかもスマホ用に最適化しているため、書籍よりも無料サイトのほうが読みやすい人もいるだろう。」

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広重TOKYO 名所江戸百景

小池 満紀子 · 講談社

成毛 眞が HONZ で執筆した書評対象書。

1人推薦 推薦者: 成毛 眞

「見開きの右頁全面には、歌川広重の名所江戸百景から選んだ一枚の浮世絵。左頁には広重がその浮世絵を描いた場所の地図と、浮世絵に描かれている文物の絵解き。さらに時代背景や鑑賞のポイントも解説されている。つや消しの上質紙を使って、119枚もの浮世絵を取り上げているのだから、重量感のある小体な美術解説書という趣きだ。 たとえば、ゴッホが模写したことで有名な「大はしあたけの夕立」

1人推薦
1人推薦 推薦者: 成毛 眞

「新国立競技場の建設が佳境に入った。2月からは屋根工事もはじまり、20基もの大型クレーンが同時に動き回る様子は壮観だ。敷地面積11万3000平米、総工費1500億円を超える巨大現場である。完成すると6万8000人の観客を飲み込むという。 いっぽう、福島県双葉町・大熊町ではそれをはるかに凌ぐ規模の工事が進んでいる。敷地面積は30倍の350万平米、総工費は50倍の8兆円。完了まで30〜40年かかると見積もられている福島第1原発廃炉工事だ。 新国立競技場を47都道府県それぞれに建設するような規模なのだが、その全貌が一般のメディアで語られることはない。あまりに専門的すぎるからだ。 本書は土木専門誌「日経コンストラクション」

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核兵器

多田将 · 明幸堂

成毛 眞が HONZ で執筆した書評対象書。

1人推薦 推薦者: 成毛 眞

「1945年、人類初の核兵器が広島と長崎の一般市民殺戮を目的に使用されてから70年あまり、その後一発も戦場では使われていない。 それは核保有国の倫理観や戦略的自制というよりも、たまたま核保有国間の戦争がなかったからであり、人類にとっては単なる僥倖でしかないのかもしれない。アメリカ、ロシア、中国だけでも合計1万発を超える核兵器を保有していると見られているのだから。 本書はその核兵器の基本原理から最新構造までを、現役の物理学者が徹底的に解説した稀有な技術書である。価格も9000円台と超弩級だし、数式やグラフも多様されているため、一般の読者向けに書かれたことは間違いない。 しかし、たとえ北朝鮮の軍事技術者が本書を手に入れたからといって、核兵器開発が前に進むというものでもない。」

1人推薦
1人推薦 推薦者: 成毛 眞

「ツイードジャケットは英国製よりもイタリア製のほうが好きだ。柔らかく、シワになりやすいが、肌に馴染んで、なによりも色合いが美しい。 本書はそのイタリアの織物のように軽やかで、味わい深く、時には風を通すような美しい本だ。紙質、装丁など、どこを見ても丁寧に作られた一級品だ。文章は清々しくも温かい。上質のツイードそのものなのだ。 それもそのはず、内田洋子はイタリアの時空を縱橫に飛びまわり、掌編小説のようにエッセイ仕立てのノンフィクションを書く名手だ。 あくまでも著者が見たまま、聞いたままを文章に落としているだけだ。長文の写真キャプションのようでもある。しかし、その文章に音楽を感じるのは評者だけだろうか。 今回、内田洋子はイタリアの山村、モンテレッジォの物語を描いた。」

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アインシュタインの旅行日記: 日本・パレスチナ・スペイン

アルバート アインシュタイン 翻訳:畔上 司 · 草思社

成毛 眞が HONZ で執筆した書評対象書。

1人推薦 推薦者: 成毛 眞

「1922年(大正11年)11月17日アインシュタインは神戸港に到着した。この日は京都の都ホテルに宿泊。日記には「下の町はまるで光の海。強烈な印象」

1人推薦
1人推薦 推薦者: 成毛 眞

「久しぶりに出会った、上品にして趣深いエッセイとして読んでいる最中だ。読み終えるのがもったいないのだ。 全35章。3章ほどをゆっくりと読むために、わざと場所と時間を変えている。早朝のカフェでクロックムッシュと、午後はおにぎりをほおばりながら公園のベンチ、夜はウイスキー片手にベッドの中という具合だ。 広重の「東海道五十三次」

1人推薦
1人推薦 推薦者: 成毛 眞

「霞ヶ浦のレンコン農家に生まれ、社会学で博士号を取得し、民俗学の研究者となり、二刀流ではじめた超高級レンコンの商品開発に成功したアラフォーの物語だ。いまではニューヨークやパリのレストランでも使われているという。 しかし、けっして頭脳明晰な新世代農業経営者の成功物語ではない。研究者として民族学会に出席していた著者は、先輩研究者から「中国行ってレンコン1本1万円で売ってきなさい」

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山口晃 親鸞 全挿画集

山口 晃 · 青幻舎

成毛 眞が HONZ で執筆した書評対象書。

1人推薦 推薦者: 成毛 眞

「厚さは約4.5cm、総ぺージ数696の大型本だ。重さは1kg以上。我が家のキッチンスケールの針が振り切れたので計測不能だった。 2008年9月から2014年7月まで1052回にわたって地方紙に連載された五木寛之の長編小説『親鸞』に添えられていた挿画の総集である。もちろん1052点の挿画は原画通りフルカラーで収録されている。 若い世代には、五木寛之の小説を読んだことはないが、山口晃の絵は好きだという人も多いかもしれない。私もその口で、この挿画集は楽しみにしていた。 山口晃の絵の魅力は見る側の想像力をかならず超えることだ。」

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師弟

野村 克也/宮本 慎也 · 講談社

野村 克也が公的に推薦コメントとして発表した本。

1人推薦 推薦者: 野村 克也

「オレとヤクルト監督時代の教え子・宮本慎也が、8つのテーマを設け、弱者の戦い方について交互に語っていく本。プロセスで重視すべきは何か?一流になるための努力のしかたとは?など、プロ野球界で生き残るために必死で磨いてきた方法論が書かれている。」

1人推薦

収奪された大地 ラテンアメリカ五百年

エドゥアルド・ガレアーノ(大久保光夫 訳) · 藤原書店

斎藤 幸平が公的に推薦コメントとして発表した本。

1人推薦 推薦者: 斎藤 幸平

「そんな観点からまず挙げたいのがガレアーノの『収奪された大地』です。ヨーロッパの帝国主義がラテンアメリカから500年にわたって豊かな資源を奪い取っていった様を描いており、グローバルサウスからの収奪という、今も重要な視点で問題を提起しています。」

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三つの革命 ドゥルーズ=ガタリの政治哲学

佐藤 嘉幸/廣瀬 純 · 講談社選書メチエ

斎藤 幸平が公的に推薦コメントとして発表した本。

1人推薦 推薦者: 斎藤 幸平

「ドゥルーズとガタリの思想は難解である。だが、間違いないのは、それが革命の思想だということだ。資本主義の限界が浮かび上がるコロナ禍においてこそ読み直すべき、フランス現代思想をわかりやすく解説した名著。」

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MMT 現代貨幣理論とは何か

井上 智洋 · 講談社選書メチエ

斎藤 幸平が公的に推薦コメントとして発表した本。

1人推薦 推薦者: 斎藤 幸平

「コロナ禍で救世主として注目される現代貨幣理論(MMT)。だが大胆な財政出動で、本当に財政破綻しないのか? 異端とされる反緊縮理論の仕組みをわかりやすく説明し、新しい社会の可能性を問う。」

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さらば、政治よ 旅の仲間へ

渡辺 京二 · 晶文社

鈴木 敏夫が公的に推薦コメントとして発表した本。

1人推薦 推薦者: 鈴木 敏夫

「最近、世界情勢がどうのこうの、そして、日本はどうなるのかなどなど憂国の議論が日本を覆うが、そんなことは知った事じゃ無い、どうでもいいこと。反骨の人、渡辺京二の現代を生きる知恵とは?」